アダルトチルドレンはなぜ「固まって」しまうのか?
アダルトチルドレンは突発的なことが起こったりすると、「固まってしまう(フリーズしてしまう)」方が結構います。
簡単に言えば過去の出来事による「トラウマ」であり、同時に「固まってしまう」ことで自分の身を守ってきた面もあります。
人は攻撃され身の危険を感じた時にとる行動は、「逃げる」「戦う」「固まる(フリーズ)」のいずれかです。
実はいずれも「身を守る行動」です。
「固まる(フリーズ)」はまず、「恐ろしくて動けなくなる(逃げられない)」状態にあります。
もうひとつ、例えば過剰にヒステリックになったりDVするような親が怒った時、『それ以上ダメージを受けないようにするため』に『自己防衛で固まる(フリーズする)』ようになります。
逃げられないし、戦ってもはるかに大きいダメージを受けるので、『仕方なく』『何もしない』ことで『その場をやりすごそうとする』のです。
ですが、思考も感情もいっぱいいっぱいになって、「行動しない」ではなく文字通り『固まる(フリーズする)』になってしまうのです。
(つまりは、親の圧が強すぎ・大きすぎ)
そして、大人になってからも、毒親のヒステリックな怒りだけでなく、毒親と似たような人・同じような場面に遭遇すると、無意識にフリーズしてしまうのです。
その対策としては、過去の心の傷を癒し、トラウマを解消してあげることです(毒親と似たような人への苦手意識もなくなります)。
余談になりますが、「固まる・フリーズする」で少し驚いた話を。
「固まる・フリーズする」のを『何も考えてない』『楽だからやっている』と決めつけてしまう心理学もあるそうで・・・
←「固まるお前が悪い」ってことなのか???
そこでの解は「怒りを出して本音を言う」とのこと。
おそらく、うまくいかない原因を「怒らないから」としているのでしょう。
もちろん、それが合えば(効果があれば)いいんですが・・・
ですが、アダルトチルドレンは「怒らない」じゃなくて、心が傷つきすぎて(怒りより悲しみなどが大きい)『怒れない』のです。
また、自責タイプのアダルトチルドレンに無理に怒りを出させるのはデメリットが大きいです。
無理に出した怒りが自分に向いて自分を傷つけ、悲しみを大きくしたり・・・
余計に自分を責めたり、自己否定を強めてしまったり、と拗らせてしまう可能性が高いのでおすすめできません。
この他にも「固まる(フリーズする)人をディスる」トンデモ心理学もありますので、お気をつけください。
「固まる(フリーズする)」のは、何か心理的原因があります。
アダルトチルドレンの場合、まずは『傷ついた心を十分に癒やす』こと。
それから怒りについて対処した方が安全かつ、解決の近道となります。
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