「上手く話せない」原因は親だった?!

「人と話すのが苦手です」「うまく話せません」という方はカウンセリングでも非常に多いです。中には「話し方教室に通ってみましたが、相変わらず苦手なままです・・・」なんて方もいます。

それもそのはず、「人と話すのが苦手」という方の多くは、話すことに慣れていない(経験不足)というのもありますが、実はその原因の7割は「過去の失敗」や「親との関係」など心理的なものです。そして残り3割が『心理的なものによってできてしまった「伝わりにくい話し方」』によるものです。よくいわれる「そういう性格」でもないのです。

つまり、原因の大部分は心理的なものですから、こちらを先に解決することが大切です。そして、その方が「上手く話せない」が楽に改善できます。

 

まず、「人と話すのが苦手」な方は、話す時にこんな状態になってしまいます。

思ったこと言いたいことが言えない
何を言えばいいか考えすぎてしまう
頼まれごとや嫌なことを断れない
自分の気持ちを出せない
話そうとしたり質問されるとパニックになったりフリーズしてしまう
必要なことも相手に聞けない

など。

簡単に言うと「必要以上に相手(人目)を気にしてしまう」ということですが、これは「過去の失敗」や「親の影響」などで生まれた『話すことに対しての苦手意識』によるものです。特に毒親持ちとか、アダルトチルドレンの特徴を持つ方に多いです。

 

「過去の失敗」というのは、例えば、人前で自分の言ったことをバカにされたり笑われたりして恥ずかしい思いをした、というような出来事。これが他人ではなく親で、それが「上手く話せない原因」になっていることがよくあります。

親に自分の言ったことをバカにされたり、親に笑われたことがあった
親の強制や過干渉が強く、言いたいことが言えなかった
親が子供の頃から意見や気持ちを否定してきた
親に従わない(気に入らない)と、親がすぐ不機嫌になる
気分屋で言うことがコロコロ変わったり、威圧的な親だった

 

こういった「親との関係」が話ことを苦手にしているのです。そして、こういったこと人ほど「上手な話し方」を学ぼうとしたりしますが、この心理的な原因を解決しないままだと、かえって苦しくなってしまいます

「人と話すのが苦手」を改善したい方は、まず(過去の)親との関係で出来てしまった心理的な問題を解決することが大切です。そうするだけで話すことに関する苦手意識は驚くほど軽くなります。その次に「話し方」を変えていくことです。

 

ちなみに、多くの方が「話し方の上手い下手」を気にされますが、上手い下手というより「伝わりにくい話し方をしている」ことが問題です。これもあって「伝わりにくいので、余計に話すことに苦手意識を持ってしまう」という悪循環をたどり、余計に「話すのが苦手」になってしまうのです。

そして、「上手な話し方」よりも「伝わる話し方」にする方がずっと楽に変えることができます。実際の心理カウンセリングでも、まず心理的な問題を解決して、次に具体的な「伝わりやすい話し方」へと改善をしていきます。こうすることで楽に話す苦手を克服できますよ。

 

上手く話せない原因は親との関係など心理的なもの

 

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m心理カウンセラー・らぶさん印

 

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