「変顔」で思考も感情もリセット
「ああすればよかった・・・」「これからどうしよう・・・」
そんなネガティブな思いがアタマの中をグルグルし始めたら、一旦リセットすることが必要です。そうしないと、ネガティブな思いと共に不安や悲しみなどの感情も湧き上がってきて、余計にそこから抜け出せなくなります。
では、どうやって、思考も感情もネガティブな状態から抜け出せばいいのでしょう?
「そんなの簡単、考えなければいいんです」なんていうのは、無理無理。それが出来ないから、多くの人が苦労し、悩み続けているわけで・・・つーか、そういうのって、心のことも、どうやって解決するかも分かってないカウンセラーやセラピストですからお気を付けあそばせ(毒)
はい、では「ネガティブな思考や感情」をリセットする方法、それを一言でいうなら『五感&体感覚を使う』です。それも特に「視覚」「体感覚」をよく使うことです。
例えば「目で見えるものを(そこそこのスピードで)片っ端から口に出して言う」(目で追うだけでなく口に出して言うことで、より視覚を強く使います)、「軽いストレッチや散歩する(手や足を大きくブンブン振り回すのも効果的!)」など。
これだけ?ってこれだけです。これだけですが、結構効果あります。要はですね、「意識を視覚や体感覚に向けること」なんです。
「思考や感情」と「五感・体感覚」は反比例の関係にあって、どっちかが強くなると、もう一方は弱まります。ちなみに味覚嗅覚はどうか?というと、例外的にある程度の「味覚・嗅覚」は思考や感情と同居できます。それが辛い酸っぱい臭いなど強い刺激になると味覚や嗅覚が優位になります。
思考や感情でいっぱいになっている時、(それらが強ければ強いほど)五感や体感覚は弱くなっていくというか、感じなくなっていきます。
悩んでいる時、あれこれ考えている時、不安や悲しみに沈んでいる時・・・そんな時を思い出してみてください。間違いなく動かなかったり、周りを見ていないなど、五感や体感覚を使っていないはずです。実は半分「催眠」、自己催眠状態です。
ですから、一旦この自己催眠を解く必要があります。それには「さらに催眠かける」ではなく、『視覚や体感覚を大きく使うこと』なんです。それが簡単に自己催眠を解きリセットする方法の一つです。
何か考え事しているいきなり時、いきなりどこかでコップが割れる音がしたら、びっくりして一気にそっちに意識が向くでしょ?それと同じ。視覚や体感覚を積極的に使うことで同じような状態を自分で作りだすんですね。
はい?そんなの面倒臭い?もっと簡単なのないかって???
では、顔(顎)をあげて、顔ごと視線を少し上(斜め45度くらいまで)上げてみて。これだけでも余計なこと考えなくなります。逆に顔(顎)下げて視線が下になると、思考も感情もネガティブになりやすいです。←ロダンの考える人のポーズを思い出してみて。
それでは最後にとっておきのものを。
それは、『思いっきり変顔』してみること。
「イ~!!!」と言いながら目も口も顔いっぱい使って変顔を十数秒。お笑いコンビ「ザブングル」加藤さんの「悔しいです」みたいなアレ。これだけで、大抵リセットされます。
実は「イ~と言いながら変顔」って、「すごく力を入れた笑顔」です。同時にそこまで変顔すると、どうやっても意識も感覚も変顔に集中します。そこまで強く(感覚に)集中すると、そこに思考や感情が同居できないのです。
それと、マイナス思考になったりネガティブな感情の時って、表情がこわばっていたりしかめっ面になっていることが多いんですよ。その表情の緊張を解くことにもなって、それだけでもホッとできます。だから簡単にリセットされるのです。
ま、騙されたと思ってやってみてください。特にネガティブなこと嫌なことを思い出して試してみてね。違いがよく分かりますよ。
本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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