悩みを解決するために「行動」を変える
悩んだりうまくいかないとき、多くの人が「思考(考え方)」「感情(気持ち)」を変えようとします。
その2つが分かりやすい(感じやすい)ので、それが原因と思ってしまうからです。
そしてもうひとつ大切なものがあります。
それは『行動』です。
思考や感情が変わると解決したように感じますが、行動も変わらなければ同じようなことを繰り返してしまいます。
ちなみに「思考(考え方)だけ」「感情(気持ち)だけ」を変えて、「行動を変えない(もしくは変な行動をさせる)」ようするのがカルトやトンデモ講師。
これ、心理系でも結構ありますが、依存させるのに都合がいいからです。
今回はちょっと見落とされがちですが、非常に大切な「行動を変える」とはどういうとか、お話したいと思います。
「行動を変える」というと、【何か新しいことをする】と思う方がほとんどだと思います。
それもありますが、それだけではありません。
「行動を変える」とは、【今までと違うことをすること】ですが、同時に【うまくいっていないところを変える】ことです。
ですから、【何か新しいことをする】と、【うまくいかないこと、余計なことをやめる】の2つがあります。
例えば、自責タイプのアダルトチルドレンがよくやってしまう「自分をないがしろにして、他人を優先するようなことを頑張ってしまう」なら・・・
『自分を大切にする、自分のために頑張る』というように行動を変えればいいのです。
また、人の顔色ばかり伺って変な思い込みで行動しているのなら、「人の顔色を伺うのをやめる」「思い込みでなく客観的な言動に変える」。
人との会話で焦って話せなくなったり自分のことばかり話してしまう、というのなら、まずは「落ち着く」、そして「相手の話をよく聞く」。
などなど。
もちろん、今まで行動が不足していたり、言葉が足りないような場合は、「今までやっていなかったことをする(新しい行動をする)」ですからね!!!
「うまくいかない」とは、『何かしら行動面に問題がある』ということです。
それは「考えているだけ」「気持ちの変化だけ」ではありません。
必ず何かしらの行動が伴っています。
例えば「言えない・行動できない」もあれば、「余計なこと言う(言い過ぎ)・余計な行動しすぎ」という場合もあります。
何かうまくいかない時、「もっと頑張らなくては」「何か新しいことをしなくては」「自分をかえなければ」と思ってしまう方は、発想の転換が必要です。
というのも、「行動を変えよう」として、新しいことよいうより「余計なこと」をしがちだからです。
なので「今までの行動をやめてみる」ということも必用です。
あくまで『一時的に』でいいんです。
落ち着いて自分を振り返ってみれば(客観的にみれば)、自分の行動がどうだったのか、不足なのか過剰なのか、どんな行動が必要なのかよく分かります。
例えば、「頑張りすぎなら休んでみる」「考えてばかりで行動しないなら、とりあえず動いてみる」とか。
場合によっては「真逆にしてみる」というのもありです(極端にならないようにね)。
足りなければ足せばいいし、やりすぎなら減らす。
つまり『必要な部分だけ変えればいい』ってことです。
まあ「心地よくなるように変える」という感じで、『行動を良い方に変えていけば必ず思考的にも気持ち的にも軽く心地よくなる』のです。
行動から「思考」や「感情」が大いに変わる、ということもよくあります。
実はうまくいく人ほど、幸せな人生を歩む人ほど「自分の行動」にも意識を向け、必要な部分を変えているものです。
なので行動にも大いに意識を向け、楽しく幸せな人生になるように変えていきましょう。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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