いじめ「逃げること」も必要です!

いじめ「逃げること」も大切

 

本日は『いじめ「逃げること」も必要です!』。

世の中、ちゃんと話が通じる相手ばかりではないです。

 

最近、ネットで

もし、あなたが今、いじめられていたら、とにかく逃げなさい

という文章が拡散されているとのこと(2006年に書かれた文章だそうです)。

 

逃げる前に「遺書」を書き、台所に置いて、学校に行かず、一日中、ブラブラして、大人達に心配をかけて、「死に切れなかった」と言って戻ってきなさい。

それでもダメなら、学校宛てに、あなたをいじめている人の名前書いて送って、そして、その学校から逃げなさい。

 

大人だって、会社が嫌なら逃げているのです。

逃げることは恥ずかしいことではありません。

逃げて逃げて、逃げ続けるのです。

 

大丈夫。この世界はあなたが思うよりはるかに広いのです。

どこかの山にも南の島にも、あなたが生き延びられる場所はあるのです。

とにかく逃げなさい。

出典:週刊SPA!「もし、あなたが今、いじめられていたら、とにかく逃げなさい」より

 

うん、これ、アリだと思う。

というか、親御さんこそこの選択肢を知っておくべきだと思う。

 

とかく、今のいじめは昔のそれとは違って、「何か気に入らない」程度で、いじめている方も、いじめられる方も「ワケワカラン」というのが多いようです。

いじめの場合、1対1ということはなく、大抵は「1対大勢」となって、数の論理で「1が悪者」にされることもよくある。

 

言葉による「教育」でなんとかなればいいけど、痛みによる「教訓」でしか分からない・変わらない子もいるのです。

そういう子は論理的に諭しても無理(=話が通じない)。

別の対策を考えないといけないわけ。

 

本来、いじめは「いじめる方が悪い」わけで、「いじめられる方」が対策考えないといけないのは本末転倒です。

 

でもね、そんな正論言ってるヒマあったら、ちゃんと子供が安心して学校行って勉強して遊んでこられるよう、親が率先して考えてあげないといけない場合だってあるわけ。

もちろん「戦う勇気」を教えることも必要です。それが出来る子ならね。

でも、「逃げる勇気」もあっていい。てか、そっちの方がもっともっと大切

 

ただ、順序的に言えば、これは「最後の手段」の意味合いが強いから、そこは間違えて欲しくないんですよね。

 

ちょっと嫌なことがあった程度で「すぐ逃げろ!」じゃないから。

「そういうことは不快です。」「そんなことをされると悲しいです。」「そういうことはやめてください」とはっきり言うことも大切です。

それがダメなら、まず親に話す。そして先生に相談する、それでもダメなら、親に学校なり教育委員会なりに話を通してもらう

 

でも、親も先生もダメなら、さっさと「逃げる」という選択肢というかオプションあっていいんですよ。

 

こういう場合の「逃げてもいい」というのはどういうことか?

それは・・・賢く生きなさいってことです。

 

いじめの問題もそうだし、過干渉や毒親もそう。

それは自分が悪いのではなく「周り(環境)のせい」だから、一時的に逃げるのはアリなんだよ。

真正面から立ち向かったり、我慢し続けることの他に、「逃げる」って選択肢があるんだよ。

それは恥ずかしいことじゃない。自分を大切にすることなんだよ。

 

あと、親御さんの立場で少々。

こういうことって、「話を大きくしない」とばかりに、内内で話を済まそうとするよね。

でもね、かえって話を大きくした方がいいってこともあるから、そこ、間違えないように。

話を大きくする(上役や司法の力を使う)ことで、早く解決することも沢山あるんだから、使えるようなら使っておけ、ということ。

 

でもって、こういうのって、結局コミュニケーションなんですよ。

学校では友人同士とか先生と。

家庭では親と子。

 

ちゃんとコミュニケーションが取れていれば何か兆候があればすぐわかるし、何か起こっても、必ずいい方向にいくものです。

コミュニケーション取れていないから、行くとこまでいって、つまり「問題が大きくなりすぎてから」どうしよう?ってことになっちゃうわけ。

 

ワタクシのところにも、こういった相談で来られる方がいます。

親御さんに「普段、ちゃんと親子で話できてます?」と聞くと、親は「はい、できてますよ^^」と答えるのですが・・・

でも、その横で、その子は「無言で親を睨み付ける」、、、なんてこともあります。

つまり親としては「コミュニケーション取ってるつもり」なんだけど、実際はそうじゃないってこと。

 

で、よくよく話聞くと、夫婦間でもコミュニケーションが取れてない、自分の親との関係もよろしくない。。。というオマケも付いてきたり(汗)

つまり、こういのを紐解いていくと、「降って湧いたようなこと」ではなく、「祖父母→親→子」のように、「家庭の問題の連鎖」であることが少なくありません。

 

だからこそ、ワタクシはお子さんの相談の際は、親御さんもカウンセリング受けてくださいと常々言っているのです。

 

もうちょっと深めて考えれば、こういう事態にならないためにも、子を持つ前に恋愛・結婚の問題を解決しておきましょうってことでもあります。

それぞれ独立した問題のようで、その根底では大きくつながっているのです。

親子関係、家庭の連鎖を断ち切れるのは、その問題に気付いた人だけなのです。

 

親から子へ、そしてその子供へ、「幸せの連鎖」創っていきましょう^^

 

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

らぶさん印

 

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