[公開]:2025/07/13

学びもないし解決しない!「他責講師」の見分け方

 

こちらの記事の続きです。

どういうわけか自責タイプのアダルトチルドレンは、他責タイプとくっつきやすく、利用されやすいので要注意です。

実は、もうひとつ気をつけたいのが、「他責タイプの講師」です。

心理系に限らず、占いやスピリチュアル、自己啓発、ビジネス系にもけっこういます。

こういう人に引っかかっちゃうと、かなり高い、しかも手痛い“授業料を払うことになる”ので要注意です

 

自分を責めがちなアダルトチルドレンは、自分の気持ちを飲み込んでしまったり、言いたいことが言えなかったりします。

その反対に、ズバズバものを言ったり、自信満々に行動する“他責タイプ”を「すごい!」と思ってしまうことがあります。

そして「みんな楽しそうにしてる」「やりがいがありそう」「大切にしてくれそう」っていう表面だけを見て判断しちゃうと、あとで痛い目を見るかもしれません。

他責タイプの講師って、見た目とか雰囲気がやたらいいし、うまいこと言うし、つい信じたくなることがよくあります

でも、そこが落とし穴なんです。

 

このタイプの講師は、「あるように見せる」「ないように思わせる」っていう“錯覚させる技術”には長けてるんですけど、心理学っぽいことを言ってるだけで、中身はスカスカだったりします

正直、実際に役に立つことはあんまり教えてくれません(というか、役立つものがないので・・・)。

 

しかも、「そのままでいいんだよ」なんて言って、悩みや問題をそのまま放置させるようなところもあるから、結局何も変わらないし、成長もしないんですよね。

講師本人も成長する気も、自分自身の問題を解決する気はありません。

しかも、うまくいけば「自分のおかげ」、失敗すれば「あなたのせい」、そんな感じです

 

さらにやっかいなのは、長く通ってる受講生とべったり共依存みたいな関係になって、まるで“教祖と信者”みたいになり、プチカルト化しっちゃってるケース。

それを「愛がある、幸せな関係」だと勘違いしてのめり込んじゃうと、どんどん抜け出せなくなっちゃいます。

最終的には、都合よく使われて、お金も時間も吸い取られて、さらにはちょっとしたことでキレられたり、(講師の機嫌で)怒鳴られたりすることも。

ほんと、泣きたくなるような結末になってしまうこともあります。

 

とはいえ、中には「成長しなくてもいい」「問題が解決しなくても平気」って感じで、ずっとそこに居続ける“自責タイプ”の人もいます。

これは、ちょっと極端な言い方をすると「催眠状態」、もっとハッキリ言えば“マインドコントロール”されちゃってるような状態です

 

他責タイプの講師って、「すごい!」「この人、正しい!」って思わせるのがめちゃくちゃ上手なんすでよ。

さらに、そう思わせる「雰囲気づくり」にも長けていて、催眠のプロから見ても「これは巧妙だな」ってレベルのマインドコントロールを仕掛けてきます。

しかもやっかいなのは、本人はそれを「正しいこと」「愛のあること」としてやってること
(毒親とおんなじ)

だから余計にたちが悪いし見抜きにくいんです。

 

でもね、いくら愛にあふれているように見えても、その場の“当たり前”はじつは「他責思考」がベースになっています

つまり、「他責タイプの講師」と同じように、ダブルスタンダードでも気にしないとか、都合が悪くなったらサッと逃げちゃうとか、そういう『うまく立ち回れる人』しか居心地よくいられない場所なんです。

 

ちなみに、「自律タイプ」の人にとって、こういう場はそもそも居心地が悪いので、自然と離れていきます。
(たとえ残っていても、たいていは他責タイプの講師やその取り巻きに嫌われます…)

 

一方で、「自責タイプ」で責任感の強い人ほど、他責タイプの講師のやり方に無理にでも合わせようとしてしまいがちです。

そうなると、自分の中で「自責」と「他責」の間で板挟みになって、どんどん心がすり減っていくか、無理に合わせようとして暴走してしまうかのどっちかになってしまいます。

 

で、心がどんなにすり減っても、暴走してしまっても、講師は向き合ってはくれませんし、責任とってもくれません

それどころか講師の逆鱗に触れて怒られたり責められたりという、なんとも救われない結末になります。

では、こういうトラブルを避けたり、催眠っぽい状態(マインドコントロール)に引っかからないようにするには、どうしたらいいのでしょう?

 

一番大事なのは、「あれ?なんか変だな」と思った時点で、『迷わず離れること』です。

そのためには、周りに流されずに自分の感覚や意見を大事にすること、冷静に物事を見て判断する力を持つこと、そして誰に対しても適切な距離感を保って付き合えるようになることが大切です。

それは「自責タイプ」の人(アダルトチルドレン)にとって、『自分自身の問題・課題と向き合って解決していくこと』を意味します。

表面的に「なんかよさそう」な心理系講座やグループは、他責タイプ講師がしきっていることがあります。

くれぐれもご注意ください。

 

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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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