もしセラピーが辛い時は「辛い」と言ってOKです
心理カウンセリングでの注意点・・・というより、「心理カウンセリングでは無理する必要ありません」というお話です。
もしカウンセリング(セラピー)中に辛くなってしまった時には、無理せずそのことをお伝えくださいマセ。
心理カウンセリングではセラピー(心理療法)を使って悩みや問題を解決していきます。
この時、今までのことを振り返ってみたり、時には過去の辛い体験(トラウマ)に向き合ったりすることもあります。
そういったセラピーをする必要がある場合でも、できるだけ無理のないように進めていきますが、中には辛くなっても我慢されてしまう方がおられます。
もしあなたがセラピー中に辛くなってしまっても無理をしたり、我慢する必要はありません。
どちらかというと比較的若い女性に多いのですが、ふと気づくと眉間に皺を寄せながらセラピーを受けている方がたまにいます。
そんな時「・・・?、もしかして辛いですか?」と聞くと『はい、辛いです。でも、頑張って受けたら早くよくなるかと思って・・・』というお答え。
いやいやいやいやいや、頑張らなくていいですから。
つーか、そこ、頑張るところじゃないですから!
そうやって無理して頑張って受ければ早く解決するか?というと、早く解決はしません。
むしろ解決を遅くさせてしまうので、無理しなくていいです。
そんな時は無理せず、辛くなってしまったことを教えてください。
辛いって言っていいんですか?って、いいんですよ。
「ちょっと辛い」くらいであれば質問の仕方を変えたり言い方を変えてもらったりしますし、「明らかに無理そう」レベルであれば、私も躊躇せずに違うセラピーに変えていきます。
辛くなってしまう大抵の原因は、(そのセラピーを行うにあたって)十分に癒されていなかったり、心の整理がついていない、いわば準備不足の段階だからです。
そういった段階で無理にトラウマをこじ開けたり、閉じ込めていた感情を無理やり吐き出させるようなセラピーはいいことありません。
そういった無理なセラピーをしたからといって1回で解決できるわけではありませんし、拒否反応が出て余計に拗らせたり、後で辛くなったり、蓋をして問題の先送りになったり、百害あって一利なしです。
むしろ、時間がかかったり遠回りしているように見えても、先に十分に今の気持ち(心)を癒したり、客観視して自分の状態を知ってからの方が、トータルのカウンセリングにかかる時間がはるかに少なくなります。
「苦しい思いをするセラピーだから早く良くなる(解決する)」なんてことはありません。
『苦しい思いをしないようにする』のがセラピーの目的です。
セラピー中も苦しくないようにカウンセラー側でいくらでも調整できるのです。
ですから、もし、あなたが心理カウンセリング個人セッションを受けて、セラピー中に苦しくなったり辛くなってしまっても、我慢する必は要ありません。
そのことを伝えてくださればOKです。
それがあなたの悩みや問題の解決を早めてくれるのです。
無理なく楽になるのが心理カウンセリングなのです。
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メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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