アダルトチルドレンの悩みを3ステップで解決その5:不要な思い込みをイメージで解く
前回、「不要な思い込み」は、『潜在意識の特徴であるイメージや五感(体感覚)・感情を使って、その当時の『本当の思い』と『本当の気持ち』を解放することで解くことができる』ということをお話しました。
では、実際の心理カウンセリングで「不要な思い込み」を解いていくのにどのようなことをしていくのか、そのあたりも具体的にお話したいと思います。
端的に言うと、『子供の頃の自分をイメージ』して、その『本当の思い』に共感してあげたり許可を与えてあげたり、『本当の気持ち』を癒してあげたりしていきます。
「本当の思い」と「本当の気持ち」の例
・構ってもらえなくて寂しかった
・理不尽に怒られて嫌だった、怒らず話を聞いて欲しかった
・お父さんとお母さんがケンカして怖かった、二人に仲良くして欲しかった
・姉妹(兄弟)と比較されて嫌だった。比べないで欲しかった、私も認めて欲しかった
・我慢するしかないと思って辛かった、ちゃんと話を聞いて欲しかった
などなど(これらはカウンセリングが進むにつれ、自然に分かります)。
まず「その当時(子供の頃)の自分」をイメージしてもらいます。
そして「悲しかったね」「辛かったね」「あなたのせいじゃないよ」と共感してあげたり、ハグしてあげたり頭撫でてあげるなどあげたり(=癒してあげる)・・・
「もう我慢しなくていいよ」「嫌なことは嫌と言っていいんだよ」「したいことをしていいよ」と許可を与えてあげたりします。
さらに、その時の「寂しかった、悲しかった、我慢するのは嫌だった」などの気持ち、「ちゃんと話を聞いて欲しかった、もっと遊んで欲しかった」など、本当は言いたかったこと・して欲しかったことを、『当時の親のイメージ』に伝えたりしていきます。
すると、当時の(子供の頃の)自分や親のイメージと話しているだけなのに、心の奥底に閉じ込めていた『本当の思い』と『本当の気持ち』が解放され、癒されていきます。
そしてもう十分だな、と思えたら、子供の頃のイメージに重なってみると・・・
あら不思議!自分の中の感覚(気持ち)がびっくりするくらい変わっていくのが体感できます。「気持ち」だけでなく「考え方」や「行動」も変わっていきます。
例えば、「親と自然話せるようになりました」「気が付いたら、無理や我慢することがなくなっていました」「友達に別人のように(良く)なったと言われました」などのご感想をよく頂きますが、これは「気持ち」だけでなく「考え方」や「行動」も変わったからなんです。
これは「不要な思い込み」が解かれ、本当の意味で悩み(問題)が解決したからです。
一時的に癒されすっきりとした気持ちになっただけでは、また同じような問題を起こしたり、ぐちぐち言うだけになってしまいます。
ここが大きく違うところなのです。
このように成幸の森の心理カウンセリングは、相談者さんにも「認める・癒す・解く」に積極的に参加して頂きます。
これは心理カウンセリングで悩みを解決していく過程で、『自分で自分を癒す力(愛)がある』そして『自分で解決する力がある』と無意識に理解することになります。
ですから悩みの解決と同時に、自信と自己肯定感(&セルフイメージ)がものすごくアップします。
実はこれは、潜在意識の特徴(イメージや五感、感情を使う)を活しているからこそ出来ることであり、アダルトチルドレン特有の悩みを解決する「最も確実な方法」なのです。
こんな話を聞くと、「え?え?でも、子供の頃の、何か関係ありそうなことなんて覚えていないのですが・・・?」と心配される方も少なくないと思います。
その点については全く心配いりません。
なぜ心配いらいないかは、次回お話します。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
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