毒親と健全な親との違いは「ごめんね」
「毒親」「毒になる親」の特徴といえば、DV、強制・過干渉、子供を都合よくコントロールするなどがあります。
もうひとつ、自分(親)の過ちを認めず『子供に謝らない』というのがあり、これも大きな問題です。
どんな親も「完璧」ではなく、人としても親としても「不完全」です。
しかも正解のない子育てをするわけですから親でも間違うことは多々あります。
大切なのは「間違わないこと」ではなく、自分(親)が子供に対して何か間違いをしたとき、親の方から『ごめんね』と言えるかどうかです。
これが毒親と健全な親との違いだったりします。
子供に大きな影響を与えますし、子供の人生を大きく左右すると言っても過言ではありません。
子供は悪くないのに先入観で怒ってしまった・・・
自分の感情(イライラ)をぶつけてしまった・・・
子供が嫌なことを無理にさせようとした・・・
子供を傷つけるようなことを言ってしまった・・・
子供が楽しみにしていたオヤツを食べてしまった・・・ヾ(・ω・;)ヲイ
いろいろありますが、間違いに気付いたとき、子供に「ごめんね」と謝ることは子供に様々なメッセージを送ることになります。
・あなたは間違っていないんだよ
・私はあなたを愛しているよ
・親でも間違えることはあるんだよ
・あなたも間違えていいんだよ
・もし大切な人を傷付てしまったら、「ごめんね」って言うんだよ
などなど。
こういった心に伝わるメッセージとともに、親の愛を伝え、傷ついた子供の心を癒し、子供の自尊心を高めます。
そして、子供もそれを素直に受け入れ、そんな親の態度を子供は自然と信頼し尊敬し、無意識に真似るようになります。
やがて、その子が大人になり親になった時、その親子関係にも良い影響を与えます。
自然と親と同じように自分が間違った時は子供に謝れる親になり、幸せな親子関係を作っていきます。
もう一つ、親が「ごめんね」と言うことは、『親の方から子供に心を開く』ということです。
親が心を開いていれば子供は親を信頼し、コミュニケーションもよくなりますし、学校などで何かあったり悩んだ時も相談しやすいのです。
子供が我慢したり心を閉ざしてしまうのは、強制や過干渉などで親の圧が強すぎるだけでなく、親の方が心を開いていないのも原因のひとつです。
ちなみに子供に「謝らない」と「謝れない」という2種類の親がいます。
親の面子とか変なプライドを持っていて「謝らない親」は・・・他責タイプの毒親の可能性が高いです。
自分の親との問題を抱えていて子供に「謝れない」、子供に心を開けない、という親は自責タイプのアダルトチルドレンの可能性があります。
心理カウンセリングなどで早く解決しておきましょう。
あ、それと、どこかで「子供に謝れば殴ってもいい」・・・という、とんでもない心理学がありましたが、これは「DVの自己正当化」ですから絶対やってはいけません。
また、子供に謝れない人は大抵夫婦間でも「ごめんね」がありません。
こういった夫婦関係もそのまま親子関係に反映されることがよくありますし、子供の恋愛結婚にも大きく影響します。
もしパートナーと何かあったときは、些細なことでも「“お互いに”ごめんね」と謝れる関係を作っておきましょう。
子供に「ごめんね」と言うことは、子供も、パートナーも、自分自身も、本当に愛し大切にしていないとできないことです。
それがちゃんとできているということは健全な親であり、温かい家庭です。
こういったことも毒親にならない=健全な親であることのポイントのひとつですから、参考にしてみてください。
大切なのは「間違わないこと」ではなく、『間違ったときにどうするか?』です。
もし、子供に間違ったことをしてしまったら、ぎこちなくてもいいから「ごめんね」と言って抱きしめてあげましょう。
その子の為に、何よりもあなた自身の幸せのために。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
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