「年末年始の帰省が憂鬱・・・」どうしたらいい?!
年末年始、「帰省するのは憂鬱だわ・・・」という「心の声」がどこからともなく聞こえてきます。
憂鬱になるのは、それなりの理由があることですが、よくあるのが「義実家で休めない問題」。
「実家」ではなく『義実家』。
完全アウェイだし、ゆっくり休んでるわけにもいかず・・・
何かと気を使ってお手伝いして疲れたところで、ふと、旦那は?とみると、酒飲んでゴロゴロしてる・・・
そりゃ「フザケンナ!」ってなるし、なんで毎年毎年、私だけがこんな思いを・・・と、「離婚」の二文字が頭をよぎったりするかも。
もし義両親が「手伝いなんていいから休んでて。遠いところから顔見せに来てくれてるだけでもありがたいんだから」とか・・・
「実の家だと思って休んで頂戴。あ、うちは特に何にもないけど、せっかく来てくれたんだから何か食べにいきましょうか。」とか・・・
(ホントは手伝って欲しかったので)「あら、手伝ってくれるの?ありがとう。ホントの娘ができたようで嬉しいわ。あとで(何か買ってあげるから)一緒に買い物行きましょ♪」
などと言ってくれる人なら、憂鬱になることもなく、「ホントにありがたいわぁ。あ、次はお土産奮発しちゃお!」って感じになりますよね。
この「義実家憂鬱問題」、嫁姑問題というか、自分と義両親の問題だと思ってません?
そうじゃなくって、これ、『夫婦の問題』なんですよ。
まず、「義実家に帰省するのはストレスになる」ということが言えない分かってくれない・・・
そして旦那さんは自分の実家に帰っているので気楽にしているが、パートナーには気を使わない・・・
これらは『夫婦の問題=パートナーシップがうまくいっていない』ってことなんですよ。
「義実家に帰省するのはストレスになる」ということが言えないor分かってくれないのは、『パートナーシップがうまくいっていない』からなんです。
そしてもうひとつ、この場合の旦那さんは「実家なんだから自分はゆっくり休む、嫁なんだから実家の手伝いするもの」が当たり前になっているのですが・・・
パートナーより自分の親を上位にしている、つまり家族の優先順位を間違えています。
これも「パートナーシップがうまくいかない原因」となります。
もちろん帰省すれば、実家であろうと義実家であろうと、常識の範囲内でのお手伝いはすべきだと思いますが、『手伝いするなら二人とも』です。
そしてたとえ義実家でも、できるだけ気を使わせない・疲れさせないように気を使うのがパートナーの役目。
手伝うことがあるなら、率先して自分から手伝うこと。
(料理とか)自分が出来ないのなら、適当なところで買い物に連れ出すとかして息抜きさせたり、後でその労を『とことんねぎらう』こと。
もし旦那さん(自分の子供)には休んで~♪食べて~♪飲んで~♪と優遇するのに、あなた(義娘)にはあれやれこれやれと強制するような義実家なら・・・
「こんなことをさせるなら、今後は帰省しない。なんならもう帰る!」とビシッと言って当たり前なんですよ。
(もちろん、ちゃんと「こんなことになってごめんね」も必要です)
それが「健全なパートナーシップ」というもの。
それと、あなた(義娘)だけこき使うのが当たり前のような義実家は「親も親なら子も子」、というところ。
まともな親なら「嫁さん働かせて、お前は何ゴロゴロしとるんじゃ!?このバカ息子が!!」と一喝するもんですよ。
まあ、義実家だし、気を利かせてというか気を使って、とは思いますが・・・
家でも一人で頑張って、義実家に行っても一人で頑張って、その結果ストレス溜めて・・・なんていうのは愚の骨頂です。
はっきり言いましょう。
『義実家であなた一人気を使う必要はない』。
もしかすると、「旦那さんに嫌な思いさせたくないし、私が我慢すれば・・・」なんて思っている方もいるかもしれません。
でも、いくら気を利かせたつもりでもパートナーシップが出来ていない点では同じです。
でもって、必要なのは実家だろうが義実家だろうが、「嫌なことはしない!」と決めること。
そして、嫌なことは『きちんと言って改善してもらう』です。
「あなたの実家だし、あれこれ言いたくないけど、こういうことがあって・・・本当は行きたくないの!」ときちんと言わなければいけません。
「察して」では気付いてくれない、『言わないと分からない』、そういう人もいるんです。
そして、義実家での待遇改善は、きちんと実の息子である旦那さんが話さないといけません。
なぜなら、義両親の問題は、実の息子である旦那さんに責任があるからです。
もしそれが、どーしても分からない、理解できない旦那さんは「身をもって体験」してもらいましょう。
実家に二人で帰省して、大掃除やら買い出しやら、実家の手伝いをぜーんぶ旦那さんにやってもらうのです。
もちろん自分は食べて飲んでTV見て、コタツでゆ~っくりゴロゴロ(笑)
でもって、もうひとつは『帰省しない』です。
また、何かと理由つけて『帰省しない』とか『滞在期間をできるだけ短くする』というのもアリです。
(もちろん、旦那さんにその旨伝えてもらいましょう)。
その分、夫婦(家族)でゆっくり過ごたり、出かけたりしましょう。
子供がいない夫婦なら、ちょっとリッチなホテル泊まったり、素敵な時間を楽しみましょう。
そももそも『必ず帰省しなければならない』なんてことはありません。
それが親孝行だとしても、出来る範囲でいいんです。
そのために誰かが犠牲になる必要はない、ってことです。
「帰省が憂鬱・・・」という方は、そこをよく見直してみましょう。
幸せな夫婦関係、幸せな親子関係を作っていきましょうね。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
受付時間10:00~19:00(完全予約制)、火曜定休
「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
詳しいプロフィールはこちら
------------------------------------------
初めての方へ
お問合せ
料金
お申込み
プロフィール
プライバシーポリシー
この記事へのコメントはありません。