挫折から立ち直れる人の共通点ー挫折に強い人と折れてしまう人の決定的な違い

どんなことでも成功するためには「努力」が必要ですが、その途中では「挫折」することもあります。
そして努力をし、挫折を乗り越えた経験が、成功のカギになったり、行動の原動力になったりします。
一方で、どんなに頑張っても報われず、心が折れてしまう人もいます。
この違いを知っておくことで、努力が実を結び、挫折があっても意味のある経験となり、人生に大きな花を咲かせてくれるようになります。
「あの挫折があったから成長できた」「あそこまで努力したから今の自分がある」などは成功した人がよく語るエピソードです。
その一方で、毒親の理不尽や学校でのいじめ、大人になってからのパワハラ・モラハラ・セクハラ、ブラック企業・・・
どれだけ努力しても報われず、夢を壊されたり、否定され挫折し、心が折れ立ち直れなくなってしまう人もいます。
つまり「挫折や努力があったから成功する」「挫折や努力が心を鍛える」などというのは、正しくもあり間違ってもいるのです。
努力を重ね、挫折しても成長し、困難を乗り越えていける人は、言い換えれば「そのストレスに耐えられた人」です。
強い信念があったり、アスリートが厳しいトレーニングで鍛えられるように、ストレスがあっても心や考え方、行動が鍛えられた人です。
もちろん、それにはストレスをきちんとケアできる環境があることが前提です。
あるいは、どこかでうまくストレスを発散したり、ブラックな環境でも「この報酬なら」割り切れる人です。
逆に、ストレスに耐えられない人、特に「間違った努力」をしている人は、どれだけ頑張っても成功する前に限界が来てしまいます。
そして、このストレスへの耐性には、実は「子ども時代の親子関係」が大きく関わっています。
子どもの頃、うまくいかなかったり嫌なことがあった時に、「頑張ったね」と褒めてもらえたり、失敗をフォローしてもらえたり、慰めてもらえたり、味方になってもらえたり・・・
そういう経験があるほど、心の回復力や困難を乗り越える力が育ちます。
逆に毒親の場合は、「失敗してもフォローしない」「うまくいって当たり前」「問題があれば子どものせい」。
これではただ我慢するしかないので、心の回復力やストレス耐性は育ちません。
アダルトチルドレンは、子どもの頃から家庭でも学校でもストレスにさらされ、心が常にいっぱいいっぱい。
みかけは「我慢強い」ですが、実はストレス耐性はそれほど高くないのです。
また、いじめなどが原因で不登校になった子も、「挫折を経験していないから弱い」「努力していないから」ではありません。
強すぎるストレスで心のキャパが限界になり、心身の回復が追いつかず、「心が折れた状態」になってしまったのです。
大人だって、一度心が折れてしまうと、回復には相当な時間がかかります。
ゆっくり、少しずつ立て直していくしかありません。
何事も努力が道を開いてくれることは事実です。
時には予想外の挫折やストレスもやってきます。
そこで大切なのは、挫折やストレスを受け止められる「心の余裕」と、それを回復する力を育てることです。
そのために次のことを心がけましょう。
・間違った努力や、しなくていい我慢をやめる
・自分なりのストレス解消法を持ち、日常からストレスを溜めない
・過去の心の傷を癒す
・不要な思い込みやトラウマを手放し、やりたいことをすぐできる自分にしていく
・どんどん行動して、小さな成功体験を積み重ねていく
特に、子どもの頃に親のフォローや癒しを受けられなかったアダルトチルドレンの人は、今からでも遅くありません。
ぜひ少しずつ取り組んでみてください。
それが、本当の意味で「心を強くすること」になり、あなたの幸せをつかむ力になりますよ。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m

メンタルセラピー成幸の森

「アダルトチルドレンと催眠の専門家」
心理カウンセラー佐藤愛彦
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