「人目を気にする」の正体は『想像しすぎ?!』
自責タイプのアダルトチルドレンはよく「人目を気にしすぎ」と言われます。
確かに人目は気にしているのですが、実のところ、ほとんど人のことは見ていません。
どういうことかというと、まず、自責タイプのアダルトチルドレンは「こう思われたらどうしよう」「こうなったらどうしよう・・・」と悪い方に『想像しすぎ』てしまうのです。
そして想像しすぎて『(余計な)先読み』をしてしまい、無理や頑張りすぎなど余計な行動したり、焦ったり、言いたいことは言えずしたいことができず固まってしまったりするのです。
それで嫌な気持ちになったり自己否定してしまい、また想像しすぎて余計な先読みをして・・・の繰り返しになってしまうのです。
ちなみに、この『想像しすぎて(余計な)先読みをしてしまう』というのは、毒親にあれこれ言われ嫌な思いをしないようにと身に付けたスキルです。
しかし、これを毒親だけでいいものを、職場だろうが友人だろうが他の人にまでやってしまうために生き辛くなってしまうのです。
この「想像しすぎて余計な先読みをしてしまう」は無意識にやってしまっているので、それをやめるには、「その時の自分自身を客観的にみること」が必要です。
そうすれば、無理なく変えていくことができます。
心理カウンセリングでもこのワークをよくやるのですが、「で、どうですか?相手を見て、その方を気にしていますか?」と聞くと・・・
「いいえ、見てません・・・。なんかそう思っちゃっているだけです・・・」という答えが返ってきます。
「(自分のよくない言動が)相手に嫌な思いをさせちゃってるな・・・、これではいけないから、こうしよう」と、自分も相手も客観的に見れるのなら、気配りになりますし、よい関係を作ります。
しかし、そうではないのです。
「きっと(相手は)こう思っているに違いない」と、相手に確認するでもなく、そう思ってしまっているのです。
そして、それによって起こるであろう「嫌な思い」をしないように『こうしよう、こうしなければ・・・』と行動を決めてしまうのです。
それが「人目を気にする」の正体だったりします。
ほんと、これを続けてよいことは何一つありませんので、さっさとやめましょう。
ついでに、他責タイプはというと、「人目を気にしない」ですが『想像しなさすぎ、想像力なさすぎ』です。
基本的に「こうなるはずだ、こうに違いない」なんですが、「自分でそう思うだけでなく他の人も同じだと思ってしまう」、つまり「他人に対する想像力がなさすぎ」なんです。
だから他人が思っていたのと違う言動(反応)すると、「なんで?」と怒り出したり、強制的に従わせようとするのです。
結局「自分のことだけ」の自己中的な思考行動ですから、トラブルとなって当たり前なんです。
こちらも自分の行動を客観的にみて、反省し、言動を変えていくことが必要ですが・・・
想像力(イメージ)は大切です。
それを自分を悪い方にする方にばかり使うというのは、『使い方を間違っている』ということです。
より良い未来を、よくなっていく自分をイメージし、「今必要な行動を起こす原動力」となるように使うのが、想像力(イメージ)のよい使い方であり、『最もよい自己催眠』です。
また、想像したり、行動の自由があるのは相手も同じなんです。
だから思う(想像する)だけでなく、「もしかしたら・・・」と思ったら、きちんと『聞いてみること』です。
また、何かお願いするとかの場合、「こちらが思うのは自由」ですが同時に「相手には断る自由もある」ということ。
ですから、「聞いてみること」はもちろん、「聞いてみること」はもちろん『相手の意見を尊重すること』も大切です。
これら出来ているのが『自律タイプ』なんです。
自責タイプのアダルトチルドレンは「人目を気にして想像しすぎ」、他責タイプは「人目を気にせず想像力なさすぎ」で、どっちに転んでもいいことありません。
どうせ「想像力を使う」なら、毎日を晴れやかに楽しく過ごせるいいイメージを持つようにしましょう。
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