カウンセラーやセラピスト選びの「基本のポイント7つ」
「いいカウンセラーやセラピストを選ぶ際のコツ」、カウンセラーやセラピスト選びの基本のポイント7つを挙げてみました。
というのも、残念なことにカウンセラーやセラピストだから「全ていい」とは限らないからです。避けた方がいい「これはあか~ん」な人もいます。私もそういう経験ありますし、そういう声も結構聞こえてきます。
せっかく私とご縁のあった方には、ぜひいいカウンセラーやセラピストを選んでいただきたいと思います。また、カウンセラー/セラピストに限らず、占い師/コーチ/コンサルなど、全ての『相談業』にも当てはまりますので、ぜひ参考にしてみてください。
しっかりとした技術・考え方はあるか
カウンセリングやセラピーの目的は『相談者さんの悩みや問題を解決すること』です。そのための確かな技術を持っているかどうか、そのための考え方はどうか、そしてそれが「相談者さん自身の成長につながるかどうか」これらが大切なポイントです(カウンセリング等の個人セッションでも講座でも同じ)。
もし、解決しなくていい、「エンタメとか気晴らしとして楽しみたい」というのであれば、単に「楽しそう」「面白そう」だけで選んでいただければいいと思います(でもエンタメなら、お笑いを見に行くとか、TDLとかホストクラブに遊びに行く方がいいと思いますよ?)。
倫理や人格はどうか?
倫理面を平たく言えば、相談者さんを「お客さんとして接しているかどうか」です。マナーやモラルを守っているか、対等な関係で接しているか、その対価(料金)分の仕事をきっちりやっているか、料金は適正か、人格を否定するような言葉を使っていないか、などがこれにあたります。
確かな技術があっても、マナー違反ではどうしようもありません(まあ、実際にはマナーやモラルが悪ければ、技術もないものですが。。。)。このバランスも大切な要素です。
あと、技術的なものにも当てはまりますが、「常に冷静で客観的にカウンセリングやセラピーを進めていけるかどうか」という精神(メンタル)面での安定性もポイントになります。
例えば、カウンセリング中に相談者さんと一緒に泣いてしまうカウンセラーやセラピストは、一見すごく情にあふれ人情味のあるいい人に見えますが、実は「相談者さんに流されて自分をコントロールできない」という大きな欠点なのです。
常に客観的で責任感はあるか
常に客観的で責任感のあるカウンセラーやセラピストを選びましょう。逆に主観的で責任感がないというのは、「意に反する発言は一切許さない」「自分の好き嫌いや親しいかそうでないかでルールが変わる」「主観的な決めつけや独善的な人格否定がある」「カウンセラー/セラピストの責任なのに、質問や抗議に逆切れする」などです。
その最たるものは「うまくいったらカウンセラー/セラピストのおかげ、うまくいかないことは全て相談者のせい」というところでしょうか。
仕事や家庭で幸せかどうか
カウンセリングやセラピーが好きで誇りをもってやっているし、家庭面でも幸せな人を選びましょう。お客さんを信者化させ「お山の大将になっているので幸せ♪」みたいなのは違いますからね。あと「愛されアピール」は「実は幸せでない」、ということも結構ありますので注意。
というのも、仕事や家庭で幸せでないカウンセラーやセラピストは、相談者さん(お客さん)が幸せになろうとするのを意識的・無意識的に邪魔しにかかってくるからです。
自立と依存のバランスは取れているか
カウンセラー・セラピスト自身と、そこに関わる人たちが適当な距離感をもって接していること(=教祖化・信者化していないこと)。甘い言葉ばかりで極度に依存させたり、やたらと自立(独立、起業)を勧めたりするのはバランスが崩れているので、そういったことでのトラブルを引き起こすこともあります。
卒業させているか
講座は必ずしも1回で理解できるとは限らないので、再受講制度があるとありがたいものです。しかし、グループ内のメンバーがいつも変わらない、再受講する人がやたら多い、などは注意してください。教祖化・信者化していたり、実は役に立っていない、ということがあります。
以前「受講生の80%が再受講!」なんて謳い文句の講座がありましたが、どんだけ理解できない講座なんだよ!?って感じです(笑)
一貫性はあるか(有言実行しているか)
言っていることが矛盾していて、それを認めないとか、自分ではやらないことを他人にはとやかく言う、グループ内で隠れた暗黙のルールがあるなどはアウト!
