[公開]:2014/07/18/[更新]:2020/01/13

催眠と悩みとの関係

心理カウンセリングのメンタルセラピー成幸の森。

「催眠と潜在意識の専門家」札幌の心理カウンセラー「らぶさん☆」こと佐藤愛彦です。こんにちは。

本日は『催眠と悩みの関係』について。悩みと催眠、いったいどんな関係があるのでしょうか。。。

 

何のための催眠か

催眠』という言葉は皆さんご存知だと思います。なので、あえて説明しなくても・・・ってわけにいきません(`・ω・´)!まず、プロのカウンセラーやセラピストの方でも「催眠とは何か?」ということを正しく答えられる方は少ないです。ですから、なおさら一般の方では催眠を正しく理解されている方はまずいませんし、その弊害で多くの誤解もあります。

そのために余計な催眠にかかってしまっていることもよくあります(ほとんどの方はそれに気付きません)。知っているようで知らない。。。それが催眠かもしれません。

ネットでググれば「催眠術」や「催眠療法(ヒプノセラピー)」については結構出てきます。しかし「催眠とは何か?」を明確に説明されているものは殆ど見たことがありません。

 

「催眠とは何か?」をきちんと押さえておかないと、それこそ「催眠をかけられてしまう」かもしれないのです。そこに悪意が含まれていれば避る必要があります。しかし「何が催眠か?」が分かっていないと、避けることも出来ないのです。

用法・用量を正しく守って・・・ではありませんが、正しく使うことで人生を豊かにしてくれる強力なツールとなるのが催眠(`・ω・´)なのです!

それはセルフイメージを良い方に変えたり、悩みを解決を解決したり、望むような人生を作るためにも必要であり、、、いわば『心理学とは切っても切れない』ものが催眠です。そのためにも、まずは『催眠とは何か』をきちんと知って頂けたらと思います。

 

催眠とは何か

まずは催眠とは何か?をすごく手短に言うと、「他(家族・他人)からの影響で、もしくは自らの意思によって極めて限定的で無意識的な思考・考えになる」こと。本当は他にも選択肢があるのに「これだけ」みたいにしか考えないのが「催眠」ということです。

ちなみに催眠は、いわゆる「夢うつつ」の状態でなくとも、すごく意識がはっきりしていても起ります。代表的な催眠の例が「思考(雑念)の低下」「無意識的になる(受け入れやすくなる)」「ひとつのものに集中」などです。でもって『他からの影響で悪い方にばかり考える』のも催眠ですが、こちらは一般的には『悩み』となります。

例えば、
過去の失敗から、将来また失敗するのではないかと不安になる
不仲な両親を見て、自分も幸せな結婚は難しいと思ってしまう
小さいころ親から注意され続けたため、一人で行動するのが不安
誰かの許可がないと行動できない など。

さらには「こうしないといけない」などの思い込みを強制するマインドコントロールや洗脳も催眠です。

 

心理カウンセリング個人セッションではよく言っていますが、悩みは一種の自己催眠ですから、それを解くことが必要なんです。セルフイメージを変えたり、アダルトチルドレンの悩みの改善にももちろん効果的ですし、マインドコントロールや洗脳はそれこそ『解く』が必要なわけです。

反対に「自ら好ましいものだけを選択して考えたり行動する」のも催眠であり、こちらは「自分らしく生きる」とか「集中」になります。結構ハードでも辛いと感じない「好きな仕事・趣味」、瞑想(メディテーション)なども催眠です。

つまり、「悩み」か「集中」かの差は、ネガティブかポジティブか、「結果的にそれしかないと思う」か「自分でひとつのことを選ぶか」の違いはありますが、どちらも催眠なのです。

 

ですから、良い悪い関係なく『無意識的な思い込み』があれば催眠と言ってもいいでしょう。「人生うまくいっている」とか「幸福感を感じやすい人」は、催眠を自分の人生に役立て、うまく使っていると言えます。「悩みの多い」「なんか人生うまくいかない」という人はその反対で、変な催眠に陥っていると言えるでしょう。

しかし、現象的にみれば、どちらも催眠(自己催眠)なのです。

 

催眠は特別なものではなく

そして催眠は特別なものではなく、どこにでもあるものです。最も身近なところではTVが代表例です。以前見たTVCMでこんなのがありました。

「(クイズ)チョウはチョウでも料理で使うチョウは何?」これが分からないのは空気読めない人~(続きはこの番組で・・・)!

みなさん、これどう思いました?

ええ~?そうなの?!なんかわからないけど興味ある~やばい、ワタシ、空気読めない人かもっ!?・・・と思ってしまったアナタ!催眠にかかりやすい、というか、すでに催眠入っちゃってます(汗)

はい、よーく考えてみましょ。『クイズに正解すること』と『空気が読める読めない』は、まぁ~ったく関係ありませんよね。(ちなみにクイズの答えは「包丁(ほうチョウ)」)

 

「何の関係もないことを関係あると思ってしまう」のも催眠であり、催眠の悪用なんです。ちなみに、これがもっと深くなっていくと「これしかない(これ以外考えられない)」という深い催眠になり、マインドコントロールや洗脳と呼ばれるものになります。

だから、TVでタレントが紹介していると必要か判断せずに買ってしまう、セミナーで講師の言うことを無条件に受け入れてしまう、事実を確認せず、ウワサを信じてしまう・・・なんていうのも、ぜ~んぶ催眠。

悪用するアホがいるので、ここでは詳し書きませんが、なにか簡単なものをひとつでいいから「絶対間違いのないことにYESと言わせる(確認させる、思わせる)」だけでも催眠は起こってしまいます(ホントです)。つまりですね、知らず知らずのうちに「催眠」かけられていることもあるということです。

 

では、自分がどう生きるか?現実的なところを考えてみてください。自分らしく生きる、とかオンリーワンになる、というのはどういうことでしょうか?

ワタクシが思うに、それは、『周りに惑わされることなく、しっかり自分自身を保ち、自分の考えで生きていく』ことじゃないかと思います。

そのためには思い込みを外す(催眠を解く)、そして様々な選択肢の中から本当にやりたいことを選ぶ(好ましい催眠に入る)ことが必要なんです。

たとえば、「本当に必要なのか?」「今必要なのは何か?」をよく考え、出来ることから始めてみる。これだけでも、かかっていた催眠を解くことにつながりますし、催眠にかかりにくくなります。

 

さて、あなたは「催眠で夢の中に入ったままお花畑でワルツを踊り続ける」こともできますし、同じく「催眠で夢の中に入ったまま地獄のような気分でいる」こともできます。同時に催眠を解き「地に足をしっかりつけて、本当の自分で人生を楽しみ生きる」、という好ましい催眠を作ることもできます。

どれを選ぶかはあなた次第。もちろん、ワタクシのおススメは3番目ですけどね。

ちなみに、ワタクシの心理カウンセリング個人セッションでは催眠は催眠でも、本当に自分らしく生きるための「解く催眠」をよく使っています。だからこそ、悩みの解決が早いのです(詳しくはまた別の機会に)。

 

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