[公開]:2021/12/21

幸せな人生に必要な3つの脳内ホルモン:その1「セロトニン」

前向きな人

 

幸せな人生に必要な3つの脳内ホルモン』というのはご存じでしょうか?

これらは幸せな人生に必要な「喜び」や「楽しみ」「やる気」に大きく関わり、『辛い生き方をしてしまうアダルトチルドレンにこそ大切なもの(というか足りてないので絶対必要)』なんです。

さらにパートナーシップにも影響しますから、意識的に増やしていくといいものなんです。

 

まず、「脳内ホルモン」とは、脳内で分泌されるホルモンや神経伝達物質のことで、100種類以上あります。

中には『気持ち(喜びや楽しみ)』や『行動(やる気)』に大きな影響を与えるものがあり、特に幸福感(心地よさ)を感じさせてくれるのが、「セロトニン」「ドーパミン」「オキシトシン」という3つの脳内ホルモン(別名「幸せホルモン」)です。

 

では、その3つの脳内ホルモンについて、それぞれ解説していきます。

 

(Ⅰ)心のバランスを整える「セロトニン」

セロトニンは自律神経のバランス、「ドーパミン(快楽)」や「ノルアドレナリン(怖れ)」などの脳内ホルモンのバランスを整え、睡眠を促す「メラトニン」を増やす作用があります。

セロトニンがしっかり出ていると・・・

・精神を安定させ、平常心を保つ
・脳の働きをよくして集中力をアップさせる
・リラックスしたり、ストレスやイライラを低減させてくれる
・気分の浮き沈みが少なくなる、気持ちが明るくなる
・睡眠の質が良くなり安眠できる

といった効果があります。

 

逆にセロトニンが減ると自律神経のバランス、ドーパミン(快楽)やノルアドレナリン(怖れ)などの脳内ホルモンのバランスが崩れ、メラトニンも減ります。

・意欲的でなくなったり、協調性がなくなる
・疲れやすくなる
・イライラしたり、攻撃的・暴力的になったりする
・不安やうつ、パニック障害などの症状を引き起こす
・眠りが浅くなったり不眠になる

など。

 

あれ~・・・、セロトニンが減った時は「アダルトチルドレンにもよく当てはまる状態」ですし、セロトニンがしっかり出ている時は「アダルトチルドレンが目指すべき(もしくは必要な)状態」ですね。

ですから、アダルトチルドレンは『意識的にセロトニンを増やすようにする』ことで、アダルトチルドレン特有の悩みや状態の改善に効果があるってことです。

 

では、セロトニンを増やすにはどうしたらいいのでしょう?これには次の3つの方法があります。

(1)日光浴とリズミカルな運動

陽の光を浴びたり、一定のリズムでの軽い運動をするとセロトニンが増えるので、「陽の光を浴びながらのウォーキング」がおすすめです。

昼休みは昼寝の時間・・・ではなく、積極的に外に出て散歩してみましょう。

うつっぽくなると家の中に引きこもりがち、特に昼の時間帯に外に出ようとしませんが、これは余計にセロトニンを出にくくしているのかもしれません。

 

(2)タンパク質を多くとり、よく噛んで食べる

セロトニンは食事から増やすこともできます。

『肉や魚、卵、乳製品、大豆などのタンパク質を多く食べる』、かつ『よく噛んで食べる』ことです。

このときビタミンB6も必要なので、玄米や小麦胚芽などもバランスよく取りましょう。

近年「うつにはタンパク質(タンパク質不足が原因)」という説がありますが、これも『セロトニンを増やす』ってことなんでしょうね。

 

(3)人とふれあい、感情を動かす

人とふれあい、楽しいとか感動したとか「感情を動かす」のもセロトニンを増やします。

趣味や美術・映画や音楽を楽しむ、気心の知れた人と美味しいものを食べる、なんてのもアリです。

もちろん嫌な人とふれあい、嫌な気持ちになるのは、セロトニンは絶対に増えませんからね?!

 

こうしてみると、ほんとアダルトチルドレン(特にうつっぽくなった時)がやりがちなことと真逆ですね。

アダルトチルドレン特有の悩みの改善に、心身の健康のためにもセロトニンを増やすことを積極的に取り入れましょう。

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

心理カウンセラー・らぶさん印

 

次回のメルマガ予定

4/24 「癒されるだけ」では解決しない理由
4/27 恋愛と結婚で大きく違うこと


メルマガ登録はこちらから

心理カウンセリングのメンタルセラピー成幸の森
受付時間10:00~19:00(完全予約制)、月曜・火曜定休


「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
詳しいプロフィールはこちら

------------------------------------------
 初めての方へ
 お問合せ
 料金
 お申込み
 プロフィール
 プライバシーポリシー

広告・PR

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


※スパム対策のため日本語以外の投稿は無視されますのでご注意ください。