カウンセリングでは「うまく話す」より『好きなように話して』下さい

催眠の専門家、心理カウンセラーのらぶさん☆こと佐藤愛彦です。

心理カウンセリングについて、「うまく話せるかどうか・・・」など、よく「話すことについて」の質問を受けます。

それについて、『カウンセリングではうまく話す必要はありません。あなたの好きなようにお話下さい』とお伝えしています。

まず、「うまく話せるかどうか不安です」というご質問について。

はい、はっきり言ってうまく話さなくて大丈夫です。

余計な心配はご無用・・・というか、大切なのは「うまく話すこと」ではなくて、『あなたが気になっていることを話すこと』なんです。

もしカウンセリングであなたのお話を伺って、よく分からないことなどがあれば「これはこういうことですか？」と確認しますので大丈夫です。

それよりも私は、何を思いどう感じているか、あなたの「生の声」を聞きたいのです。

それがあなたの悩みや問題の解決につながるからです。

カウンセリングが始まったら、相談したいこと気になっていることをいつも通りにお話頂ければ大丈夫です。

変な気をつかってうまく話そうとするより、普段通りに話す方がずっと楽ですよね？それでOKなんです。

私もその方が聞きやすいですし、何よりも解決が早まります。

楽になるように心理カウンセリングを受けるのですから、話す時にも楽でいいんです。

そして、次によくあるのが「話したいこと（相談したいこと）が沢山あるのですが・・・」というご質問。

はい、あなたが話したい・相談したいことを好きなだけお話下さいね。

実のところ相談したいことが1つだけ、という方のほうがまれです。大抵は３つ４つ相談したいことがあるものですから、これも心配しなくて大丈夫です。

これに関連して、いざカウンセリングが始まると、「何から話したらいいか・・・」と迷ってしまわれる方も少なくありません。

これも『どこからでも好きなようにお話下さい』とお伝えしていますし、それでも迷われる方には「一番気になるものからお話下さい」とお伝えしています。

もし、あなたが「何から話したらいいか、絞れない・・・」となっても大丈夫です。遠慮なくそのことをお話下さい

これ、珍しいことではなく、よくあることです。

そんな時は私の方から、「もし、一つずつ解決するとして、その中で解決したら一番スッキリしそうなのは何ですか？」と質問しています。

こうすると間違いなく一番気になっているものから話してくれます。

だから大丈夫なんです。

プロのカウンセラーと話すことは、家族や友人知人と話すこととは、かなり違います。

単に「否定せずに聞いてくれる」だけではありません。

『悩みを解決する』ために、カウンセラーからも適切な質問をしていきます。

話して、聞いてもらって、時に質問されたり、承認や共感してもらって、また話して・・・を繰り返していくうちに、あれこれ考えていたことが整理されていきます。

そして、今の状況（起こっていること）を再確認して整理できたり、自分の気持ちに気付いたったり、本当に今望んでいることが明らかになったりしていくのです。

最初はうまく話せるかどうか不安だった相談者さんも、カウンセリングが終盤になると、そんなことも全く気にせずに「話して解決していくのが楽しい」そして「話してよかった、聞いてもらえてよかった」って感じになっていきます。

それは「うまく話したから」じゃないんです。思っていること、言いたいこと、様々な気持ち、そんな「本音を語ってくれたから」なんです。

本当の気持ちや、本当に言いたいことをしっかり引き出せるよう、私もしっかりサポートします。

ですから、あなたがカウンセリングを受ける時に必要なのは「はうまく話すこと」ではなく、「普段通りに、あなたの好きなように話すこと」なんです。

それでOKなんです。

心理カウンセリング個人セッションを受けてみようかな？と思っている方は、まずこのことを忘れないでくださいね。

きっと「カウンセリング受けてみてよかった」ってなりますよ。

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