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新型コロナウイルス:なぜ「ウイルス対策」のコーチやコンサルを避けた方がいいのか?

避けた方がいい理由

 

昨日の記事の続きです。

今回は、なぜ「新型コロナウイルス対策のビジネス(起業)系のコーチやコンサルなどは避けたほうがいいのか」について。

端的に言うとですね、「情報の信ぴょう性が低い(ない?)」「そもそも対策にならない」「不安を煽り、不安を利用して情弱な人をカモにする」からです

 

この記事の主な内容(すんません、いつもよりちょっと長いです)

・そもそも対策になっていない
・オンラインにすればいい、ではない
・本当にこの先のことを予測できているのか?
・「起業するな」ではなく、相談する人を選べ
・景気(経済)は世界情勢も関係する

 

たとえば、ウイルス終息後「テレワークが主流になり、ZOOMなどを使って起業すれば稼げる」「通販やお籠り産業がニーズになる」などど集客をしているわけですが、そんなこと言っているのはこの界隈の人たちだけです。

実は、この一連の記事では信用できる経済評論家さん等の情報や見解も参考にしていますが、そういった方たちはそんなことは誰も言っていません。

 

先日LINEを使った政府の健康状況調査がありましたが、第一回の調査で「テレワークで仕事している」と答えた方はどのくらいかご存じですか?

全国で、たったの5.6%です(有効回答2400万のうち5.6%)。

 

テレワーク化している企業も大抵は「感染予防対策」ですし、そもそもテレワーク化できない業種・職種も沢山あります。

データの管理や業務管理などでのデメリットもあり、終息したら(メリットがない限り)元の業務形態に戻す企業も多いでしょう。

そして籠っているのも「外出自粛で仕方なく」だし、通販が増えているのもこれらの影響です。

 

ですから、『今はテレワークや通販が増え、お籠りが増えている状況』ですが、それが「終息後もずっと続く」ではないのです。

もしかして・・・ウイルスはこのまま終息しない、とか思っているんでしょうか・・・?

 

そして「コロナウイルス対策セミナー」とかいうのが何やるかと思えば、その内容的にはフツーの起業セミナー(オマケでウイルス関連の話)だったり・・・

“これから高齢化と人口減による大廃業時代が訪れます。この機会に売れる仕組みや商品を作りましょう。”なんてものだったり・・・

いやいや、それって新型コロナウイルス関係ないやん。

 

同時に、「アメリカやドイツと違って、日本には現金が支給されません。自分で稼がなければいけない時代なのです」などと、日本の支援策には一切触れずに不安を煽ります。

実は直接給付はアメリカ以外であまり行われていません(ドイツも支給はかなり限定的)。

そもそもウイルス感染や死者数は各国違いますし、それに伴う対策・政策も違いますので、単に金額だけで比較すること自体がナンセンスです。

つまり、海外のデータを都合よく使って不安を煽っているのです。

 

確かにカウンセラーやセラピスト、占い、コーチ、コンサルなど「相談業の個人事業」では、対面での相談は減ってオンラインでの相談が増えています。

が、これも「ウイルスの影響によるもの」で、「オンラインにすれば売り上げアップする」ではありません。

ちなみに美容外科は好調で、売り上げが以前の2倍3倍というところも少なくないそうです(もちろん対面)。

 

実は、きちっと事業やっている人はウイルスに関係なく、SKYPEやZOOMなどでのオンライン相談を既に行っています。

今の時代「オンラインセッションはやってて当たり前」で、「オンライン専門」でやっている人もいます。

ちなみに、起業するという意味では今もウイルス以前もやることは変わりません。その違いと言えば、「状況的に相当厳しくなっている」というところでしょうか。

もし、今オンライン化して稼げるようになる人がいるとすれば、それは「オンライン化してないが、そこそこ売り上げある人」だけです。

 

実は、こういった不況の時、今まで粗悪なサービスをしてきた人たちは真っ先に売り上げが下がります。

そして手っ取り早く稼ごうと、不安を利用し、あえて「ウイルス対策」とか付けて『いかにも秘策があるように思わせている』のです。

まったくもっておかしなハナシですが、現実にそういった人たちは少なくないのです。

 

 

はっきり言っておきます。

『コロナウイルスにかこつけたセミナーの類』は、まず役に立ちません。

ぶっちゃけ、これらは情報弱者をターゲットにした、「不安を煽り、不安を利用してカモを集めるビジネス」です。

お金払って聞くような中身ありません(ググれば出てくるレベルのもの・・・)。

 

こういう時期に不安を煽って起業セミナー受けさせる ⇒ 今はもちろん終息後もうまくいかない ⇒ うまくいかなかった人のためのセミナーに勧誘・・・

なんて流れを仕込んでいる講師もいます。「うまくいかないが前提」ですよ!?役に立つような内容教えるわけないでしょ。

また、「コロナに負けない売り上げ対策教えま~す」と言っておきながら、『あなたが売れないのはコロナのせいではありません!』などと平気で言うとんでもないコンサルもいるのです。
←聞いたところ、「コロナ対策」はやめて、『コロナ終息後のための・・・』なんてさらに怪しいセミナーやってるそうです。結局「効果ない」って自分で言ってるようなもんね。

こういうのはね、転売ヤーと同じで「自分さえ儲ければいい」としか考えていないのです。

 

「この方は信用できる、ビジネスもきちんとしている」という人は、「ウイルス対策」なんてことは言わず、今までと同じスタイルでビジネスされています。

 

そして、こういう人たちは本当に半年先1年先の経済(市場)やトレンドがわかるのでしょうか?

もしそうなら、今年の1月に今の状況を正確に予測していたり、その頃から「ウイルス対策セミナー」とかやっているはずです。

今の状況を予測できなかった人が、この先の状況を正確に予測できる・・・わけないでしょ。

結局「にわか仕込み」で、テキトーなことしか言ってない、ってことなんです。

 

今の不況は、人の流れと消費がストップしたことによる「実体経済不況」です。

一部特需となったり、壊滅的な打撃となっている業界もありますが、日本全体の様々な市場が「一時的に小さく」なっているのです。

当たり前ですが、こういう時は個人事業はもちろん、起業するのは相当厳しいです。

「これをやった方がいい」はありますが、「これをやれば絶対うまくいく秘策」なんてものはありません。

 

これは「今絶対に起業するな」って話ではないんです。

『不安定な時代だから、少しでも収入の柱を増やそう』、『今自粛で時間があるから、それを有効活用しよう』、『半年先1年先にでも結果が出るようコツコツやっていこう』そんな感じでやっていくのは大賛成です。

しかし「不安を煽り、不安を利用するような人」に相談してもうまくいきません。

だから『こういう時ほど相談する人を選んでね』ってことです。

 

この先は「ウイルスがどこで終息するか」で変わります。

それも治療薬やワクチンがいつ開発されるか、どんな対策(政策)を打つか、その国の国民がどんな行動をとるかで大きく変わります。

最悪の状況になるかもしれないし、予測より早く終息するかもしれない・・・

景気はV字回復するかもしれないし、さらに不況になるかもしれない・・・

そして、いずれにもならないかもしれない・・・

 

ただし!このままなんとかウイルスが終息し、そこで大規模な経済対策を打てれば日本はかなりのスピードでV字回復すると見られています。

このへんになると、世界の情勢も含めてみていかなければならないので、続きは明日に。

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

心理カウンセラー・らぶさん印

 

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