「失敗して落ち込んでしまう」対策

失敗して落ち込んでしまう対策

 

人生、必ずしも成功ばかりではなく、何か失敗してしまうことも少なからずあります。

仕事でも、プライベートでも、恋愛や結婚・夫婦関係でも、友人や親子間でも何かしら「失敗」というのはつきものです。

突発的に外出先で知らない人と・・・なんてこともあります。

 

「全く失敗しない人」なんていません。

『私、失敗しませんから~!!!』なんてドラマがありましたが、これは『失敗しないくらいになるまで技術を磨いたり修練した』であって、『生涯一度も失敗したことはない』ではないのです。

 

もちろん、人生失敗しないにこしたことはありません。

失敗は誰にとっても嫌なものですし、時に自分だけでなく、他の人にも迷惑をかけてしまうことがあるからです(それで余計に嫌な思いをしてしまう)。

大切なのは『同じ失敗を繰り返さないこと』であり、『失敗したときにどうするか?』そして『失敗した後にどうするか?』なのです。

 

もし失敗してしまった時、あなたはどんなふうになってしまいますか?

事の大小にもよりますが、自分のせいだ自分が悪いと自分を責め続け、いつまでも落ち込みっぱなし・・・はよくありません(これは自責タイプ)。

かといって、他の人に迷惑かけているのに「全く気にしない、全く反省しない」というのも考えもの(こちらは他責タイプ)。

 

やってしまったことは仕方ありません。

だからといって誰かのせいにして開き直る(これも他責タイプ)。。。ではいけません。

自分の非を認め反省し、謝罪や後始末など必要なことをしっかりやって、さらに「失敗を次に活かすこと」です(これ大事!こちらが自律タイプ)。

 

そのためにも、まずは「失敗を認め、いかに気持ちを切り替えるか」が必要です。

では、なぜ自分を責めたり引きずってしまうのでしょうか?

それは、ひとつには「うまくいくはずだ」とか「これでいいはずだ」という思いが強すぎる(期待や思い込みが強すぎる)ことにあります。

 

ですから、何かやる前に「うまくいったらラッキー」と思っておくことが第一のこつ。

「××になるはず(違いない)」と思うより、『○○になるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、そうなったらラッキー』と思っておくと心理的に非常に楽になります。

 

もうひとつは、そうならなかった時(悪いほうが起こったとき、失敗したとき)の対策を持っておくこと。

これは特に仕事なんかでは有効で、上司などに「もしこうなった時はどうすればいいんですか?」と聞いておく、つまり「リスク対策をしておく」ってことです。

 

え?そう言われても、先のことなんてかりませんよ~(泣)

って、確かにそうですね。

中には予測不可というか、突発的に起こるものもあります。

 

じゃあ、そんなことが起こってしまって失敗した時どうするか?。。。

 

失敗して落ち込んでしまっても大丈夫!

悲しみの中にとことん浸ってその気持ちを十分感じ取り・・・

それから「なぜそうしてしまったのか」その理由と「これからどうしたいのか?」未来を考えればいいんですよ!

はい!これであなたも落ち込みからすっきり復活!!!

 

って、ヲイ(`へ´)

それが出来ないから、落ち込んでんぢゃねーか!

・・・へい、おっしゃる通りで。

 

確かにそうですよね。

その通りかもしれませんが、実際、これはとぉ~っても難しい、つーか無理だと思います。

・・・かえって落ち込みそうだし(爆)。

←ちなみにこの方法はある心理系の本に出てました。

 

じゃあ、どうすれば?というと・・・

まずは「気持ちを切り替える」こと。

やってしまったこと起こってしまったことは、仕方のないことですが『変えられないこと』です。

ですから、『過去を変えようとする』のをやめること。

 

そして、やってしまったこと、起こってしまったことを受け入れる・認めることです。

認めるというのは、自分が悪かったら「ごめんなさい」だし、その後片付けやフォローなど「適切な行動をとること」です。

それを適切に行ったら、趣味でも美味しいものを食べるでも、何か気晴らしになるようなことをして気持ちを切り替えることです。

「きちんと認めてから、気持ちを切り替える」です。

「私のせいじゃなーい!」と知らんぷりしては他責タイプになっちゃいますからね!?

ここお間違えなく!

 

そして、その次に「また同じようなことが起こったらどうするか?今回の失敗を教訓として、次に活かすにはどうするか?」これを考えることです。

でもこれ、冷静かつ客観的にならないと出来ないことです。

だから、まずは気持ちの切り替えが必要なんです。

 

繰り返しになりますが、失敗で落ち込んでいるのは「こんなはずじゃなかったのに」とか、「失敗自体を消したい、ないものにしたい」と過去に目を向けている状態です。

変えられないものを変えようとしています。

これを「変えられるもの」に、つまり「未来」に目を向けるのです。

 

未来に目を向けて、次回は同じ失敗をしないようにしよう、今回のことを教訓にしよう、つまり「考え方と行動」を変えることです。

これも「気持ちの切り替え」になりますし、必要以上に落ち込んでしまうことを防ぐコツでもあります。

 

落ち込みやすい方はまず例外なく、未来に目を向けていません。

たとえ原因が分かっても、また同じことを繰り返しては意味がありません。

失敗して落ち込んだ時、気持ちを切り替える最善策は、実は「次回への対策を考える、失敗を教訓にして次に活かすこと」なんです。

 

なんで失敗してしまったのか、冷静・客観的になれば見えてきます。

その時、準備不足やタイミング、余計なことしたなど、何か行動が悪かった?

それとも言い方が悪かった?言わなすぎて変に思われてしまった?

なんでそうなってしまったのか、もし次に同じようなことが起こったらどうすればいいか、これも冷静・客観的になればわかってきます

大切なのは、「だからダメ」とか「誰が悪い」などの余計な判断を入れず、次はどうするかだけ考えることです。

これが『失敗を活かす』ということなんです。

 

まあ、もし「たまたま」で事故のようなもの、誰も悪くないし、誰もどうしようもない・・・

そんな時は、もちろん気持ちだけさっさと切り替えればOKですよ。

 

何か失敗して、自分を責めたり落ち込んだりしたとき、参考にしてみてくださいね。

 

ちなみに冷静・客観的に見るのは、心理カウンセリングの「認める」のワークでやっていることです。

自分を責めたり落ち込んだりで、そこから抜け出せない・・・という方は無理せず心理カウンセリングをご利用くださいマセ。

 

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

らぶさん印

 

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