正しいか間違っているかより「役に立つかどうか」
私達は何をするにつれ、判断(選択)します。それこそ数えきれないほどの「判断(選択)」の結果が今現在の姿(状態)です。
しかし、人は往々にして「正しい間違っている」を基準に判断(選択)しがちです。それでうまくいけば、良い結果が得られればいいのですが、その判断を後悔することもしばしば・・・
本来「正しい間違っている」を判断(選択)基準にした方が良い結果が得られるはずです。しかし、そうならないのには理由があります。それは「正しい間違っているは後々にならないと分からないことがある」からです。
例えば付き合ってみるかどうするか・・・、分かれるか続けるか・・・、セミナーに参加するかどうか・・・、などなどいくらでもありますね。
実は多くの場合「正しい間違っている」よりも単に「好きか嫌いか」だけで判断(選択)していることの方が多いのです。それはそれで悪いことではありませんが、やっぱり後悔することが多くなってしまいます。
ぢゃ、どーすりゃいいのさ?というと、(経験や実生活などで)『役に立つかどうか』も考えることです。
たとえ一見無駄のように思えても、それが何か「役に立つ」ものであれば納得いくわけです。それだけで、判断基準(選択肢)が4つに増えます。
(1)好きで役に立つ(2)嫌いだが役に立つ(3)好きだが役に立たない(4)嫌いでかつ役に立たない。
「好きで役に立つ」ことが最も好ましいですが、実は「好きだが役に立たない」ことを選択しているので後々後悔してしまうのです。
ちなみに世渡り上手というか、えげつないというか、そういう人は「役に立つかどうか」だけを判断基準にしているものです。しかし、そこまで割り切ればいいですが、やはり人は感情で動くものですから、そういう意味でも「好き嫌い」はあっていいと思います。
そして「嫌いだが役に立つ」ことをどう考えますか?
例えば心底あなたのことを思って「耳の痛いことをあえて言ってくれる人」とか。職場で「性格的には嫌いな同僚と、職場の雰囲気を良くしたり仕事をスムーズにこなすため、きっちり仕事をする」とか。不本意な部分もありますが、思ってもいない効果(メリット)をもたらすことも少なくありません。
もちろん「嫌いだ」も程度というのがあります。「役に立つ」よりもあまりに「嫌い」が上回わり、我慢できないようであれば、それは選択しなければいいのです。
人には意志(思考)や行動の自由があります。判断(選択)も同じで『絶対こうしなければならない』はありません。ある程度判断(選択)基準を増やすことで、判断(選択)しやすくなります。何より納得しやすくなります。
それはほんの少しの差かもしれませんが、時に大きく結果を左右することにもなるのです。
もし判断(選択)に迷った時、自信が持てない時はこのことを思い出してみてください。きっと役に立つと思いますよ。
最後までお読み頂きありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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