「悩み」と「催眠」の怪しい(?)関係

悩み」とは、もうちょっと分かりやすく言うと何だと思います?最近ではメンタルブロックだ、なんだかんだ言われますが。。。

ものすご~く簡単に言えば、「これしかない(できない)」と思い込んでしまっている『自己催眠状態』なんですね。そして、催眠自体がすごく誤解というか、とんでもない解釈されがちなんですが、こちらも簡単に言うと『思考や考えが、すごく限定されている状態』のことをいいます。

 

TVで有名タレントさんが「奥さん!これいいですよ~」とか、「これ、すごく美味しいですぅ~♪」なんて言ったら、翌日には売り場に沢山の人が殺到、商品売り切れ・・・(@@;)なんてことありますよね。

必要かどうか?なんて考えないで、「あの人が言っているから、いいものなんだろう」と思い込んでしまったり、必要かどうか深く考えず買ってしまうわけですが、これが催眠なんですよ。

 

でもって、悩みを解決するには(実際の効果はともかくとして)、『何か別のことを思い込ませる』、『何も考えなくする』という方法があるのですが。。。ええい!そりゃどっちも「催眠かける」ですよ!? 催眠で催眠の上書き?最初はいいかもしれないけど、そのうち余計悪化しまんがな。。。

ではどうするか? 「催眠にかかっている」のだから、まずは『その催眠を切る(催眠状態から一旦覚醒させる)』ことが必要、、、というか必須なんですよ。

それには、『答えの出ることをしっかり考える(考えさせる)』ことなんです。これが解く催眠の基本です。

 

悩んでいる人というのは、どうしてこうなった(原因不明)・・・とか、あの時こうしていれば(変えられないこと)・・・とか、嫌な感情だけ無くしたい(無理)・・・とか、いくら考えても「答えの出ないこと」を考えているわけです。

だから、悩んでいる人に「人生の意味は・・・?」「生まれてきた目的は・・・?」みたいな答えのない質問(状態によって答えが変わります)をしたり、そういったことを考えると、余計に悩みを深めてしまうのです。

例えば自分の状態を客観視してどういう状態にあるのかとか、その時(問題が起こった時)何が起こったのかどういう状態だったのか、など、ちゃんと「答えが出ること」を考えさせると催眠が解け、自然と自分がしたい・なりたい方向にいくわけです。

 

それと、「(以前)そういうことがあった」だけなのに、「今もそうである」とか「これからも続くにちがいない」って思ってしまうことが「悩み(うまくいかない)」の本質。

それってよく考えれば、「そう思い込んでいるだけ」であって、「絶対変わらない、変えることができない」じゃないよね。

本当ははいろんなことが出来る(その力がある)のに「何もできない」と思ってしまったり、本当はいろんな選択肢があるのに「これしかない」と思ってしまう、それが思い込みであり、自己催眠ということなんですよ。

 

また、未来(これから)のことは「起こるかもしれない」と「起こらないかもしれない」が必ずワンセットになっています。

未来への不安は適切な対応しておけば「できるだけ起こらないようにする」ことが出来きます。また、不安なことが起こりそうなら、その対策をきちんと持っておけば不安を解消できますし、もし本当に悪いことが起こっても最小限で済みます。

そういうことをやって、「いろんな選択肢の中から、最善ものを選択する」ことが出来るようになるのが「悩みが解決する」ってこと。

 

 

原因を知れば安心はするけど、それは必ずしも解決にはならないし、特に心の問題は解決策を別に考えないといけない。前世とか霊とかが原因になると、余計に解決できないわけで、さらに悩むかコントロールされるって羽目に。。。

いろんな選択肢を考えて、その中の最善を選択し行動することで『自信』になるし、結局のところ、それが『自分らしく生きる』ってことなんですよ。

でもね、ぶっちゃけ言いますが、ちゃんと思い込み、自己催眠を解かないと、まず何も変わりません。

 

何か別のことを考えるとか、他のことで忙しくするとかで、「考えないようにする」という方法もあるんですが・・・これは単に一時しのぎ。根本的には変わってないから、少し経てば(もしくは時間があると)またすぐ同じことで悩み始めます。

ちなみに、わざと思考を混乱させて一時的に考えなくさせると、どうなると思います?

 

これ、ホント一時的にですが、ものすごくスッキリするため、悩みが解決したように勘違いしてしまいます。※あくまで一時的です。

そして、このあと、適当な暗示入れると「洗脳」とか「マインドコントロール」に・・・怖っ(@@;)?

 

悩みって、要は「考えすぎ」なんだけど、考えるべきことを間違えているなんですね。「考えていることが間違い」ではないんです。必用なことを考えずに余計なことばかり考える、つまり「考える対象が間違っている」ということなのです。

本当はどうなりたいのか/どうしたいのか、今何をすべきか、などをちゃんと考えて行動している人が「うまくいっている人」とか「成功者」なんですよ。

だから、「本当に必要なことを考える」というのは、悩みの本質である「自己催眠」を解くことにもなるし、幸せな人生につながるために絶対必要ってことです。

 

催眠は「かける」より、「切る(覚醒させる)」方が重要です。べつに「かける」催眠が悪い、とか言ってんじゃないですよ。それが必要なこともあるんだけど、悩みの解決には「催眠をかけるだけじゃダメ」」ってこと。

そこのあたりも、よ~く覚えておいてほしいのですわい。

 

 

内なる批判者と仲良くしてはいけない

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)mらぶさん印

 

広告・PR

心理カウンセリングのメンタルセラピー成幸の森
受付時間10:00~19:00(完全予約制)、火曜定休


「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
詳しいプロフィールはこちら

------------------------------------------
 初めての方へ
 お問合せ
 料金
 お申込み
 プロフィール
 プライバシーポリシー

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


※スパム対策のため日本語以外の投稿は無視されますのでご注意ください。