芸能人の訃報でつらくなった時の対処法

芸能人の訃報でつらくなった時

 

芸能人の訃報がニュースとなり繰り返し報道されてしまうのは、(有名人なので)ある程度仕方ないとは思います。

しかし行き過ぎた報道や、それに絡んだ変なコメントによって「つらくなってしまう」ことも少なくありません。

そんな時に有効な対処方法があります。

 

芸能人な有名人の訃報があった時、それまで故人に共感したていたり、何か共通点があったり親近感をおぼえたりしていると、自分を重ね合わせてしまうことがあります。

それで憂鬱になったり、心身の不調が出たり、心のどこかに希死願望が出たりすることもあります。

ですが、それだけではありません。

 

先日、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんの訃報があり、相方ともなんで?何があった?などと話していました。

その後で、なんとなく二人とも愚痴っぽくなったりイラついたりして、お互い気晴らしした方がいいな、という流れになったのですが・・・

実は二人とも、訃報より『外野のコメント』で嫌ぁ~な気分になっていたんです。

 

特に芸能人の訃報は、人気のあった人はもちろん、何かゴシップネタになるような騒ぎになってしまった人も、本人や遺族の思いに関係なく大きく報道されがちです。

その報道も、故人を偲ぶ追悼番組をやるならともかく、遺族や葬儀を追い回すなんて当たり前のようになっています。

その上、コメンテーターが、あーだこーだと勝手な理由をつけたり邪推したり、といった感じで、一体誰が喜ぶの?いった内容のものばかりです。

(私が見たTV番組では、とても一般の方とは思われない人(恐らくタレントの卵)がオーバーリアクションでコメントしてて草・・・いや苔)

こういう番組も見ていて気持ちのいいものではありません。

 

そして、ネットの世界でもよくあります(というかネットの世界の方が多いかも)。

やれ無責任だの、残された遺族のことを考えろだの、勝手な正義感を振り回す人もいれば・・・(これはもっともらしい理由つけてディスってるだけ)

逆に一方的な話を取り上げて美化する人もいますが、こちらもなんだかねぇ。。。という感じ。

私たちは訃報を聞いたことより、こういう一方的なコメントを見て嫌ぁ~な感じになってしまっていたんです(こういった経験される方も少なくないそうです)。

 

ryuchellさんの場合、遺書も残されていませんし、何が原因か(何がトリガーになったのか)は全く不明です。

仮に遺書があったとしても、本当のところは『亡くなった本人しか分からない』ので、遺族でも分からない部分もあります。

ましてや外野の発言は「推測(邪推)」でしかありません。

その上訃報を自分の主義主張のために、都合のいいように使うのですから、嫌な気持ちになってしまう人もいて当たり前です。

 

TVでもSNSでも、訃報というのは(事件性がないのなら)簡潔に「〇〇さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします」で終わりにした方がいいと思います。

もし、訃報やそれに関するTVやSNSで嫌な気持ちになってしまったら、次のようなことをしてみましょう。

 

◇対処法その1:離れる

まずは嫌な気持ちにさせてしまうTVやSNSから離れることです。

はっきり言って、そこには「ご冥福を祈る人」よりも「自分勝手なことを言う人」の方が圧倒的に多いのです。

原因探しをする人も結構いるようですが、単なる憶測(邪推)ですし、どこまでいっても『噂話』なのです。

(加えて答えのない原因探しばかりしていると陰謀論に巻き込まれやすくなります)

 

こういうものを見続けると、嫌な気持ちがどんどん大きくなったり、落ち込んだりしてしまいます。

まずはTVをOFF、SNSも閉じるなど『離れること』です。

「あ、これは違うな」と気付いたり、なんかもやっとしたら、できるかぎり『すぐに離れる』ことです。

それが自分の心を守る(大切にする)ことになります

 

◇その2:気持ちを認める

その方に対してどう思うかは、『自分自身の考え・気持ち』でいいのです。

SNSで発信したければ、他の人の意見に惑わされることなく、自分の気持ちだけを発信して終わりにしましょう。

TV番組やSNSのコメントで嫌な気持ちになってしまったら、「こういうのなんか嫌・・・」とその気持ちもちゃんと認めましょう。

どんな時も自分の気持ちを大切にして、抑え込まないことです。

 

◇その3:共感できる人と話す

嫌な気持ちになってしまったときは「ノートに書く」というのがありますが、おススメの方法ではありません。

普段から日記をつけるなど「気持ちを書き出す習慣」がある人ならいいのですが、そうでなければ、(書くことを考えすぎて)かえってつらくなることがあるからです。

書くよりもいいのは「口に出す」ことです。

 

「ご冥福をお祈りします」だけでなく、「残念だ、悲しい、いままでありがとう」など今の気持ちを口に出してみましょう。

そしてTVの内容やSNSの嫌なコメントには「こういうは嫌、嫌い」でいいんです。

そして、できれば信頼できる人と「話す」ことです。

口に出すと思った以上に落ち着きますし、すっきりしますよ。

 

◇番外編:発散させよう

1~3だけではまだ足りない場合もあります。

そんな時は散歩や軽い運動で身体を動かしたり(両手をぶんぶん振り回すだけでも効果あり!)、気持ちを明るくさせてくれる漫画やアニメ・音楽などで気分転換することです。

嫌な気持ちは早く発散・昇華させましょう。

 

 

芸能人の訃報に対する過剰な報道や誹謗中傷のようなコメントはなかなか無くならないものですが、どう付き合うかは自分で選ぶことができます。

自分の心を大切にするためにも、嫌な気持ちに巻き込まれないようにしましょう。

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

心理カウンセラー・らぶさん印

 

広告・PR

次回のメルマガ予定

10/23 親に甘えられなかったアダルトチルドレンの回復改善方法
10/26 イベント行って夫婦喧嘩/それは夫婦の問題です


登録するだけで個人セッション料金10%OFFクーポンが付いてくる!
ちょっとした疑問質問にもお答えします。
成幸の森メルマガ登録はこちらから

心理カウンセリングのメンタルセラピー成幸の森
受付時間10:00~19:00(完全予約制)、火曜定休


「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
詳しいプロフィールはこちら

------------------------------------------
 初めての方へ
 お問合せ
 料金
 お申込み
 プロフィール
 プライバシーポリシー

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


※スパム対策のため日本語以外の投稿は無視されますのでご注意ください。