[公開]:2021/02/27/[更新]:2022/06/26

アダルトチルドレンは『責任を勘違い』している?!

お互いに責任を果たす幸せな夫婦

 

アダルトチルドレン(AC)の恋愛結婚・仕事・人間関係がうまくいかない原因の一つとして『責任を勘違いしてしまっている』のがあります。

もちろん余計な責任は誰も負いたくないものですが、仕事や結婚など幸せに関わる責任まで勘違いしてしまっているのです。。。

 

本来『責任を負う』とか『責任を果たす』ことは、信頼を得て仕事を依頼されたり、会社員なら昇進や重要な役職に就いたり、夫婦間の信頼や協力など、幸せにも大きく関わってきます。

しかし、アダルトチルドレンは必要がない責任を負ってしまったり、ちょっとでも責任ありそうなことを避けてうまくいかなくなってしまうなど、極端になってしまっています。

 

例えば仕事なら、「全て自分でやらなければ(断れない、頼れない)」とか「昇進(責任あるポジション)を避けたり、ものすごいプレッシャーになる」とか・・・

結婚なら、結婚そのもにプレッシャーを感じ避けてしまったり、家事育児も全て自分ひとりでやらなくてはと頑張りすぎたり、逆に家事やお金で苦労するような人を選んでしまったりします。

 

そしてなぜ「責任の意味を勘違い」してしまっているかというと、本来親が負うべき責任まで負わされてきたり、押し付けられたりしてきた過去があるからです。

例えば、親の肉体的精神的DVで家庭が安心できる場所でなかった(=自分で自分の身を守らねばならなかった)、親子関係逆転で親の愚痴聞き役になったり、親の世話をしなければならなかった・・・

なんとなく毒親による、親の価値観の押し付けや過干渉があった(言うことを聞いて当たり前、言うことを聞かないと怒られたりヒステリー起こされたりしてきた・・・)など。

 

責任とは、本来、「自分や大切な人の幸せのために自主的に負うもの、果たすもの」です。

それがアダルトチルドレンの場合、『負わされるもの、負わなければならないもの』と思い込んで余計な責任を負ってしまったり、責任というものに過敏に反応して必要以上に、しかも「幸せになるはずの責任」まで避けてしまうのです。

ですから、うまくいかなかったり苦しくなってしまうのです。

 

ちなみに『きちっと責任の意味を理解し、自分や大切な人のために使う(責任を負う)』のが自律タイプ、「自分の責任を他人に押し付けようとする」のが他責タイプです。

どちらがいいかと言えば前者ですね。

 

それと、責任とは言いますが、『幸せになる』場合、客観的には「責任を負っていて、責任を果たす」ですが、当の本人たちは責任だとか嫌だとか考えません(というか感じない)。

仕事だろうが、パートナーや子供など大切な人に対してだろうが、『もっとよくしよう』『この幸せが続くようにしよう』『よし!頑張ろう』といった前向きなものになり、『今必要なこと、やるべきことを当たり前のようにする』のです。

夫婦間でも、協力しあい、幸せでよいパートナーシップを築ける夫婦は、お互いが責任について理解し、それぞれの責任を果たそうとします。

そしてそれが「嬉しい楽しい」になり、「一緒に頑張ろう」とか「ありがとう」になるのです。

逆にお互いに責任をなすりつけようとすれば、こじれてケンカになるのです。

 

アダルトチルドレンの「責任の勘違い」を変えていくには、無理や我慢など「必要のない余計な責任を負うのをやめる」こと、今まで避けてしまっていた『自分や大切な人を幸せにする必要な責任を嫌ったり避けたりしないこと』、この2つが大切です。

それは「余計な責任を負ってしまい生き辛いうまくいかなかった人生」を、『楽に生き幸せな人生に変えること』なのです。

 

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