「上手く話すこと」より『楽に話してちゃんと伝えること』が大切
心理カウンセラーのらぶさん☆佐藤愛彦です。こんにちは。
「人と話すのが苦手です」「上手く話せません」という方ほど、「上手な話し方をしたい」と思いがちです。しかし、講演活動するとか芸人さんでもない限り、あまり重要なことではありません。
ことさら夫婦や親子などの会話に「上手く話すこと」は必要ありません。では何が必要かというと、『楽に話すこと』そして『自分の意思や気持ちをしっかり相手に伝えること』です。
「人と話すのが苦手」という方は、話下手といえば話下手ですが、「伝わりにくい話し方」をしています。話し方というより「思いや意思が伝わらない」ことが問題なのです。
しかし、自分の話し方のどういうところが伝わりにくいのか、分かっている人は殆どいません。心理カウンセリングでもよくあるのですが、相談者さんはこのことにまず気づいていません。話し方についてのアドバイスやワークをすると、驚かれる方も多いです。
ですから、「上手く話そう」とするより、まず自分の話し方のどんなところが「伝わりにくい」のかに気付くことが大切です。そうすれば、その部分だけを変えていけばいいので楽に変えていけます。
でもって、「伝わりにくい話し方」とは、具体的にはこんな感じ。
イエス・ノーがあいまい
自分の気持ちを伝えていない
「ありがとう」「ごめんなさい」がない
話が短すぎ(必要なことまで端折りすぎ)て伝わらない
言いたいこと・して欲しいことをはっきり言わない
余計な説明をしすぎたり、話が長すぎて何を言いたいのかわからない
主語がなく、誰のことを話しているのか分かりにくい
過去のことも今のことのように話してしまう
自分のことでいっぱいで相手の話を聞いていない
見られることを意識しすぎて相手を見ていない
アイコンタクトができない
こういった点を改善していくと、相手に伝わりやすくなるので「人と話すのが楽」になっていきます。相手も聞きやすいので自然と話がはずみ、話すことが楽しくなっていきます。
また、「人と話すのが苦手」という人は、どうしても「どうにか相手に分かって欲しい」が強くなりがちです。夫婦ともなれば、パートナーはある程度「聞こう」「分かろう」としてくれますが、それでも「伝わりにくい話し方」をしていたら一方通行になってしまうのは当然です(それが原因で時にケンカになることも)。
話すこと・コミュニケーションで大切なのは「うまく話すこと」ではなく『思いを伝え合うこと』です。お互いが自分の思いをきちんと伝えあうことが「信頼」となります。また、「嫌なことを断る(やめさせる)」ような場合でも、自分の思いをきちんと相手に伝えないと、相手はいつまでも同じ(嫌な)ことを繰り返します。
つまり「上手く話せない」を改善して、「楽に話してちゃんと伝える」ようになれば、『よい夫婦関係や親子関係のためにも、自分の幸せのためにもなる』ということなのです。
ちなみに心理カウンセリングでは、「上手く話せない」原因になっている心理的な問題をセラピー(心理療法)で解決し、具体的な「楽に話してちゃんと伝わる話し方」のアドバイスをしています。
もし、「伝わりにくい話し方」に気付いたら、早く改善し、幸せな夫婦関係、幸せな人生を作っていきましょう。
本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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