「地震の教訓」の違和感

先日(7月1日深夜)は札幌でも久しぶりに地震がありました。札幌市では殆どが震度3~4で大事なくてよかったです。

まあ、東日本大震災を経験した身からすると(当時仙台にて直撃)、この程度の地震だと特に騒ぐほどでもないなぁて感じ。というのも、本震が震度6、そこから断続的に震度4~5の余震が断続的に続いたのを経験しているので、『このくらいなら大丈夫』ってのが体感的にわかっちゃうんですよね。

でも「慣れて鈍感になった」のとも違いますよ。震災前よりかえって敏感になっていて、地震だけでなく、ちょっとした揺れや変な振動にはすぐに気付く(警戒する?)ようになりました。いいんだか悪いんだか・・・

 

でもって気になるのが、時折見聞きする「地震の教訓をうんぬん」というハナシ。これにはどーも違和感ありまして、ずっとモヤっとしてました。先日の地震でふと何が違和感なのかに気付きました。

 

まず「教訓」とは『教えさとすこと。また、その教え。(大辞林)』という意味ですが、この「教訓」の使い方に違和感があったんですね。

具体的には「震災を教訓として、新たに防潮堤を作りました」とか「教訓を活かした街づくりをしました」などには違和感を感じないのですが、「震災の教訓を活かしてないからまた被害が出た、なぜ対策しないのか」というものに違和感を感じてました。

これは前提となるものですが、教訓とは「自らが学んだものに対して使う言葉」ではないでしょうか。そう、当事者ではなく第三者がケチをつけるというか「余計なお世話」的なものになっているから違和感を感じていたんですね。

 

それと、こういうのは主語が「私」ではなく「あなた」なんですよ。主語をつけると「あなたは東日本大震災の教訓を全く活かしていない(ダメ出し)」となるから、「おいおいおい!」って感じ。
←ちゃんと主語を付けて書きましょう&話しましょう。省略すると曖昧になったり誤解を生じやすくなりますよ!

そうじゃなくて「私は東日本大震災の教訓を活かして〇〇すべきだと思う(持論)」と、主語を「私」にすればスッキリして違和感ないわけです。

前者は「正義の押しつけ」でもあるわな。なんか『「私は正義」で価値観を押し付けてきたり、ダメ出ししまくる(プチ)毒親』と似たようなもんかも(爆)そんな感じで、私は前者の言い方は嫌いなので、後者の言い方にして欲しいですね(ってか、前者のいい方する人とは意見が合わないと思いますけどね)。

あと、こういうのは、「どんな(どこまで)対策すれば安全とか被害が出ない」なんて誰にもわからないから、結局『結果論』でしかなんだよね。こういう点にも、「なんか変ぢゃね?」って感じですごく違和感アリ。

 

ちなみに震災で言うと、首都圏の方が相当リスク高いと思うんだよね。京葉に石油化学のコンビナートが密集している上に、京浜京葉には火力発電所も集中しています。津波でタンクが破壊され、火災が発生したら東京湾は火の海と化し、まず手はつけられない。(東日本大震災の時にも津波で石油タンクが破壊され、火災が発生しています)

その上、首都圏は密集しすぎていて、外から自衛隊や消防が入り込めなくなり、脱出もままならない可能性も高い。危険度で言ったら首都圏の方が、危ないことこの上ない。もし東日本大震災クラスの地震が首都圏直撃したら、被害はハンパないだろうね。

実際、東日本大震災の時は首都圏の人で「何時間も歩いて帰った・・・」なんてことも聞いたし、そういう意味では、教訓活かすべきはまずは首都圏なんぢゃね?とか思うんですけど。けど、そういうことを、「教訓ガー」「教訓ガー」と仰せになる方々は一向に気にしないようで・・・不思議不思議摩訶不思議。

 

じゃ、シェルター用意しました~!これで震災対策ばっちり^^じゃないからね。シェルターはその場が安全でライフラインが寸断されたような状態なら役に立つけど、地震とか津波でその場自体が安全でなくなったり、当たり前だけど外出先で被災したら意味なし。

それに地震の研究が進んだとはいえ、地震予知に関しては「全く」と言っていいほど役に立たない。それと、確率的に言えば、地震被害にあうより、交通事故にあう確率の方がはるかに高いし、危険なんだよね。

 

つまり、いつどこで、どのくらいの規模で起こるのかわからないモノ(地震)に、単なる『結果論』で教訓教訓って騒いでも、的外れなことも多々あるよ、ってこと。

 

ちなみに、うちは東日本大震災の教訓活かして、拠点病院の近くに住んでます(万が一大きな地震が来ても、拠点病院や役所、警察の近くはライフラインの復旧が早い)。

何もしないのもアホウだが、騒ぎすぎるのもまた阿呆。そのへんは冷静考え、惑わされず、必要だと思う対策を取ることをおススメします。

「地震の教訓」の違和感

 

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