七夕に願いを
七夕ですね。
短冊に願いごとを書いて、笹の葉に飾る風習 - 実はこれは、日本ならではのものなんだそうです。
さて、あなたはどんな願いや夢を持っていますか?
今日は七夕にちなんで、ちょっと不思議で、ちょっと素敵なお話をお届けします。
空に輝く天の川。
あの川は、本当は『きれいな金色の川』なんです。
その金色の流れをよく見ると、時々、銀色の美しい糸がスーッと流れてくることがあります。
それはなんと、『人の願い』が糸になったものなのです。
そして天女たちはその糸を集めて織物を作ります。
そうして織られた布によって、人の願いが少しずつ叶っていくのです。
でも、天の川を流れる糸は、どれも同じではありません。
誰かが自分の願いを強く思い描き、「きっと叶う」と信じていれば、その願いはキラキラと輝く、太くて丈夫な糸になります。
そんな立派な糸は、天女たちの目にもすぐにとまり、すぐ布へと織り込まれていきます。
一方で、「叶ったらいいな・・・」くらいのぼんやりした願いは、細くて、短くて、くすんだ色をした糸になってしまいます。
そういう糸は川の底に沈んでしまったり、天女たちには見つけづらく、見つけても織物に使うには弱すぎて、布にはできません。
だから、天女たちは丈夫で美しい糸だけをすくい上げて、一枚一枚、心をこめて布を織り上げていくのです。
そしてその布が完成したとき ― その布に込められた願いが叶えられるのだそうです。
実は、多くの人が「とりあえず今なんとかしたい」という願いで止まってしまいます。
たとえば、
「今の苦しみから解放されたい」
「不安だから結婚したい」
「もっといい仕事があれば」
など。
でもそれって、どこか「叶ったらいいな」くらいの願いなんです。
だから、その願いの糸も、細くて弱くて、ちょっとくすんだものになってしまうのです。
本当に大切なのは、その先の想い。
「本当はどうなりたいのか?」という部分です。
お金持ちになりたい、結婚したい、恋人がほしい、大きな家を建てたい、世界を旅したい、願いごとは何でもいいんです。
大事なのは、それが叶ったときの自分を、リアルに、はっきりイメージすること。
どんな気持ちで、どんな表情で、どこで、誰と、どんなことをしているのか、それを頭の中にしっかり描いていくことが大切なんです。
そして、「これはきっと叶う。叶えるんだ!」と、強い想いを持つこと。
「自分はもう年だから」とか「今の自分には無理かも」なんて思ってしまうかもしれませんが、それは余計な制限でしかありません。
自分で自分の願いにフタをしてしまっているようなものです。
本当の願いって、毎日思い浮かべても飽きないし、色あせない。
むしろ、思えば思うほど強くなっていって、「その未来が当たり前」っていう感覚になってくるんです。
あなたの「本当の願い」は、何ですか?
その願いは、世界にひとつしかない、あなただけのものです。
自分だけの夢、幸せ - それを持っていいし、叶えていいんです。
七夕の夜。
その想いを、強くて美しい糸にして、そっと天の川に流してみましょう。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
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「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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