アダルトチルドレンは「逃げられない象」!?
「象」と言えば人懐こくて大人しいイメージがありますが、その破壊力はすごいですよね(車なんか簡単にひっくり返します)。
でもって、あの怪力の象が「簡素な杭とロープにつながれているだけで逃げない」って知ってます?
東南アジアなんかでは象に荷物を運ばせたり、力仕事を手伝わせたりしますが、、動物園のように象が暴れてもビクともしない頑丈な檻に入れてるわけではありません。
『象の巨体・怪力に見合わぬほど、貧弱な杭とロープにつながれているだけ』なんです。
象がその気になれば、いとも簡単にロープをちぎり杭を抜いて脱走することができるのに、大人しくつながれたままで逃げようとしないのです。
それは『この杭につながれている限り逃げらないと思い込んでいるから』なのです。
種明かしをすると、まず小象の時に杭につなぎ、逃げられないようにします。
最初は逃げようとしますが、やがて「この杭につながれていると逃げられない」と理解し、逃げるのをやめてしまいます。
一旦そういう状態になると、大きくなってもその杭&ロープにつながれていると逃げようとしなくなるのです。
あれ?これなんかと似てる・・・
そうですね。
アダルトチルドレンの「不要な思い込み」とよく似ています。
自分を過小評価したり、自己否定したり、本当は出来ることがたくさんあるのに「出来ない」と思ってしまうのと同じです。
「不要な思い込み(トラウマ)」があると、持っている力がスポイルされ、特に「本当はできること」が出来なくなってしまいます。
他人からは「(簡単に出来ると思うのに)なぜしないの?/どうしてできないの?・・・」と思われ不思議がられます。
第三者から見れば簡単にできることでも、アダルトチルドレンにとっては生死にかかわる断崖絶壁のような高いハードルになってしまうからです。
でも、子供の頃の「できない」でも、『大人になれば出来るはず』なのに、どうしてでしょう?
それは潜在意識の中では、過去のことではなく『今も同じ』としてしまうからです。
同時にその不要な思い込みは、いくら考えても簡単に消せませんし手放せません。
行動から変えていこうにも、その行動自体ができないし、無理をすればさらに心の傷を深めてしまいます。
だから心理療法(セラピー)を使って「認める・癒す・解く」で改善していくことが必要なのです。
心の中の小さな杭につながれたまま「私には無理・・・」「私にはできない・・・」の人生を続けますか?
それとも、子供の頃につながれた杭をさっさと引っこ抜いて『ありのままの自分』で生き、『本当の自分の力を十分発揮して幸せになる人生』にしますか?
あなたはどちらも選ぶことができるのですよ。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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