パートのおばちゃんが最強だった話
何事も「熟練した人はすごい!」です。
それは何かの達人でTVで紹介されるような人ばかりではありません。
え?こんなおばちゃんが?!という経験をしたことがあります。
以前、サラリーマン時代に、ポイントメイク化粧品の工場に勤めていました。
小ロットOEM生産の化粧品工場なので、容器の検品は1個ずつ人の目で確認して、組み立ては人出を使って半自動生産でした。
私は開発部門で、新製品の最初のロットだけ現場に立ち会いにいきます。
作業はパートのおばちゃん(もとい、マダムのみなさま)がやっているのですが・・・
そこはおばちゃん、隣のおばちゃんと話ししながらやってるわけですよ。
「ねえ、奥さん、晩御飯何にするの?」
「えーと、うちは〇〇にしようかな」
「いいわねぇ。あたしも好きなんだけど、下の子が嫌いで・・・」
とかなんとか。
最初はずいぶん緩い職場だな、と思ってたら・・・
突然、その話ししてたおばちゃんに「ねえ、佐藤さん、これってどう?」と呼び止められました。
容器に異物(黒い点)があるというので見ると・・・
え?どこ?
ん?あ?え?これ?・・・ぜんぜんOKです。
って、マジか。
それはスルーしてもらって、ぜんぜんオッケーレベルなんですけど。
が、何で隣のおばちゃんと話ながら、そんなの見つけられるの?
パートのおばちゃん、おそるべしを実感したのでした。
休憩時間におばちゃんに聞いてみると、ずっとやってきたので、「なんか見つけられるようになっちゃったのよね~(笑)」とのこと。
あ、そうそう、なんか「熟練している人」って、こういう反応する人多いような気がします。
その腕(技術)を自慢するのではなく、しれっと「そんなことないですよ」とか「これしかできないので・・・」とか。
やっぱ、どんなことでも「熟練する」「その道のプロになる」って大切なんですよね。
鼻歌歌いながら、しれっと熟練の仕事をしてるって、なんかカッコよくない?
それに、どんな職種であろうと、「熟練した、プロの仕事が出来る人」は人に喜ばれるし、それに見合うもの(収入・お金)が入ってきます。
そんな仕事ぶりをめざすのも大いにありですよね。
また、人生楽しくするコツの1つでもありますよ。
あ、それと、こういうおばちゃんたちと仲良くすると仕事がうまく回る、というのもあるんですが、これはまた別の機会に。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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