マツコさんは自責タイプで成功者？！

最近、「毒舌とはなんぞや？」みたいなことを考えております。パッと思い浮かんだのがマツコ・デラックスさん。

マツコさんって結構毒舌だけど、なんか嫌味にならないのが不思議というか、人気の秘訣かも。はっきりした物言いするけど、常に「私（あたし）」で言うから嫌味にならないんだろうね。こういうのってすごく大切だと思うんですよ。

毒舌というと、「身勝手な感じで言いたい放題」とか、「その時の気分で他人を攻撃すること」みたいに思われがちだけど、『「私はこう思う」という、はっきりとした批判・批評で、しかも「ウィットが効いている」』それが本当の毒舌じゃなかろうかと思うのです。

でもってマツコさん、時折ディスったり、お前なぁー！と怒ったりもするけど、その対象は、ほぼTV関係者。たまに素人さんをイジることもあるけど、すぐにフォローするから嫌味にならないんですよね。

見ててよくわかるんだけど、マツコさんって、すごく気を使う方ですよね。特に素人さんへの気の使い方やフォローがすごい。そして、いつも感心するのはそのアタマの回転が早いのもさることながら、何よりも相手をよく見ていること、その洞察力がスゴイ、ということ。

ある意味、冷めた目で見ているとも言えるけど、すごく客観的に見たり発言されたりしていますね。

そして、マツコさんってたぶん・・・

『自責タイプ』の人（だった人）なんだろうと思います。

※自責タイプが分からない方はこちらを。⇒問題解決と人間関係でわかる「自責」「他責」「自律」3つのタイプ

よく自虐的に「あたしなんて～・・・」なんて言うこともありますし、結構悩みがあったなんて聞きますから、やっぱ「自責タイプ」だったのは間違いないと思います。

それが自分で悩みを解決していったのか、TVに出たり多くの人と付き合う過程で、自分の中でこなれていったかは分かりませんが、そこから脱して「自律タイプ」となった、とみています。

まあ、もしかすると、マツコさん的には自己評価は相変わらず「自責タイプ」で、「実際の言動は自律タイプになっている」が正しい表現かもしれません。

やっぱマツコさん見ていて、この人はいっぱい嫌な経験もしたけど、それを人のせいにせず、（人の手も借りながら）自分の力で乗り越えてきた・・・それが厳しくも暖かな発言や人柄に現れているんじゃなかろうかと思うのです。

そして威張らず、奢らず、「私は私」で生きている、そんな姿勢が共感を呼ぶのだと思います。こういうところはまさに『自律タイプ』ですよ。

自律タイプって、圧倒的なカリスマではないけど、何か存在感があり、不思議と居心地がよくて、人を引き付ける魅力があるもの。小手先・口先・見せかけではなく、内面の強さや個性が(いい意味で)滲み出る感じ。

そして、「自責タイプ」はその自責という特徴ゆえに社会的に成功しにくい、社会で頭角を現わしにくいのだけど・・・、それは単に「ずっと自責タイプのまま」だからです。

ちゃんと自分に向き合って自分自身の問題を解決し「自責」→「自律」と変わっていくと人柄もよい成功者となっていくものです。マツコ・デラックスさんのように（＾＾♪

他責タイプの人が、社会的に成功しても、自分の闇というか問題を抱えたままだから、どうしてもその嫌な部分が見え隠れして嫌われたり、やっぱ人とトラブルを起こしがち。

でも、自責タイプの場合は問題解決していくのと同時にもともと持っていた「良い面」なり、いままで気付かずにいた「特徴」なりが伸びていくので、その差はすごく大きいのです。

自責タイプの人は、ちょっと遠回りしてるかもしれないけど、悩みや問題を解決した時には、その分得るものも大きいものですよ。

さて、あなたは「自責タイプ」がいいですか？「他責タイプ」がいいですか？「自律タイプ」がいいですか？って、なんか童話の「金の斧と銀の斧」みたいな・・・（笑）

どうせなら、人柄もよくて、愛されて成功する「自律タイプ」でいきましょうね。

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m