アダルトチルドレンは話を聞くの「も」苦手
以前、こちらの記事で、「しっかり聞くことも大切」というお話をしましたが、アダルトチルドレンの場合はちょっと異なります。
ぶっちゃけ、アダルトチルドレンは話を聞くの「も」上手ではありません。
「話下手だけど聞き上手」ならいいのですが、『話下手で聞くのも下手』というのがアダルトチルドレン。
あまり自分のことを話さないし、聞き役に回ることが多いので聞き上手と思われがちですが・・・そうでもありません。
結構「肝心のところを聞いていない」とか「話の変なところに(過剰)反応する」ということが多々あります。
というのも、毒親に一方的に愚痴を聞かされたり、何かと干渉されたり、やたらとケチつけられたりと、『聞くことが苦痛』になってしまっていたりするからです。
そんなこんなで、「ぼやっと、仕方なく我慢して聞く(できれば聞きたくない)」というのがクセになっている方もいます。
「話下手なら、聞き上手になればいい」なんて言う方もいますが、それができるのは「話すことが過不足なく出来る人」だけです。
ではどうすればいいか?
アダルトチルドレンは聞き上手になろうとする前に、「ちゃんと話すこと」を意識することです。
まず、自分のこと(考え、気持ち)を「少しずつでも話すこと」をしていきましょう。
その上で、相手の話もただ「聞いているだけ」ではなく、ちゃんと相手を見て、ちょっと相づち入れたり、分からないとか不明な点は「すぐに質問する・確認する」こともしましょう。
これだけで話がスムーズになって話やすくなり、会話が弾みやすくなります。
これで話すことに慣れていくと・・・あれ?いつの間にか話下手でなくなっていた、ということもよくあります。
(相談者さんにやらせてみたら効果てきめん!)
もうひとつ、これはかなり重要なことですが、『聞きたくない話は聞かない、断る』こと。
この世には残念ながら「言葉は通じるが、話が通じない人」がいます。
例えばクレーマーとか、毒親の愚痴や押しつけなど、「一方的に自分のいいたいことばかり言うが、相手の話を全く聞かない人」。
こういう人の話はちゃちゃと切り上げたり、何か理由をつけて話を断っていいんです。
なぜなら、こういう人たちはそんな嫌な話を聞かせることで、ストレス解消や精神的なサンドバックにしているだけだからです(=聞いている方だけが嫌な思いをして疲れる)。
本来、会話というのは「楽しいこと」です。
でもそれは、ちゃんと話のキャッチボールができ、ちゃんと話を聞いてくれる人と「お互いに話たい」と思っている場合だけです。
だから、『話す相手は選ぶべき』なんです(=それが出来る相手と付き合う)。
楽しい会話は人生を楽しくしてくれます。
ちょっとだけ話し方を変えるだけで、ぐっと話が弾み、楽しくなりますよ。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
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