[公開]:2014/11/20/[更新]:2019/07/17

マインドコントロールされないための7箇条

マインドコントロールされないための7箇条

こんにちは。

アダルトチルドレンの悩みを催眠とカウンセリングで解決する札幌の心理カウンセラー≪らぶさん☆佐藤愛彦≫です。

 

本日は『マインドコントロールされないための7箇条』。

催眠のプロ、現役心理カウンセラーが教える実に役立つ7箇条です(`・ω・´)!

 

先日の記事「マインドコントロールとは」の続きです。
マインドコントロールとは

 

 

マインドコントロールの手口

マインドコントロールは『催眠を使った都合の良い依存関係』ということをお話しました。

 

しか~し!冷静に考えてみてください。

マインドコントロールって『なんでそんなもんにひっかかるかな?』って気がしません?

実は人の心理をうまくついていて、コントロールされているという実感がないのです(・・;)

 

マインドコントロールを仕掛けてくる人は大抵、テンプレ的な特徴があります。

まず、ターゲットを大いに褒め認めたり共感する「フリ」をして信用させます。

次に不安や恐怖をあおったり、情報操作したり・・・

 

それによって依存させ、コントロールする方が言う価値観だけが正しいと思わせるようにします。

実はこれぞ催眠の悪用、なかなか気付けません(汗)

←ちなみに催眠を知ってて悪用している場合と、結果的にそうなっている場合とがあります。

 

信じられないかもしれませんが、いわゆるカルト宗教だけでなく、心理系の講座にだってあります。

←参加しちゃったことあります(汗)もちろんコントロールされませんでしたが。

 

 

マインドコントロールの特徴

いくつか具体的な特徴をあげてみます。

 

ここに来れば全て解決できる

いいことしか言わず、他と比較させないので、依存を強めやすくなってしまいます。

 

自分に問題があっても「ありのままでいい」

本来「ありのままでいい」は『何も悪くないのに自分を責めてしまう人』に使う言葉です。

問題があっても決してそれに気付かせないもしくは「あくまで自分は被害者」とさせることで信用させ、依存を強めます。

 

悪くないのに「全て自分のせい」

前項の「問題あってもありのままでいい」の逆。

まずは自分自身を徹底的に責めさせて、とことん精神的に追い込みます。

そこに『言うことを聞けば救われる』と吹き込めば一丁上がり・・・

 

主催者が絶対である暗黙のルールがある

これを守ると褒められるが、破れば(一方的に)ひどく罰せられてしまいます。

都合のいい依存関係になるか、そこを去るかの二者択一。

もともと依存的(依存するのが好き)という人だけが残りやすいのですが・・・

 

主催者に問題=主催者は被害者

何か主催者との間にトラブルが発生した時、主催者に原因があっても、それに巻き込まれた人が悪者にされてしまいます

姑息なことに「自分は被害者(弱者)」であることを強調し同情を買うように仕向けます。

閉鎖的な環境に加え、大抵の人は「被害者」であることを訴えられると思考停止しちゃいますから、余計に信用してしまいます。

←ワタクシ達は被害者として実体験しています(大汗)

 

なお、依存に傾くように仕向ける理由があるのです。

それは、あなたを成長させないことでずっと都合よく利用できるからです。

もしあなたがずっと成長せず、大きく依存に傾いたままでいたら・・・「いいカモ」どころのハナシではありません。

カモがネギしょっているどころか、鍋とコンロとタレまで用意して「鍋セット」になっているようなもんですよ!?

 

うほ~、簡単・便利・手間いらず・・・ってホントにそれでいいんですか???(・・;)

 

 

マインドコントロールされないための7箇条

で、実は「マインドコントロールされやすい時」というのがあります。

どんな時にかかりやすいかというと、仕事・恋愛・パートナーシップ・人生etc ぶっちゃけうまくいっていない時です。

 

うまくいかない、解決策を知りたい、その状況から逃れたい・・・

そんな時に「不安をあおられつつ、いいこと言われちゃう」と、人の心理として信じやすくなってしまうのです。

そんな時こそ、この7箇条が役に立ちます(`・ω・´)

 

【1】最初から「ここ」「これ」と決めず、複数の専門家の意見を聞く

問題(悩み)の解決の解決策を複数の専門家の意見を聞いてみましょう。

どこがいいか判断できるだけでなく、意外な解決方法が見つかることもあります。

 

【2】何でもかんでも神や霊、前世のせいにしない

これでは解決するものも解決できません。

これが出てきたら、真っ先に疑って下さい。

全く影響ゼロとはいいませんが、先に現実的な解決を優先した方がベターです。

 

【3】よく見て、すぐ質問する

主催者やそこに関わる人たちの言動をよく注意してみましょう。

何気ないところで本質が見えてくるものです。

疑問点はすぐに『質問』しましょう。

その時「具体的な答えがない」「質問を質問で返す」「質問をさせない」は要注意

 

【4】おかしいと思ったらすぐ離れる

何かおかしいな? と感じたら、とにかくそこから離れることです。

一度冷静になって、見つめなおしてみることです。

 

【5】迷った時は利害関係のない第三者(プロ)に意見を求める

ファンは一押ししかしません。コントロールしてくるカルト集団ほどファンや関係者しかいません。

こういう状況下では「間違っているのは自分」という錯覚に陥りやすくなります。

利害関係のない第三者(プロ)に意見を求めてみることで客観的に判断できます。

 

【6】どっぷりつかりすぎない

どっぷりつかりすぎると、それだけ一つの考え価値観に染まりやすくなります。

その人(団体)だけでなく様々な人たちとの交流を持つことを心がけましょう。

 

【7】役に立つかどうか

善悪判断(正しい間違っている)は考えが偏ります。

今、自分にとって「役に立つかどうか」を考え、判断してみましょう。

 

繰り返しになりますが、”マインドコントロールもどき”は思いのほか沢山あります。

あなたにとって本当に役に立つかどうか判断するには、あなたを成長させてくれるかどうか、これにかかっています。

あなたを成長させてくれる人たちは心理を悪用したり、必要以上に依存を強めさせるような病的なことはしません。

 

むしろあなたに「今何が必要か」を考えさせ、自分で答えを出させます。

そして、あなたが持っているもの(力、愛、自信etc)を思い出させてくれます。

本当の自分らしさはこういったところから生まれます。

 

さらに必要とあればあえて苦言を言ったり、改善するよう促してくれたりします。

つまり依存オンリーではなく「自立と依存のバランス」を取るように働きかけるものなのです。

 

マインドコントロールは大なり小なりいたるところにあります。

最大の防衛策は「どうやってかからないようにするか」もありますが、何よりも『何か変だと思ったらすぐ離れること』です。

何か変だな、と思った時、この7箇条をお役立て下さい。

 

 

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)mらぶさん印

 

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