おススメ本紹介「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」
「催眠と潜在意識の専門家」札幌の心理カウンセラーのらぶさん☆佐藤愛彦です。こんにちは。
本日は『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』の紹介です。
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。Amazon¥1,728
タイトルもスゴイですが、「コンサルタントはこうして組織をぐちゃぐちゃにする」というサブタイトルもスゴイです(笑)
どちらかというと会社員の方(特にコンサル入れたり、人材開発に積極的な会社の方)向けのビジネス書ですが、カウンセリングの考え方にも通じるものはあるので、紹介しておきます。
タイトルはスゴイですが、中身はいたって「当たり前」のことが書かれています。しかし、
・「戦略計画」は何の役にも立たない
・「人材開発」プログラムには絶対参加するな
・「数値目標」が組織を振り回す
など、いかにも企業コンサルがおススメしそうなことを、真っ向否定(@@;) といっても「やるな」ではなく、結局のところ「使い方をよく考えろ」という至極まともな結論になっています。
業務効率を上げるための目標作りやその資料作成は、ワタクシもサラリーマン時代に経験あります。でも本業を停止&残業してまでやるんですから、本末転倒もいいところです(汗) こういうのって、アホなTOPほどやりたがるようです(笑)
理論や法則に従っているんだろうけど、それに「合うか合わないか」は業務内容によっても変わってくる。本当はそこ(合う合わない)をコンサルが提案しなきゃならないけど、もしかして、コンサル自身が思考停止状態なのかも???
マネージメントのコツなんかもあって、
①気にかけていることを態度で示す
②伝わるように伝える
③臨機応変に、柔軟に、すばやく対応する
④先手を打つ
これ、特別じゃなくて、よく考えればごく普通、当たり前なんだよね。
コンサルを導入しようがしまいが、最終的には「自己責任」なので、実際に運用する側がきちんと判断しなければ良い結果は出ません。コンサルとは何するものぞ?とか、どんなコンサルを雇う(依頼)すればいいかその参考にもなる1冊です。特に日本では、「コンサル信仰」みたいなものが根深くあるようだし、一読する価値はあると思います。
作者あとがきより
私が身を持って学んだ教訓を どの程度参考にするかは みなさんしだいであり、 私の提案をただ鵜呑みに してもらいたくはない。私はドグマ(定説)を 助長することはしたくない。本書を読んで下さった 読者のみなさんに 覚えておいていただきたいことは ただひとつ。
メソッドやベストプラクティスや ビジネスソリューションを 実行する前に、 それを実行したら どのような影響が出るかについて、 あらかじめよく考えることだ。他者がやっているからと言って、 それを実行することが 正しいとは限らない。
うん、こういう人ならコンサル受けてみたいなぁ^^ きっといい結果が出ると思います。コンサル選ぶ際には「この本読みました?読んでどうお考えですか?」と聞いてみると、いいかも(爆)
本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m
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