ハナタレナックス/子育てに心理学は必要?

最近「悩みや問題を解決するために、なぜ過去の親子関係を見直すのか?」ということを纏めています。そしたら、なんかタイムリーな感じで、「ハナタレナックス」でナックスメンバーのパパとしての一面を覗き見る「パパカフェ会議」なる新企画をやってました。

 

子育ての専門家として発達心理学のセンセイ出ていろいろコメントされてたけど、うーん・・・内容的にちょっと・・・って感じ。彼女のお子さんたちのことも紹介されてたけど、学歴が素晴らしいってことしか紹介されてなかった・・・たぶん、TVの演出上こうなっただよね。他にもいっぱいいいとこあるよね!?うんうん(汗)。

 

でもって、肝心の内容についてですが、結構違和感ありあり・・・アリオリハベリオ。

兄弟の性格・特徴について、「兄弟間の役割があって、上(兄姉)か下(弟妹)かでパーソナリティが決まる」とか。ホントか? うーむ・・・これ、「兄姉だから・弟妹だから」というより、やっぱ家庭(親)の影響の方が大きいでしょう。

というのも、子供の気質(特徴)は育っていく過程で結構変わっていったりしますし(たとえば、引っ込み思案な子が、部活に入ったら急に活発になったとか)、ホント大雑把すぎる分け方かな?と。

ちなみにワタクシ次男ですが、「らぶさんって絶対長男でしょ?」って長男キャラにしか言われたことないんですけどぉ~(。。;)

 

 

そして大泉さんの娘さんの話題。パパ(大泉さんに)何か言いたげだけど、なかなか言わない娘さんだそうです。パパ(大泉さん)としては色々話して欲しいけど、こっそりお祖母ちゃんには話をするとかで、ちょっとフクザツな心境そう。まあ、娘を持ったパパ特有の悩みなのかな?と思ったけど、ちょっと違いそう。

なんて考えてたら、これに対して発達心理学のセンセイは「父親との距離がある」「お父さん大好きだけど、心配かけたくないからでしょう」という答え。

 

ヲイ!ヾ(・ω・ )ちょっと待て!それでいいのか?

実の父親に(心理的な)距離があって、話したいけど話せない・・・これって問題じゃね?と、とっさに思ったけど、この方はそうじゃないんですね。ダイジョウブか?

 

でもって、その後に謎が解けました。大泉さんの父親はとにかく説明するタイプの人だそうで、大泉さんも良くも悪くもその気質を受け継いでしまったというか、染まってしまったっぽい。

というのも、その次の話題の「子供に「アリさんは土の中で苦しくないの?」と聞かれたら何と答えますか?という質問に対し、『きちっと説明をする』答えをされてましたから。

 

つまりは、大泉さんは以前から娘さんに何か聞かれたりすると、延々と説明していたのではないでしょうか。でも娘さんは「話がしたい」のであって、別に説明が聞きたいワケではない。なので父親(大泉さん)に対して話そうとしても、「またパパの説明始まったらヤダな」とお祖母ちゃんのところに行ってしまったのかと思われ。

解決のためには「その距離をどうやって縮めたらいいのか?」ってことになるけど、端的に言えば「ちゃんと話聞いてやれ!説明じゃなくて、話しなはれ!」ってことになるかね。

 

 

そして次の話題は【子供に「アリさんはどうして土の中で苦しくないの?」と聞かれたらなんと答えますか?】という質問。これに対してナックスの面々は・・・

森崎さん:どう思う?と聞き返す。
安田さん:ググってみたら?(自分で調べてみることを勧める)
大泉さん戸次さん:アリさんは身体が小さいので肺も小さく・・・土の中にも空気があって・・・(事細かに説明する)

という答え。これに対して心理学のセンセイは戸次さんに「パーフェクト」と大絶賛・・・そーかぁ?

 

確かに「子供だから説明しても分からないだろう」ではなく、ちゃんと説明することは大事です。でも、この場合どうなんだろう?

「ちゃんと見て確認する(現物無理なら図鑑とかでもいいと思う)こと」、「会話(キャッチボール)になっていること」、この2つが抜けちゃってますよね?(TV番組なので、もしかするとカットされているのかもしれませんが)。

なんか、いかにも男性的な答えに落ち着いてしまっていて、下手をすると「屁理屈こね回して無理やり納得」なんてことにもなりかねません。

 

ふと思い出したのが、TBS系の番組・「噂の東京マガジン」の『やってTRY』というコーナー。今は女の子に料理のお題を出して作ってもらうのですが、以前は男性に日曜大工やらせるとかありました。

その時は確か「男性に炭を起こしてもらう」というお題で、女の子連れたパパさんがお見事!という感じで、サクッと火を起こしてました。

 

その時、お子さん(女の子ちゃん)が横で見ていて、いろいろ質問したり話しながら火を起こすんですね。「モノが燃えるためには何が必要かな?」⇒「空気」。「じゃあ酸素をいっぱい送るにはどうしたらいいかな?」⇒風を送る(扇ぐ)、とか、「どういう形にした方がモノは燃えやすいかな?」とか・・・

『なぜこういうことが必要なのか』ってことを考えさせながら、実際目の前で見せているわけです。どうやって火を効率よく起こせるのか、ものすごく分かりやすくて、このお父さんスゲー!と思いましたよ。

子供ちゃんの好奇心を満たしつつ、考えることの大切さや、会話の大切さもしっかりと入ってます。もし子育てに正解があるとすれば、こういうのが正解なんでないかい?とか思うのですが、いかがでしょ。

 

心理分析で子供の心を理解して、子育てに役立てよう、というのも一つの手だと思います。でも、本当に子供の感性まで分析できて理解できるのでしょうか?というより、それを本当に「子供のために」役立てられるのでしょうか?

そして、子供自身のことより親の影響の方が圧倒的に多いわけですから、親の方が自分問題を解決していくことの方が大切ではないかと思います。この辺は纏めてから、記事にアップしたいと思います。

 

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)m心理カウンセラー・らぶさん印

 

ハナタレナックス/子育てに心理学は必要か?

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