高畑淳子さん記者会見/親バッシング?女優バッシング?

高畑淳子さん記者会見/親バッシング?女優バッシング?

 

札幌の心理カウンセリング・メンタルセラピー成幸の森。「催眠と潜在意識の専門家」札幌の心理カウンセラー「らぶさん☆」こと佐藤愛彦です。こんにちは。

女優高畑淳子さんの息子の高畑裕太容疑者(8/28時点)の暴行事件のことはみなさんご存知かと思います。有名女優の息子の犯罪ということで、大々的に報道されています。が、相変わらずこういう事件が起こるたびに違和感を覚えます。

高畑さんといえば国民のほとんどが知っている有名女優ですから、会見しなければしないで、会見すればしたで何かしらのバッシングがあるのは仕方ないとはいえ・・・そもそも、成人している子供のことで記者会見しなければならないのか、というところから疑問です。

高畑裕太容疑者は以前から挙動不審、非常識な言動があったそうです。それは発言だけでなく、控室の備品を理由なく壊してみたり、女性スタッフに後ろから抱き着いたり、共演した女優さんを初対面で誘いまくったり・・・などなど。

そして、そういった行為こそ犯罪の兆候なのでは?と思えますが、演出家やプロデューサーがそういうのを面白いと絶賛し、しかも2世タレントということでちやほやしていたとか。そういったことが本当なのであれば、それこそが問われるべき問題ですし、管理監督している所属事務所が会見すべきことではないでしょうか。

年齢的に考えてこういった事件を起こした背景には高畑さんとの親子関係も絡んでいると思います。が、それを理由に犯罪行為をしてもいい、ということにはなりません。それと、マスコミが「息子の犯罪=すべて親の責任(逆もあり)」のごとく取り扱い、しかもワイドショー化しているから、枝葉末節(しようまっせつ)的にバッシング?批判?をするのかもしれません。

 

そういった中、一連の報道で気になったのが3つあります。

まず、会見での記者の質問。「息子(高畑裕太容疑者)の性癖を知っていたのか?」というアホな質問をした記者(アナウンサー)がいました。そもそも息子の性癖を知ってる母親がいたらそれこそ怖いですよ。

ニュース(報道)は「主観を入れずに事実を報道する」が第一条件なんですが、ワイドショー化しているから、こういう質問が出てくるのでしょう。後日、このアナウンサーは謝罪&釈明したそうですが、なんかね~、日本のマスコミのレベルの低さを露呈してますね。

 

次に気になったのが日大芸術学部の佐藤綾子教授の「逃げず、正々堂々と会見を開いたことは立派」としながらも「違和感があった」「お芝居のセリフに聞こえた」などの発言。この方、「パフォーマンス学の権威」だけあって、なんでも「パフォーマンス」に見えるんでしょうか。

確かにパフォーマンスの要素は入っていると思いますよ。でもね、高畑さんが憔悴しているのは見て取れるし、会見を最後まで冷静に行うために「母親」としてではなく「高畑淳子」として会見に臨んだ、「会見で高畑淳子を演じた」と見る方が正しいのでは?

それは悪いことではなく、むしろプロの女優として称賛されることなのではないでしょうか。むしろ聞きやすくて、受け答えもはっきりして、かえって感情むき出しにして見苦しい会見になるよりずっと良かったのでは? 佐藤教授は高畑さんの言動から心理状態を「感情より理性型の会見だった」と分析されたそうですが、理性的で何が悪いのでしょう?(感情的になったら、絶対それでバッシングするよね)

 

で、最後にもうひとつ。ホントにどーでもいいでしょ?みたいな感じだけど、服装についてのバッシング。これにはホント「アホか」という言葉以外にありません。

会見時の服装についてファッション評論家の石原裕子氏は「謝罪会見なのにファッショナブルすぎる」と指摘。パールのピアスやヒールの靴は不適切で、メークも決まりすぎていたとし「謝罪というより、女優としての自分の会見になってしまっていた」と語った。

 

あのさー、「有名女優の息子の犯罪だから」ということで会見開いているんだから、「女優・高畑淳子」で会見するの当たり前でしょ。それに犯罪を犯した本人んじゃないんだし、そもそも「謝罪」って・・・。それとも、有名女優さんがボサボサ髪でメイクなしの血色悪い顔をして、アクセサリーもつけず、真っ黒のお通夜みたいな恰好で会見しろと?それはまたそれで間違いなくバッシングするでしょ。

でなんかね~、こういう揚げ足を取るタイプの人って、有名人の失敗などを喜んだり、バッシングすることで自分を偉くみせようという・・・「ひねくれた根性」の持ち主といっていいかも(爆)

これってホント枝葉末節の極みなんだけど、こういう本質から外れた「どーでもいいこと」をさも重要ごとのようにニュースにする、ワイドショー化したマスコミが最も問題なのだと思います(だから私は殆どTV見ないのですが)。

 

あとね、こういうことが起こるたびに「自分の子供が犯罪者にならないようにするには、どうしたらいいですか?」みたいな、これまた極端な心配をする方がいますね。でも大抵は「自分の子供が犯罪者になって、世間からバッシングされたらどうしよう」という心配ではないでしょうか。

恐らく、芸能界のバッシングを見てそれに自分を重ね合わせているのですが、有名芸能人と一般人では違いますから、そもそもが「余計な心配」というレベル。それに、子供をコントロールできるのはせいぜい中学生まで。それ以上は無理ですし、大人になってからはそれこそ心配しても仕方ないもの。

実は(どちらでも)そういう心配はコミュニケーションの不足や、本人(親)がなんらかの問題や不安を抱えていてる場合がほとんどです。また、子供を、自分自身を信頼していない、というのも感がられます。

だから「子供をどうしよう」というより、【親自身】が幸せな自分らしい人生を歩んでいるか、そちらの方が大切なんです。次に子供(家族との)コミュニケーションがしっかりと出来ているか、子供の良いところを褒め、悪いことはきちんと叱れるかどうか、何よりも子供に恥じぬ生き方=子供が手本としたいと思うような生き方をしているかどうか、そういうところが重要になってきます。

そこが出来ていれば、そんな心配は無用になります。え?ちょっとな~・・・という方は心理カウンセリングを活用してください。

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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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