「わかってくれない親にイライラする」から抜け出す方法
アダルトチルドレンの親子問題の相談で『親が分かってくれなくてイライラする』というのがあります。
『子供の頃から親は分かってくれなかった』というのがずっと続いていて、大人になった今でも、そのことでイライラしてしまうのですが、これ、本当に辛いですね。
この場合、よくあるのが「自分の都合でしか物事を考えない親」に対して『分かってもらおうと一生懸命努力してしまう』こと。
しかし、はっきし言ってこれは「労多くして実り無し」です。
延々と終わりのない無駄な努力をし続けても、どんどん気が滅入り心が傷ついていく一方です。
なので、一刻も早く終わりにすれば、その分、心の平穏と健康を取り戻せます。
また、「今は話せるし分かってくれるけど、子供の頃分かってもらえなかったことがあってイラっとする」という方もいます。
いずれにせよ、本当のところはどうなのか、自分と親とを客観的にみて、自分と親に対する見かた考え方を変え、必要なら「付き合い方を変えていく」ことです。
(後者の場合でも「本当に言いたいことを言っていない」こともよくあります。)
実は話が通じない「わかってくれない」と感じるたびに、無意識に過去の(子供の頃の)ことも思い出していて、余計にイライラしてしまうのです。
「わかってくれない」とか「否定される」たびに心が傷ついてしまっていて、それが積もり積もって爆発寸前になっていたり、時に他の人に爆発してしまうこともあります。
なので、「わかってくれない親にイライラする」は、実は『分かってくれなくて悲しいのを何故分かってくれないの?!』のイライラなのです。
ですから、まず自分自身でその本当の気持ちを認めてあげ、『分かってくれなくて悲しかったことを癒してあげる』ことが、この「分かってくれない」連鎖を抜け出す道なのです。
さらに言い方が悪いというか、大抵、考えを押し付けるなど「自分の都合でしか物事を考えない親」と話してきたために、『伝わりにくい言い方になっている』こともよくあります。
(面倒くさいので言葉を端折ってしまうのが癖になってしまっている)
こちらは今と過去を癒し、わだかまりをなくしてから、『伝わりやすい言い方に変えるワーク』をしていきます。
よく「親とすんなり話せて(わかってもらえて)びっくりしました」という心理カウンセリングのご感想を頂くことがあります。
これは心理カウンセリングで傷ついた心を癒しただけでなく、親との(無意識の)関係性や行動まで変えているからなのです。
また、大人になったら自分のことを分かってもらうのは親よりも「パートナー」です。
「わかってくれない親にイライラする」アダルトチルドレンは、親の方ばかりを気にして、肝心の「パートナーとの関係」をおろそかにしてしまい、恋愛結婚がうまくいかないケースもよくあります。
こういったことからも、「わかってくれない親にイライラする(悲しい)」はパートナーシップにも影響しますから、心当たりがある方は早く心理カウンセリングで解決しておきましょう。
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