本当の「ありのまま」とは
よく「ありのままで生きる」ってありますよね。
「ありのまま」といのは、等身大とか、自然体、背伸びしない、そのまんま・・・etc
実力以上によく見せようとするなど、無理をして生きるより「ありのまま」の方が絶対楽です。
しかし、ひとつ問題が。
「ありのままってどうすればいいんですか?」
「どうすればありのままになるんですか?」
ありのまま、って本当は難しいのかもしれません・・・
まあ、他人と比較しない、他人に合わせようとしない(ワガママではなく、私は私でいる)、素直になる、我慢しない、肩の力・身体の力を抜くなど、自分にとって楽な状態でいること、とかなんですが・・・
「ありのまま」の最大のポイントは『一切否定せず、今の自分を全て受け入れる』ということ。
自分の長所も欠点も、自分の身に起こったことも、今の環境や今の状況もぜ~んぶ認めて、受け入れる。
違う言い方すれば『 全 肯 定 』です。
しかし、長所とか「いいこと」は認め受け入れるのは簡単ですが、短所など「よくないこと」は受け入れがたいこともあるでしょう。
否定せずに認める、受け入れるというのは、「私、こういう所もあるんだ」「今こうなんだ」「あの時、こうだったんだ」とだけ言う、ってことです。
違う違うと一生懸命否定したり、なかったことにしようとしたり、「だから〇〇なんだ」と余計な判断をしないことです。
特に!『今感じている気持ち(感情)を認めること』、これがとても大切です。
ネガティブだろうが、ポジティブだろうが、今の気持ちを認め受け入れなければ、「ありのまま」とはなりません。
「ありのままの人」が楽しそうに楽そうに見えるのは、気持ちも全て認めてストレスを抱えないからです。
そして、自分自身に関係することは、考え方・感情・行動・環境など、「変えることのできるもの」と、過去の出来事のように「変えることができないもの」とがあります。
※変えられないものでも、それらに対する嫌な気持ちは変えられます
受け入れることができないのは、「変えられるもの」を変えようとせず、「変えることができないもの」を変えようとするからです。
変えられないものをいくら変えようと頑張っても空しくなるだけでどうにもなりません。
過去に囚われることだからです。
ちなみに、変えられない過去も、「こうすればよかった」はその起こった事実を受け入れ、次への教訓にすることで、よいものへと変えることができます。
一般的に敬遠されがちなネガティブな感情やものの見方、考え方、思い込み、短所や失敗のパターンなどは、実は「変えることのできるもの」です。
これらを変えていくことは悩みや問題を解決することでもあり、『変えることのできるものを変える勇気を持つ』ことです。
⇒嫌われる勇気よりカッコよくね?
ですから、人間的にも大きく成長しますし、人によっては性格も(良い方に)変わってきます。
変えられるものと変えられないものとがあることを認め、全てを否定せず受け入れることも『ありのまま』である大切な条件です。
また、自責タイプも他責タイプもありのままではありません。(どちらも認めないし余計な判断をする)
本当のありのままは『自律タイプ』なんです。
ありのままであることは、楽に幸せに生きることであり、人生を良くしていくこと。良きパートナーに恵まれたり、パートナーとの絆が深まります。
あなたも「ありのまま」で幸せにいきましょう。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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