都合よく使われる言葉「バズワード」に注意
あなたは「バズワード」という言葉をご存知でしょうか?
バズ(buzz)とはぶんぶん飛び回る虫の羽音のこと。もともとIT関連の言葉で、羽音が耳障りとか、はっきりと聞き取れないことから明確な意味を持たない曖昧な言葉(表現)のことを指します。
たとえば、人によって思い浮かべる内容がバラバラだったりとか、キャッチコピーや宣伝文句的に「都合よく」使われるような新語や造語、フレーズとか。具体的には「ユビキタス」「Web 2.0」「スマート」などなど
心理やスピリチュアル関連では「波動」なんかがバズワードですね。使われていくうちに、意味や使い方が統一されて共通認識ができればいいのですが、そうでなければ、本当に「都合よく」使われ続けてしまいます。
それはそうと、いきなりですが、「催眠」とはあるものを「ない」と思わせたり、ないもの(不要)を「ある(必要)」と思わせること。ってことは・・・このバズワードも催眠の要素が強いってことです。注意せんといかんね。
最近バズワードだなぁと思うのは『イノベーション』。(今までにないものを新しく採り入れること)という言葉。革新とか刷新のことで、わざわざ「イノベーション」を使う必要もないんでね?って感じがします。
少し前のハナシですが、この「イノベーション」をやたらと使う講師がいて、彼のセミナーに参加したことがあります。で、当然こちらとしては意味不明なので、「イノベーションとはどういうことですか?具体的にどうなることですか?」と聞いてみました。。。
すると、しば~らく考えて「新しいことをすることです」みたいな曖昧な答え。
「ではレボリューション(revolition:革新・革命)やエボリューション(evolution:進化)とどう違うのですか?具体的な使い分けを教えてください」と突っ込んでみたら・・・
「イノベーションはイノベーションです!」と半ギレ・・・ヾ(・・;)ヲイ
つまるところ、自分でも意味がよく分かっていないのに使っているということです。
聞く方はもっと曖昧になりますから、これは催眠の手口だなぁ・・・とか思っていたら、案の定お客さんを信者化させるのが得意な人でした。
バズワードは業界(専門)用語であったり、流行してくにつれバズワード化するものもあります。しかし、もともと曖昧、意味不明瞭であるゆえに、催眠ワードとなってそれに振り回されてしまうこともあります。
たとえば、セラピストとかカウンセラーで起業したはいいが、全くもって売れてない。。。そんな時に「今の時代、セラピストにもイノベーションが必要です。イノベーションを起こす起業アカデミーにぜひ参加を!」なんて言われたら、喜んで○十万をポン!と出しちゃうかもしれませんよね。
でも、実際には、ブログの書き方やPR方法を少し改善するだけで良かったり・・・(お金かける必要全くなし)なんてこともあります。
バズワードは催眠ワードでもありますから、「本当に何が必要なのか」を見失ってしまう可能性も大いにあります。それを避け、本当に必要なものを効率よく手にするためには「今、何が本当に必要なのかを考える(客観視する)」ことが必要です。
そのためにも、バズワードはもちろん、バズワードを安易に使うような人も避けることです。
バズワードを好む人の多くは「かっこいい」「先進的」という単なる「イメージ」で使っているにすぎません。つまり「見かけ倒し」であって、中身が伴っていないのです。(もしくは中身がないから、見かけで誤魔化すのか?)
本当に使えることを教えている人は「難しいことでも分かりやすい言葉」で伝えているものです。
ということで、バズワードには要注意の巻ですた。
最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_._)m
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