「頑張ったのに認めてもらえない」の勘違い
頑張りを認められたり褒められたりするのは嬉しいものです。
しかし「頑張ったのに認めてもらえない」なんてことがあると、悔しくてがっくりしちゃいますよね。
実はこれには本人か相手の「どちらか」に、何か問題があるんです。
このポイントを押さえておくことで、「認めてもらえない(評価されない)」と嘆くことがなくなります。
「頑張っているんですが、認めてもらえません」
こういった相談を何度か受けたことがありますし、時々見聞きします。
比較的仕事でのことが多いですが、夫婦や親子間(特にアダルトチルドレン)でもあります。
そして「認めてもらえない(評価されない)」というのは次の3つの場合が考えられます。
(A)十分な結果を出しているが認めてもらえない
(B)大した結果を出していない(評価されると思っている)
(C)相手が望んでいない、余計なことをしている
でもって、これらのうち(A)だけが「認めてもらえない」です。
大きな声で「認めて!評価して!」と言っていいんですよ?!
そして、(B)と(C)の「認めてもらえない」は・・・残念ながら(?)単なる『勘違い』なんです。
(B)の大半は他責タイプの、「自分勝手な認めてもらえない」です。
手を抜いてというか、いいかげんな仕事して、「給料上げてください」って平気で言っちゃう人たち。
(仕事の内容からして)当然評価されるわけがないんですけどね。。。
それと、「こんなに頑張ったんだから」認めてくれるんじゃないかと期待してしまうのが自責タイプのアダルトチルドレン。
でも認めてもらえない(評価されない)のは、「頑張り方を何か間違えているから」なんです。
そこをよく考えよう。。。
(C)は人間関係、特に夫婦・親子関係で結構ありがち。
やたらと人の世話をしたがるが的外れなことしかしないタイプの人。
しかし、いらないと断ると、「こんなにやってあげているのに」「あなたのためを思ってやっているのに」と逆ギレするので始末が悪いんですよね。。。
「認められる(評価される)」といいますが、それは『相手がするもの』です。
ですから相手から「こういうことをして欲しい」があって、「その要求を満足させているかどうか?」なんですね。
なので、頑張っても認められず、「なんか報われないなぁ・・・」なんて思ったら、「相手は本当に何を求めているのか?」をもう一度確めてみましょう。
それに見合うことをしているかどうか、振り返ってみましょう。
(B)と(C)の「認めてもらえない」は、自分の行いを反省し改めることでうまくいくようになります。
問題は(A)のようにきちんと結果を出しているのに、認められていない(評価されていない)とき。
それはあなたのせいではなく、認めない・評価しない相手が悪いのですが・・・
こういう時は、どうしたらいいでしょう?
対策その1:無駄な努力はやめる
その努力は相手は必要と思っていないのかもしれません。
無駄な努力はやめて、もっと自分のためになることをしましょう。
対策その2:「褒めて」と自己申告する。
会社では正当に評価されてないのなら「認めて!評価して」と声をあげることです。
一方で夫婦(家庭)では「必要なことなのに相手(パートナーや家族)がそれに気づかない」ということもあります。
そんな時は「何でわかってくれないのよ?」とイライラせず、「これやったの~♪褒めて褒めて♪♪」と自己アピールしちゃいましょう。
イライラするより、よっぽど健康的だし、相手を責めることなく分かってもらいやすくなります。
夫婦間では、この方が良い関係になりますよ。
ま、特に必要でないことは「やめてみる」、必要なことであれば「自己申告する」がいいでしょう。
しかしまれに「悪意で認めない(評価しない)」なんて人もいたりします。
もしそうなら、会社でもパートナーでも、早々にお別れした方がいいでしょうね。
また、本当に頑張ってきたなら、他人の評価を期待する前にその頑張りを「自分で褒めて」あげましょう。
そして美味しいご飯にスイーツ、エステなど、頑張った自分に『ご褒美』をあげましょう。
頑張り自体は「自分で褒めていい」のですよ。
ということで、「認めてくれない」にも色々あります。
一呼吸おいて、相手目線でも考えてみることも大切ですよ。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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