恋愛結婚の相手は「ひとりでいいから理想の人」、本当にそれでいいですか？

30くらいまでに結婚すればいの・・・

ひとりでいいから「この人！」って思える人と結婚したぁい♪♪♪

まあ、別にね、価値観や主義主張は自由ですが、本当にそれでいいですか？

現実問題として、こういう人ほど恋愛結婚がうまくいきません。

そりゃそーでしょーよ。「この人！って思える人」って、結局のところ『理想の人』なわけだし、しかも「ひとりでいい」ってことは『恋愛1回＝一発で決めよう』ってことですよ！？

理想の人と出会うこと自体が（非常に）難しい上に、その上一発で（ひとりだけで）決めようって、どんだけ難しいことにチャレンジしているんですか？

といっても、本人の中では「なんでうまくいかないの（出会えないの）～？」くらいにしか思っていません。結構問題アリアリ、だけど本人は何が問題かわかってないのが最大の問題かも。
←実はワタクシ若かりし頃はそうでした（大汗）

恋愛経験がそこそこあるが、大きな失敗をして「もう、こんな思いをするような恋愛はこりごり。でも、最後にもう一人だけいい人に出会えないかな・・・」みたいに思ってしまっている人とちょっと違います。

こちらは、そういはいっても「チャンス！」とみれば前言撤回、果敢にハンティングアタックしにいきます。

しかし、「ひとりでいいからいい人」を探す人は、チャンスがあってもなかなか恋愛に踏み切りません。それどころか、あーだこーだ考え込んだり、「時期じゃないから」「ちょっと違うのよね」とかワケのわからない理由をつけて断ってしまいます。

実は「ひとりでいいからいい人」を探すタイプの人は、親の影響＝アダルトチルドレン（AC）である可能性が高いです。しかも、親の影響をかなり受けているのにそれに気が付かない、というオマケまでついています。

まず、「ひとりでもいいから」とパートナーを探すのは、恋愛も結婚もしたいのです。それじゃ、と、「この人！」と思えるひとではないけどせっかく紹介されて「嫌じゃなければ、とりあえず付き合ってみたら？」と言われても、素直に「ウン（＾＾）」とは言いません。

その多くは、これまでの親の過干渉やあれこれ言われた経験から、心の奥底で「これ以上（恋愛でも）あれこれ言われたくない」という意識が働いているからです。

こんな感じ。

過干渉の親にこれまであれこれ言われ続けてきた
↓
恋愛も結婚もしたいけど、もう言われたくない（言われるのが怖い）。
↓
あれこれ言われないようなパートナーを探そう
↓
でも失敗するとまた何か言われるから、失敗も嫌
↓
ひとりでいいからいい人（この人！と思える人）を探そう

こういったタイプの方をカウンセリングすると、「やっぱり」というくらいに「親の過干渉orあれこれ言われた経験」に行き当たります。さらに親自身も夫婦仲があまりよくない、というケースが多いです。

親の無意識の干渉やあれこれ言われてきた経験と、親の夫婦仲をいつの間にか自分自身の恋愛結婚に投影してしまっているんですね。

結局は「いい人」を自分で選んでいるのではなく、ある意味『選ばされている』ですし、『選択肢を極度に狭めてしまっている』のですから、これではうまくいかなくて（いい人に巡り合えなくて）当たり前です。

実は心理カウンセリング個人セッションで深く掘り下げていくと、恋愛結婚したいというより、「あれこれ言われたくないから、言わせないようにしているだけ」だったりします。

そして、チャンスがあっても活かせないことが多いのはもちろん、せっかくお付き合いが始まっても（隠れた影響によって）うまくいかないことが殆どです（そうなってから、どうしようって焦ったりします）。

アダルトチルドレンで親の影響がどこに出ているかは、自分でも思いもよらないところに結びついていることがよくあります。実際、心理カウンセリングでも、ここは良く驚かれるポイントです。そして心理カウンセリングでは、こういったことの「何が原因で問題になっているか」もよくわかるようになりますし、解決できます。

親にあれこれ言われない「いいひと」ではなく、本当に心から「こういう人がいい！」と思う人を自分自身で選び、そういう人と幸せになりたい、という人が幸せをつかむのです。

やっぱそういうのがいい～！という方はぜひ心理カウンセリングをご活用ください。

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m