「頑張りすぎ」の原因は『甘えられなかった』から
アダルトチルドレンの特徴(悩み)のひとつ、「頑張りすぎ」の原因は『子供の頃の親との関係』で、それも意外なところにあります。
それは『子供の頃、親に十分に甘えられなかったこと』です。
それが大人になってからの、アダルトチルドレン特有の「不安」や「自信が持てない」はもとより、『頑張りすぎ』『頼れない(甘えられない)』などの原因となります。
今回は、なぜ『親に十分に甘えられなかったこと』が原因となるのかをお話します。
まず、子供の要求をなんでも、必要以上に与えるのが「甘やかす」です。
そして、子供の健全な心を育むよう、子供の要求で必要なものを与えるのが「甘える(甘えさせる)」です(これめっちゃ大切!)。
例えば、子供とのスキンシップ(じゃれあい)や、話を聞いてあげたり・・・
着替えなど身の回りのこと、部屋の片づけや勉強など「子供ひとりでは出来ないことを頼ってきたら手伝ってあげる」など。
そうやって十分に甘えられると、子供は親の愛や安心感で満たされます。
十分に甘えられ満たされた子供は安心し、「自分は愛されている(愛される価値がある)」と無意識に思うようになり、自信や自尊心が強くなっていきます。
さらに「十分に甘える(甘えさせる)」ことは健全な自立を促します。
今まで親の手を借りていたものを、子供が自発的にやるようになったり、親がそろそろ自分で出来るように・・・と思い、させるようとすることを素直に受け入れ、やってみるようになります。
そして、それが出来たからと褒められるとさらに自信と自尊心がアップし、いろんなことに興味を持ち、やってみたくなります。
そんなことを繰り返し、成長するにつれ、行動がどんどん大きく広くなっていき、最終的に自然と親元を離れて自立します。
アダルトチルドレンがよくやる(というか、無理にでもさせられる)、「不安でいっぱいなのに、無理して、ひとりで頑張る」ことで、大人として自立し頑張れるようになるのではありません。
『甘えていい時・甘えたい時に十分甘えられた(甘えた)人が自然と自立する』のです。
それも、「適度な」自信と自尊心を持ち、頑張るにしても、必要な時は人に頼れる(頼ってもいいんだ、という安心感がある)、自立・自律した大人に、です。
そして、自分を大切にするのはもちろん、自分を愛してくれる・大切にしてくれる相手に感謝し、愛と思いやりと信頼の人間関係を作ります。
こういった人たちが恋愛結婚で、幸せなパートナーシップを作れるのは当たり前なんです。
これに対し、「子供のころ、甘えたいとき、甘えるべき時に十分に甘えられず満たされなかった」のがアダルトチルドレンです。
そのため、まずはその気持ちを癒すこと、自分を大切にすること、今からでも「甘えてみる」ことがアダルトチルドレンの頑張りすぎを改善するカギとなります。
では、なぜアダルトチルドレンが子供の頃、十分に甘えられなくて「頑張りすぎ」になってしまうのか、次の記事で解説していきます。
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