「あの時こうしていれば」をやめて人生を好転させる方法
恋愛結婚・仕事・人生でうまくいかず、悩んでしまう人ほど「あの時こうしていれば・・・」と考えてしまいがちです。
特に、うまくいかないことで自分を責めてしまう(=自責タイプの)アダルトチルドレンによく見られます。
しかし、そのことをいくら考えても何も変わらないのに、なぜ繰り返し考えてしまうのでしょう?
それは後悔のようにみえて、それとは別の「本当思い」があるからです。
では、なぜ「あの時こうしていれば・・・」と考えてしまうのでしょうか?
「あの時こうしていれば・・・」を端折らず言えば、『あの時こうしていれば、今はこんなことにはなっていない(はず)』という思いですが、その本心は・・・
『今すごく辛いので、なんとか変えたい・変わりたい』なんです。
しかし、それなら何かしら「変える行動」をすればいいのですが、なぜか今ではなく過去に思いが行ってしまいます。
それは「変わる・変えるのが怖い」から。
「あの時」は自分の思うように考え行動したら、かえって悪い結果(今)になった。
だから「あの時と同じように、いや、もっと悪い結果になるかもしれない」という『不安』から意識が過去に向いてしまうのです。
でもね、それは「かもしれない」であって、『必ず起こる』ではありませんし、『なるかもしれない』は『ならないかもしれない』と常にワンセットです。
むしろ今は、あの時の経験を活かしてきちんと対処すれば、『あの時のようにはならない可能性の方が高い』のです。
確かに「あの時こうしていれば・・・」と考えているだけなら失敗はしません。
でも何も変わらないし「単なる問題の先送り」という大きなデメリットがあります。
まず必要なのは『今が辛い、何か変えたい』という思いがあること、「あの時そうだった」「あの時そうしたかった」と過去と気持ちを認めることです。
そして『これからこうなりたい、こうしたい』と決意できる人だけが変われますし、(今と未来を)変えられるのです。
もちろん、「いいえ、私は変わらぬ過去の世界にどっぷり浸っていたい」という方はどうぞそのままで・・・
でも、『もうこんな思い繰り返したくない!』という方は、その本当の思いに気付き、「今と未来」に意識を向けて行動を起こせばどんどん変えていくことができますよ。
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