[公開]:2024/07/14

六根清浄(ろっこんしょうじょう)のこころ

 

今回は傷ついた心の回復に役立ちそうな「祝詞」について。

神道のお祓いでは(厄払いでも開運祈願でも)「祝詞(のりと)」をあげます。

 

その内容は様々で、神様をたたえるもの、祈願するもの、文字通り祓う(浄化する)ものなどがあります。

その中に「六根清浄大祓(ろっこんしょうじょうおおはらい)」という祝詞があります。

内容的には「大神様の教え」ですが、人の心を考えるとき、ものすごく大切なことが書かれています。

 

ものすごくざっくり言うと、天照皇太神様が「人は全て神の分身だから、もともと清いものだから穢れることはない。人の根っこは神とつながっていて、万物の霊と一体なのだから願いは全て叶うものだ」とお告げになられた、というもの。

 

私的には、次の一節が最も重要な部分かと思います。

 

目に諸(もろもろ)の不浄を見て 心に諸の不浄を見ず

 

耳に諸の不浄を聞きて 心に諸の不浄を聞かず

鼻に諸の不浄を嗅ぎて 心に諸の不浄を嗅がず

口に諸の不浄を言いて 心に諸の不浄を言わず

身に諸の不浄を触れて 心に諸の不浄を触れず

意に諸の不浄を思ひて 心に諸の不浄を想はず

 

 

これは、

 

汚いものをいくら見ても

汚いことをいくら聞いても

汚いものをいくら嗅いでも

汚いことをいくら言っても

汚いものにいくら触れても

汚いことをいくら思っても・・・

 

本当の心は汚れることはないんだよ

 

という意味です。

 

私は「何があっても本当の心は傷つくことはない。だから傷ついた人の心も回復できる」という意味ではないかと感じています。

 

もちろん、何か嫌なことがあったり傷つくようなことがあれば、気持ちを吐き出したり、癒したり、ということは必要です。

加えてアダルトチルドレンのように、積もり積もった心の傷は回復に長い時間がかかることもあります。

でも、ずっとそのままではなく、必ず回復してもとの元気を取り戻せるのは、心の芯の部分までは傷つくことないから、ではないかと思うのです。

 

「六根清浄大祓」は祝詞の中でも意味も分かりやすいのでおすすめです。
※全文は探して読んでみてね。

何か嫌なことがあった、傷ついた、なんてことがあったとき、この「六根清浄大祓」を思い出してみてください。

その精神がその心に安らぎを与えてくれるでしょう。

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

心理カウンセラー・らぶさん印

 

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