「上手く話せない」を改善する5つの方法:その3

 

『上手く話せないを改善する5つの方法』の第3回目です。

前回は「分かりやすい話し方をする」「話の目的をはっきりさせる」についてお話しました。

今回は「気持ちを伝える」「ありがとう&ごめんなさい」について。

 

(3)「自分の気持ち」を伝える

自分を責めてしまうタイプの人(アダルトチルドレン)は自分の気持ちを出す(表現する)のが苦手なのですが、それが話すことにも影響してしまいます

しかしこれは、「最も大切なこと」を伝えていない、つまり『最も伝わらない話し方』なのです。

でもこれは感情的になって話す、ということではありません。

 

その時感じた「楽しかった」「悲しかった」「イラっとした」などの、『自分の気持ちを伝える』ということです

「なんとなく・・・」な態度だけでは、相手はあなたがどう思っているのか正しく理解できません。

誤解されたり、もしそれが嫌なことでも「これでいいのね」と思われてしまいます。

 

分かって欲しい、共感して欲しいと思っても、自分の気持ちを伝えなければ、相手は分からないし伝わりません。

『察して、分かって』では伝わりませんし、かえって関係を悪くしたり、拗らせてしまいます

また、特に自分のネガティブな気持ちを出さずにいると、もっと辛くなってしまいますから、そういう意味でも「気持ちを伝える」ことはとても大切なのです。

 

(4)「ありがとう」「ごめんなさい」

ある意味これも「気持ちを伝える」です。

相手が何かしてくれた時は、たとえ小さなことでも「ありがとう(ございます)」、何かミスをしたら「ごめんなさい」を伝えましょう

いつも「すみません」を連発してしまう人も、「ありがとう」「ごめんなさい」に変えてみましょう。

相手の反応が全く違うことがよく分かると思います

 

「ありがとう」「ごめんなさい」があると会話がものすごくスムーズになります。

夫婦関係でも親子関係でも、仕事関係でも、人間関係を円滑にしますし、「信頼」につながります

 

必要な時に「ありがとう」「ごめんなさい」が言える人は心が健康です。

逆に「ありがとう」「ごめんなさい」がなかなか言えない(中には意地でも言わない人もいますが)、もしくは必要がないのに「ごめんなさい」を連呼してしまうような人は、何か心の問題を抱えていますから早く心理カウンセリングで解決しましょう。

 

不要なごめんなさいは自尊心を下げますし、その人の信頼も下げます

あなたの心の健康のためにも、自分自身を大切にするためにも、その必要がないのに謝るのはやめましょう。

 

次は「上手く話せないを改善する5つの方法」の最終回、『言いたいことは、はっきりと言う』です。

はっきり言うことは自分を大切にすること、そして相手を尊重することです!

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

心理カウンセラー・らぶさん印

 

 

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