「好き」の気持ちを大切に
アダルトチルドレンの特徴のひとつに「気持ち・感情を出せない(出さない)」というのがあります。
これは本当に感情がなくなってしまったり、感じてないわけではありません。
正しいやり方で気持ちを取り戻していけば、ちゃんと感じていることが分かりますし、ちゃんと気持ちを出せるようになります。
中でもまずは「好き」の気持ちを大切にしましょう。
なぜアダルトチルドレンは感情を出すのが苦手なのでしょう?
それは感情を出すことで親に嫌な顔されたり怒られてしまったり、からかわれたりした経験があるからです。
中には子供らしく楽しそうにしているだけで、なんてこともあります。
それも一度や二度ではなく、何度も何度も・・・
そして、家庭(親)だけでなく、学校でもあります。
あまり話さない大人しいというだけで、からかわれたり、いじられたり、いじめにあったり・・・
思春期で親と言い争いになっても、気持ちを無視され、言い負けて余計につらくなり・・・
その結果、いつしか感情(特に喜びや楽しい気持ち)を出すのが怖くなって出せなくなったり、無理して愛想笑いしたり、となってしまうのです。
でも、これは「感じていない」わけではありません。
気持ちを無理やり抑え込んだり、感じているのに、思考をぐるぐるめぐらせて『一見感じないように』しているだけです。
ちゃんと感じているのに、感じていないフリをするから、後で空しくなったり余計につらくなったりするのです。
あ、なんとなくわかる・・・という方が多いのではないでしょうか。
でも、どうやって自分の気持ち・感情を取り戻したらいいの・・・?
と聞かれそうですね。
それには「好き」という気持ちを大切にすることから始めることです。
YOUTUBE動画でも、コンビニスイーツでも、心地いい公園でも、かわいい雑貨でも、なんでもいいんです。
好きなものは否定せず、「私、これ好き♪」と声に出してみることです。
また、「これ好き♪」というと、必ずと言っていいほど、「え?あなた詳しいの?」「にわかファンなんじゃないの?」とかマウントとってくる人がいます。
はい、こんな人たちはガン無視しましょう。
「詳しくないから」と、あなたの「好き」を否定する必要は1ミリもいりません。
何か問題でも?
興味を惹かれるものに、ディープなファンや専門知識がなければ「好き」とか「かわいい」と言ってはいけない・・・
そんなこと、誰が決めました?
ディープファンになるかどうか、専門家になるかどうかは、「好きかどうか」とは別問題です。
なりたければなればいいし、ライトな「好き」があっていいんです。
それと「好きではない」「嫌い」も同じです。
これもあなたが決めていいんです。
どんなに有名なものでも、巷で人気のものでも、誰かが好きと言っていようがいまいが、あなたが『好きじゃない(嫌い)』なら、それでいいんです。
逆に『あなたが好き』と思うものを、「好きじゃない」「嫌い」という人だっています。
どう感じるかはその人の自由ですし、あなただけが周りに合わせなくちゃならない、なんてことはありません。
「あなた、それ好きなの?私も好き!」ということもあれば・・・
「あなたはそれが好きなのね。私はこっちが好き/私は好きじゃない。」ということもあります。
押しつけにならなければ、好きでも嫌いでもいいんです。
それが健全な心ですし、健全なコミュニケーションなんです。
日常にある「好き」を大切にしましょう。
見るもの、聴くもの、触れるもの、味、香り・・・五感で感じるもの全てに「好きかどうか」があります。
『私、これ好き♪』
と、「ちょっとした好き」でも、口に出してみましょう。
自己否定を減らし、自尊心を高めることにもなります!!!
ちょっと好き、すごく好き、めっちゃくちゃ好き!
どんな好きでも、あなたの感じたことを大切にしましょう。
それは『小さな幸せ』を積み重ねることになり、あなた自身を、あなたの人生を幸せにしていきますよ。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
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