「何かおかしい」と思ったら聞いてみること。その答えや対応で結構わかります。また、そのカウンセラー/セラピストが言っていることを、その人たちにやってみるのもアリ。逆切れしてきたら、一貫性がない、ということです。
カウンセリングの技術の確かさを確かめるには、極論としては実際に個人セッションや講座を受ける以外にありません。かといって、やみくもに受けるのも考えもの。それに関わった後で?と気づくこともあります。なので、事前に知っておいたり、確認するとよいポイントも挙げておきます。
カウンセラー/セラピストにもタイプがある
カウンセラー/セラピストにもいろんなタイプの人がいます。技術に長けている人、話が上手な人、ブログが面白い人、個人セッション向きな人、講座が好きな人・・・etc
そして、「雑談的な話が上手い・面白い」「ブログが上手い・面白い」「本を出版している」などはそれぞれの才能であって、カウンセリングやセラピーなどの個人セッションの能力(技術)とは直接関係ありません。
大まかに、雑談的な話が上手だったり面白い人より、面白味には欠けるが理路整然として具体的な解決方法を提示する人の方がカウンセリング技術が確かな傾向にあります。知っている限りでは、カウンセリング技術が確かな方ほど「専門的な話は得意だが、面白味には欠ける」ことが多いです。
ブログやHPをよく読んでみましょう
カウンセラー/セラピストさんの人となりを知るには、ブログやHPをよく読むことです。必ずといっていいくらい、そこにその方の考え方や価値観が表れているからです。
また、お茶会や低価格の講座などを「お試し」で受けてみるのも手です。その際には主催者やそこに関わる人たちの言動をよく注意してみましょう。何気ないところで本質が見えてくるものです。
講座・セミナーより、まず個人セッション(カウンセリング)
講座・セミナーは平均的に知識技術を習得してもらうのが目的で、個人セッションはその方に合った問題解決をするのが目的です。悩み・問題の解決なら、まずは個人セッションですし、個人セッションを受けるとその人の技術レベルもわかります。また、やたらと高額セミナーを勧めてくる人も避けた方がベター。
事前に聞いてみましょう
「こういう内容の相談をしたいのですが、どんなカウンセリング(セラピー)になりますか?」と具体的に聞いてみましょう。この時「具体的な答えがない」とか、「とにかくきなさい」「事前に聞けない(何も教えてくれない)」などの答えが来たら避けた方がベターです。
ちなみに事前の質問は「どのようなカウンセリング(セラピー)になるか」だけを聞き、カウンセリングやセラピーになってしまうようなことは聞かないようにするのがマナーです。具体的な相談は個人セッションでしましょう。
おかしいと思ったらすぐ離れる
何かおかしいな? と感じたら、とにかくそこから離れることです。とにかく冷静になって、見つめなおしてみることです。信者は「一押し」しかしません。信者に囲まれている状況では「間違っているのは自分」という錯覚に陥りやすくなります。そして利害関係のない第三者(プロ)に意見を求めてみましょう。客観的に判断できます。
どっぷりつかりすぎない
どっぷりつかりすぎると、一つの考え価値観に染まりやすくなったり、客観的な判断が難しくなってきます(最悪、気付かないうちに信者化したりします)。その人(団体)だけでなく様々な人たちとの交流を持つことを心がけましょう。
役に立つかどうか
善悪判断(正しい間違っている)は考えが偏ります。今、自分にとって「役に立つかどうか」を考え、判断してみましょう。
カウンセラー/セラピスト選びに役立つ「基本のポイント7つ」を挙げてみました。ご参考になれば幸いです。ぜひ、あなたにぴったりのカウンセラー/セラピストさんに会えますように。
本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m
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