『どんな親の毒があなたを苦しめていたのか』を知ることが悩み解決の近道

【 更新 】 : 2019/01/28

悩みや問題解決のためには「毒親かどうか」よりも『どんな親の毒があなたを苦しめていたのか』を知り、その事実を認めることが大切です。

 

まず「親の毒」とは『子供の心を不健康にさせ、悩み・心の問題の原因を作ってしまう親の言動』のこと。この毒が非常に強いのが「毒親」、そこそこ毒があるのが「毒になる親」です。

毒親】:子供に対する「言葉や肉体的な暴力」や「性的な行為」、「親都合の非常に強いコントロール」「有無を言わさぬ命令」など、「親の毒」が『子供に対する肉体的・精神的な虐待レベルになっている親』のこと。

毒になる親】:どちらかというと「子供思いのいい親」ですが『毒親ほどではないが「親の毒」も強い親』のこと。親の毒に気付きにくく、そういう意味ではやっかいな親とも言えます。心理カウンセリングの相談で最も多いのがこのタイプの親です。

 

実はもうひとつ、「たまたま毒な親」というのもあります。こちらは、その当時ものすごく忙しかったり親自身が問題を抱えていたりして、子供にかまっている余裕がなかったなどで、「たまたま親の毒を子供に与えてしまった親」のことです。

「毒親」と「そうでない親」のようにはっきり分けられるわけではありません。このようなタイプがあると知っておくだけでも「毒親」を知ることの目的を間違ってしまったり、その落とし穴に陥ることが少なくなります。

 

子育ては難しいけどやりがいや喜びも大きい、人生で12を争う大きな仕事です。しかし、子育てに正解などありませんし、事前に「子育てのプロ」になれるわけでもありません。どんな親でも間違いの一つや二つやっていて当たり前、時に大きな間違いをすることもあるでしょう。

毒親のことを知るのは、そんな親の間違い探しをしたり、「完璧な親」を目指すためではありません。完全な親なんてどこにもいませんし、完璧な親になる必要もありません。ここもよく覚えておいてください。

 

でもって「親の毒」ですが、その主たるものは『親の都合による不健康で過剰なコントロール』です。

コントロールが全て悪いわけではありません。実は子供に対しては「年齢に応じた適切で健全な親のコントロール」が必要です。それは健全な家庭のルールであり、必要な躾であり、自制心や向上心などを育み、親子の絆となるものです。そこには喜びや学び、成長があり、子供の心は『健全』です。

これに対し「親都合の有無を言わさぬ命令」だったり、「親を喜ばせること」が目的となっていたり、「思春期になっても干渉しすぎ」などが『過剰なコントロール』です。同時にそれは子供にとって大きなストレスとなり、心の傷になりますから『不健康』なのです。

逆にもし子供に制限なく好きなようにさせたり、欲しいものを際限なく与えるなど、親のコントロールが全く無いのも良いことではありません。自由にのびのびのように見えて、我儘や癇癪持ちなるなど確実に子供の心を歪ませていきます(子供に与えずコントロールしないのが育児放棄・ネグレクト)。

 

毒親・毒のある親を纏めると、次の8種類のタイプに分けられます。

1.過干渉な親
2.無視する親、見返りを要求する親
3.完璧主義な親
4.絶対的なルールで縛る親
5.支離滅裂な(混乱させる)親
6.自己愛・共依存な親
7.DVや虐待をする親
8.自立しすぎ頑張りすぎな親

大抵、これらのうちのいくつか合わさったタイプの親が多いです(それぞれ切り離してみると分かりやすくなります)。詳しくはまた改めて解説していきますが、「親の毒にはこんなものがある」と理解しておくだけで「自分が親の毒の影響を受けているのかいないのか」が、よく分かるようになります。

そして分かりやすい「毒親」はともかく、子供思い・教育熱心な親ほど「毒になる親」になることがよくあります。9割がた良い親でも「毒になる親」はいますし、実際、心理カウンセリングでもそういったご相談がよくあります。

 

加えて過干渉や情緒不安、共依存など、「毒親」はもちろん「毒になる親」も親自身の心が「不健康」なのです。その親の心の不健康さをなんとかしようとするよりも、まずはその悪影響を断ち切り『親ではなく自分の心の健康を取り戻す』ことが最重要課題なのです。

そもそも、親の心の健康や親の問題について、あなたには責任はありません。あなたが責任を持つべきは『自分の人生、自分自身の幸せ、自分自身の心身の健康』についてです。これが逆になってしまっているから、親のことで苦しみ悩みや問題が解決しないのです。

仮にどうしても親のことをなんとかしたいなら、先にご自身の問題を解決し心の健康を取り戻すことです。親への対処も楽になりますし、余力があれば親の心の健康を取り戻す力にもなるでしょう(この逆は無理)。

 

それと、『親との関係を見直し、自分の悩みや問題を解決し幸せになる』ことで、『子供に良い影響を与える親になる』という特典(?)がもれなくついてきます。

これから子供を持とうとする若い人たちも、子育て真っ最中のママさんパパさんも、たとえ子育てがひと段落したお母さんお父さんも同じです。あなたが「自分の(親子関係に絡む)問題を解決し、自分らしく幸せに生きること」が、子供にとって良い影響を与えるのです。※これが目的ではなく、結果的にそうなる、ということ。目的にすると帰って苦しくなることもありますので、頭の片隅にでも置いておいてください。

 

大人になっても生き辛いのは、「親の毒=不健全で過剰なコントロール」の影響が残っているからです。そのコントロールの影響から1日も早く自分を解放すし心の健康を取り戻すこと、そのことだけに目をむけ注力してください

それが悩みや問題解決の近道・早道なのです。

 

どんな親の毒があなたを苦しめていたのか

 

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m心理カウンセラー・らぶさん印

 

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