SNS炎上の落とし穴に注意
こちらの記事の続きです。

こちらの記事では「職場の『困った人』をうまく動かす心理術」の炎上についての見解をお話しました。
今回は、こういう炎上の時、『必ずといっていいほど見られる問題』についてお話したいと思います。
今回の炎上さわぎですが、『発売前に出された情報』が「発達障害などの人を困った人として扱っている」とされ、そこに感情的な要素が加わって大きくなったと考えられます。
『発売前』ですから、事実にもとづいた理性的・客観的な判断とは言い難いでしょう。
発売前の少ない情報だけで悪と決めつけるのは、それこそレッテル貼りです。
SNSでは、正しい情報をもとに、「私はそれはよくない(と思う)」という声が大きくなって、結果的に「炎上」と呼ばれる状態になることがあります。
しかし、「炎上」には、そうでないことも多々あります。
なぜなら、SNSは真偽を確かめたり、客観的に判断する人だけではないからです。
例えば、
・その情報が正しいかどうか気にせず同調してしまう人
・気に入らないことは感情的に反応してしまう人
・内容なんてどうでもよくて、日頃の不満のはけ口にしたい人
・流行っているから、とりあえず乗っかってみる人
などが炎上の主体になっていることもあります。
つまり、無自覚の悪意となるもの、最初から悪意を持つものも少なからずいるわけです。
こういうものに同調してばかりいると・・・
自分がゆらいでいき、自信が持てなくなります。
心が不安定となって不安や猜疑心が強くなったり、陰謀論にはまったり、自分が気に入らないという理由だけで他人を攻撃する『他責タイプ』になっていくこともあります。
ですから、まず冷静に客観的になること。
そして、ちょっと掘り下げて調べてみたり、なんかおかしいな?と思ったら同調せず、巻き込まれないように注意することが大切です。
また、決まってこういうものにのっかって、ドヤ顔で批判・非難をする人たちがいます。
その中にはカウンセラーやセラピストなど相談業の人もいます。
実はそうすることで「自分を良く(偉く)見せよう」としたり、『信者化させるために利用』するのです。
それは表向きは良い人、良いことを言っているように見えますが、その実、倫理観に欠け、決めつけや偏見が強く、差別的、独善的な人・・・という可能性が高いです。
こういう時に必要なのは、『冷静に客観的に見て、是々非々で判断すること』です。
いわば「曇りなき眼(まなこ)で見定め、決める」なんですよ。
賛否両論は大いにあり!「私はこう思う」と私見を持つのはいいことです。
でも、こういったことを私利私欲に利用するのは、単なるクズですから、そこんとこお忘れなく。
心の健康のためにも、SNSは楽しくなるよう使っていきましょう。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
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