[公開]:2018/12/21/[更新]:2018/12/20

「心理学」とは分析し『悩みの解決ために活かす』もの

「心理学」というのは一般的には「心の分野に関する分析学」ですが、単に分析するだけではなく、それを『悩みの解決や自己成長・自己実現のために活かす』のが本当の心理学なのです。

 

まず『心理学』とな何か、ちょっとググってみました。

【デジタル大辞泉】
生物体の意識や行動を研究する学問。古くは形而上学の中に含まれ、精神や精神現象を問う学問であったが、19世紀以降実験的方法をとり入れて実証科学として確立。一般心理学・動物心理学・発達心理学・社会心理学・臨床心理学など、多数の分野がある。

【百科事典マイペディア】
英語psychology,mental philosophyなどの訳語として用いられ,広く心に関する知見を扱う学問の称。実証的学問としては,1879年世界初の実験室を作ったW.M.ブントを嚆矢とするといわれ,以来さまざまな学派と分科が形成された。


つまりは「心の分野に関する学問全般を指す言葉」ってことなんですが、個人的には「心理学」というのはまず「心の分野に関する分析学」というのが大きな特徴だと思います。

たとえば、恋愛結婚でも仕事でも人間関係でも、「何故うまくいかないのか、その原因をつきとめる」というのが心理学の目的のひとつです。実際、「心理学」といえば「心理分析」を指すことが多いですから。

また、心理学とは『解釈』とか『考え方』でもあるんですよね。でもそれは人それぞれだから、それこそ星の数ほどの「心理学」が存在しているわけです。それゆえに絶対的な正解がなかったり、人によって答え(解釈)がまちまちだったりするのがデメリットだったりします。

 

そして「心理学」は学問としての要素も大きいため「精神科医やカウンセラーなどが使うもの」「難しい心理分析を行うもの」と思われがちですが、そうではありません。

「心に関する学問であり考え方」ですから、宗教やスピリチュアルで語られるような『人の生き方』についてや、自己啓発や成功哲学、さらには「占い」なんかも広い意味での心理学と言えるでしょう。

 

でもって、こうなった時の自分の心理はどうだ、相手の心理はどうだ、何がどうなって何が原因で。。。という分析も大切だとは思うんですよ。「人に分かりやすく伝え、理解してもらう」ためにも、そういった分析は必要です。

そして本当に心理学で必要なのはその先「その分析をどう活かすか」なんです。相談者さんの話を聞いて、問題点や原因を分析して「それはこういうことなんです!すごいでしょ?」みたいに分析して終わり・・・それじゃ心理学というより単なる自慢。それを聞いて気付きがあってパッカーン!した気になっても、解決しなかったり成長しないのでは、それは心理学ではないのです。

 

悩みや問題の分析はもちろんのこと、『恋愛結婚の悩み、仕事の悩み、人間関係の悩み、不安やイライラなどの悩みを解決したり、自己成長・自己実現のために活かす』のが心理学なんです。

ちなみに心理カウンセリングでも相談者さんの悩みや問題を分析し、カウンセリング(解決)に活かしています。大半は心理カウンセリングをスムーズに進めるためのものですから、カウンセリング中は分析をお伝えするのは最小限にして、最後に総括的としてフィードバックしています。そうすると、相談者さんもより深く理解できるんですよ。

 

そういえば、以前こんなことがありました。とある講座でのこと、「すごい心理学を学んだ実力者」という人がゲストで来たんですが、カウンセリングのデモも、受講生との意思疎通も全く出来ない使えない(@@;)・・・ホント心理学知っているだけではどうにもならない、というか、ホントに心理学理解してんのか?って感じでした。

で、後から分かったことですが、この人「臨床心理士」ではなく「心理臨床士(バッタもんの資格?)」というめっちゃややこしい資格の保有者。つまり、講座の主催者が「きちっと心理学を学んだ臨床心理士」と思わせていた、ってことでした。ちゃんちゃん。

もちろん、こういう人を「スゴイ」と担ぎ上げるくらいですから、肝心の講座自体がダメダメで、お金をドブに捨てたようなもんでした。あーもったいなや(おかげでアホ講座を見抜く目は養えましたが(爆)。

 

でもってワタクシ、大学等で心理学を学んだことありません。ぶっちゃけ独学です。ユングやフロイトなども詳しく学んでみたいし、機会があれば大学で心理学を学んでみたいとは思っています。独学というものの、押さえるべきツボはしっかり押さえていますのでご安心を(`・ω・´)! まあ、なぜかたまに「臨床心理士」さんと間違えられることがあるので、そういう意味では独学とはいえかなりレベルの高い心理学になっているのかな?とか自画自賛(笑)

心理学というのは分析し「悩みを解決したり、自己成長・自己実現のために活かす」ためのもの、というのがワタクシの考えです。ですから、ブログでは分析だけでなく「どう活かすか?」を重視した心理学を分かりやすい形でお届けしていきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

 

心理学とは悩み解決のために活かすもの

 

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