おススメ本紹介「他人を攻撃せずにいられない人」

札幌の心理カウンセリング・メンタルセラピー成幸の森。

「催眠と潜在意識の専門家」札幌の心理カウンセラー「らぶさん☆」こと佐藤愛彦です。

こんにちは。

本日は精神科医・片田珠美さんの著書『他人を攻撃せずにいられない人』の紹介です。

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)
片山珠美著￥799（Amazon)

「他人を攻撃せずにいられない人」とはどんな人を思い浮かべますか？

虐待やＤＶ？もしくはすごーく意地悪いような人を思い浮かべるかもしれません。しかし、こういった分かりやすい攻撃より、むしろ「言葉の暴力などの方が何倍何十倍とやっかいなのです。

暴言を吐く、支配したがる、けなす、自信を失わせる、人のせいにする、間違いや自分の責任を認めない。。。etc（実はカウンセラーやセラピストにもこのタイプはいる・・・いる！いるいる！！！）

なぜやっかいかというと、そういう人はしたたかに、巧妙に攻撃されている方に罪悪感や劣等感を感じさせ、攻撃していることを感じさせません。むしろ、優しくいい人のように思わせています（汗）

ワタクシもたびたび書いていますが、こういう人ほど注意しなければならない人種なのです。アダルトチルドレンにとっての「毒親」もこの1種でしょうか。。。

こういう人は「本音を言うほど愛される」ではなく、「本音を隠して愛されるように仕向ける」のが得意という、つまり嫌らしい性格の持ち主です。モラハラというより、洗脳とかマインドコントロールと言っても過言ではないでしょう。

心理カウンセリング個人セッションでも、「他人を攻撃する人」についての相談を少なからず受けます。しかし、そういった相談者さんの多くは「自分が悪いのではないか？」と思って悩んでしまっています。しかし、セッションが進むにつれ、相手が被害者面しているだけで、「本当は自分が被害者である」という真実に気が付かれます。（プラス、癒しや、今後の対処についてもやります）

この本には

（１）攻撃欲が強い人とは

（２）どうやって攻撃してくるのか

（３）なぜ抵抗できないのか

（４）なぜ攻撃したり支配しようとするのか

（５）どうやって対処したらいいのか

（コミュニケーション取れるのか？）

などについて書かれています。

ぶっちゃけ、精神科医の本には、心理学（心理分析）に偏りすぎて「それ、（元気な人でも）無理ぢゃね？」なことを書いているのが少なくありません。しかし、この「他人を攻撃せずにいられない人」はその点分かりやすく解説されているので、おススメです。特にカウンセラー志望（＆開業したて）の方、読め～！！！

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)
片山珠美著￥799（Amazon)

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m