いつまで「どうせ」で自分の価値を下げ続けますか？

「どうせ」で自分の価値を下げ続けますか？そんなに自分を悪く言わなくてもええんでね？？？

○○だったら、○○できれば・・・という「たられば」、とにかく言い訳の「でも、だって」・・・

こういう言葉が口ぐせになっている人は「恋愛でも仕事でもうまくいかない」でも実は「現状を変えようとしない」人たちです。なので、「まあ～ったく進歩せず、愚痴グチ言っているだけ」です（毒）

そして、これと双璧をなすであろう言葉が「どうせ」です。

どうせ私なんか・・・
どうせできっこないし・・・
どうせしたってようがないし・・・

あのね、ぶっちゃけ言いますね。

「どうせ」というのは、使うだけで自分の価値を下げてしまう言葉です。

自分で自分の価値をそんなに下げていたいですか？会う人会う人に、そんなに価値のない人間だと思って欲しいのですか？

心理カウンセリングでも「どうせ」を連発する相談者さんがいます。

そんな時、自分自身のイメージに向かって、「どうせ、あなた○○なんだよね」と、自分で言っていた言葉をそのままご自身に投げかけてもらったりします・・・

すると、120％そんなの嫌ですと言われます。

なぜ、自分で言っているのに、そんなに嫌なのでしょうか。それは無意識で「どうせ」が否定的な意味を持つ言葉だと分かっているからです。

日本語では「どうせ」の後は、主に否定的な言葉が続きます。日常的にもよく聞く言葉ですし、「どうせ」を多く使う人は「ネガティブで否定的な人」というのを目にしています。

つまり「どうせ」は「ネガティブな気持ちを伴う」ということを無意識的に当然のことと理解しています。無意識（潜在意識）は何も判断しませんので、「どうせ」を口にするだけで、自動的に「否定的・ネガティブ」を思い出す（連想する）ようになります。

なので自分に向けた「どうせ」は、自分で自分の価値を下げることになるのです。しかも、使えば使うほど自分の価値を下げることになります(｀へ´)

ちなみに「どうせ」は『どうせなら３人分作っちゃおう』とか、『どうせなら、あそこまで行ってみよう』みたいに、肯定的な意味で使われることもあります。

こちらは「どうせ」＋「なら」と、「どうせ」を打ち消す言葉が入っていますので、「ついでに違うことをしよう」と自分を卑下する言葉ではなくなっているのです。※「むしろ」「いっそ」と言い換えてもいいかも

ですので、どうしても「どうせ」を使いたいなら、

どうせなら、やってみよう

どうせなら、愛してみよう

どうせなら、愛されてみよう

どうせなら、幸せになっちゃおう

どうせなら、たまには休んでみよう

みたいに使うと、いいですよ。

言葉と心は密接に関係しています。言葉の意味、価値は知識的というより無意識的に理解していることの方が多く、それゆえ「言葉を正しく使うこと」が必要なのです。

そこから、自分らしさとか、幸せな恋愛・結婚をするとか、好きなことを仕事にするとか、そういったことを創っていけるのです。

カウンセラー、セラピスト、占い師、コーチetc悩みを解決することを仕事とする職業の人は、「言葉を正しく使う」ということが必須です。それを当たり前のように出来ているのが本当のプロです。

なぜなら、逆に「曖昧な言葉」や「独自の意味、独自の解釈の言葉」は催眠につながります。相談者さんを混乱させたり、解決や成長を妨げたり、中には・・・人をコントロールするなんてことも起こるのです。

はた目には僅かな差かもしれません。しかし、そのわずかな差があなたのこれからの人生（未来）という結果に大きく影響してくるのです。

はじめに言葉ありき。「どうせ」で自分を卑下するのはもうおしまい。これからは幸せを作っていくための言葉を使っていきましょうね。

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m