バカと付き合うな

堀江貴文／西野亮廣著『バカと付き合うな』。非常に面白い、おススメです。独立起業したい、ビジネスを成功させたい、他者（他社）と差別化を図りたい、そしてビジネスを成功させたい、そんな方にお勧めです。

実のところ、私は西野さんはビジネス的にすごいなと思うけど、そんなに好きではないんです。「えんとつの町のペプル」も全くもって興味ありませんし・・・

ホリエモンはというと、たまにいいこと言うし面白いと思いますしビジネスもすごいと思います。けど、極論だったり思い付きすぎたりして、時々twitterとか見る程度。めっちゃファンというわけでもないです。

ただ、やっていることを見ると、この二人は「天才」だと思います。それは間違いない。その二人が「バカと付き合うな」というタイトルの本を出すというのだから、これは面白くないはずがなかろうと買ってしまった1冊です。

（あまりバカバカ言うのもなんですけど、人生きれいごとだけでは済まない面もありますのでご了承のほどを。）

『バカと付き合うな』は～新時代を生きる28の最強の教え～というサブタイトルがついているとおり、様々な「バカ」についてお二人がエッセー的に解説しています。

・人と同じことをやりたがるバカ」
・「自分の常識」を平気で振りかざすバカ
・新しさばかり追求するバカ
・善意なら何でもありのバカ
・自分は老害にならないと思っているバカ
・孤独を怖がるバカ
・バカを笑って自分は棚上げのバカ・・・etc

この二人がどうやって独自性を見出してきたか、どう行動してきたか、そこで出会ってきたり見てきた人たちについてなんですね。実はこれらは仕事上の人付き合いだけでなく、起業する上で必要な行動、ひいては仕事術だったりします。

ちょっと内容紹介すると

西野さん（未熟なのに勘に頼るバカ）
「経験の積み重ねだけが、勘の鋭さを磨きます。」「経験値の低い人の勘ほど意味のないものはない」

 

堀江さん（欲望する力を失っているバカ）
「（欲望する力は）「つける」ではなくて「取り戻す」んです。なぜならそれは、その人が本来持っていたものだから。今あなたが何歳だとしても、それは必ず取り戻せます。あなたさえ本気になれば」

などなど、ビジネス書ですが半ば自己啓発みたいな部分も結構あります。もちろんこれ1冊でお二人のようにうまく起業できるわけではないし、これが全ての人に当てはまるわけではない。あくまで「お二人から見たバカ」です。なので妄信してしまうのも、全否定してしまうのも「バカ」です（笑）

でも、起業したい、仕事の効率を上げたい、他と差別化を図りたい、という人には大いにヒントとなるものが多いと思います特に起業したい人は読んでおいて損な1冊です。

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本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m