人生の意味と目的

人生の意味と目的

 

 

あなたは「人生の意味」「生まれてきたの目的」とは何だと思いますか?

 

私は、人の本質とは「愛と自由と可能性」であり、人生の目的とはそれらを使って「自分らしく生き、様々な経験を通して幸せになること」と考えます。

人はその時々の状態に応じて、これまでの人生(経験)に主観的な「意味」をつけますし、これからの人生にも同様に意味をつけるものです。ですから、人生の意味はその時々や状態、経験によっても変わります。

例えば人生うまくいっていない時には「最悪」としか思えなかったものが、事態が好転してくると「あの経験があったからこそ」みたいに、その時々の状態によって意味付けが変わってきます。ですから、人生に「意味があるかどうか」ではなく「意味をつけるもの」、それも「この世の最後に総括として意味を付けるもの」なのです。

 

つまり人生の意味も生まれてきた目的も、最初から決まっているものではありません。もし目的や意味があるのなら、物心つく頃には誰もが分かるはずですし、もちろん迷う人もいないはず。さらに人が自由に考え行動できるというのは、その意味や目的が変えられることを意味しますから、極めて不自然です。

人は誰もが自然な流れとして「幸せになる」方向に向かいます。だから、これが大まかな目的であると言えます。同時に「何をするか」は自分で自由に考え決めるものです。だから、何があろうと、最後の瞬間に「あ~楽しかった♪」と言えるように(意味をつけられるように)するのが「人生の目的」なのだと思います。

ちなみに、目的を持ち意味をつけることで幸せを感じたり、それが力になるのであれば、ぜひそうして下さい。そうでなければ「今は考える時ではない、後でゆっくりと答えを出せばいい」ということです。

 

職業柄、心理カウンセリングを多くの方にさせて頂いていてよくわかることがあります。

それは、人生なにかと「うまくいく人」と「うまくいかない人」がいますが、うまくいかない人は根本的に「愛と自由と可能性」の使い方を間違っていることが殆どだということです。 うまくいかない人は『自分を愛する(大切にする)』をしていませんし、自分の自由を使っていません。さらに可能性を否定してしまっています。

「愛と自由と可能性」とは「あなた自身の内なる光」ですから、その光の輝きが失われてしまっているようなものです。しかし、あなたの中のその光は生まれた時からこの最後の時まで、一瞬たりとも失われることはありません。そして、未来に向って素晴らしい人生とする原動力となるものであることを忘れないでください。

その光を信じ、囚われることなく、あきらめることなく、為すべきことに力を尽くせば、道は自ずと開きます。でも、それは「自分一人の力」だけでは、過酷なほど辛くなってしまうこともあるのも、また事実です。

 

さらに、時に行き過ぎた愛情が、時に自由や可能性の大きさが、人生を難しく悲しいものに変えてしまうことがあります。だからといって、分からないから、悲しいことが多いから、といって人生の歩みを止めてしまっては何も変わりません。それは意識だけが過去に留まり続けることになり、常に未来に向かおうとする「本当の自分」との葛藤で苦しくなってしまうのです。

恋愛・結婚、仕事、人間関係etc問題だらけでうまくいかず、自分の中の「愛と自由と可能性」が無くなってしまったとか信じられないと感じる時もあるでしょう。でも、それはは単に「今は見えなくなってしまった」でしかありません。その時、あなたがどう感じ、何を選択したとしも、どれも間違いではありません。

 

たとえば、理不尽には怒るのが人間です。ただ、その理不尽に対し、どう対処していくかによって人生は変わっていきます。不平不満や愚痴ばかりで何もせず、ただ他人や自分の人生を呪い続けるのか・・・? それとも、自分の人生は誰のものでもない自分のものだから、自分自身のために問題を解決し人生を変えようとするのか・・・?

あなたはどちらを選択することができます。つまり、どうするかは誰でもない「あなた自身」に委ねられているのです。

 

「本当のあなたはそれでいいのですか?」

 

「それは、本当にあなたがしたいことなのですか?」

 

この世界では、例外なく「どうしたいか」を考え行動しない限り、何も変わりません。もし神様がいるとしても、神様は無条件の愛と自由ですから、何事にも「よきにはからえ」と大きな愛で見守り、人の自由を奪うような干渉をすることは決してないのです。

そしてもし、先ほどの問いに対する答えに迷ったりNOであるとしたら・・・

考え方や気持ちを整理したり、心理カウンセリングを受けたり、休んだり、必要に応じて適切なことをすればまた光が見えるようになりますし、信じられるようになります。そして、それは自分を大切にすること(自己愛)であり、自分の自由を使うことであり、自分の可能性を再確認することに他なりません。

 

21世紀は「心の時代」とも呼ばれ、人にも何か大きな変化(変革)があるとも言われています。私はもし人に変化が起こるのなら『一人ひとりが本来持っている力をフルに発揮し、本当に自分らしく生きるようになること』だと考えます。そのために必用なのが自分自身の中にあり、誰もが持っている「愛と自由と可能性」をフルに使うこと。それによって経験や知識、特徴が「強み」となって発揮され「自分らしさ」になっていくのです。

 

この世には人の数だけ「願い」が存在します。本当のあなたは何を望み、その心に何を願いますか?

誰もその答えを与えてくれる人はいません。もし与えてくれる人がいても、それは「あなたの願い」ではなく「その人の願い」なのです。誰かの願いと同じだったり、共有することはあっても、あなたの願いはあなたが決めなくてはいけません。それより、答えを与えてもらう方が楽に見えることでしょう。

しかし、現実には「答えを与えてもらう」というのは楽に見えて、誰かの言いなりになったり、時にコントロールされてしまうことにつながります。あなたは答えを与えてもらう代わりに本来の力を奪われ、いつまでたっても成長しないのです。ちなみにカウンセラーも答えを与えるのではなく、「答えを楽に早く見つけられるようにサポートする」のが役割です。

 

かといって「自分で答えを見つけ出す(判断する)」というのは、時に不安になり、辛いもののように思うかもしれません。しかし、それは「全て一人で解決しよう」と思うから、そう感じてしまうのだけなのです。実はこちらは「人生(幸せ)を創造すること」であり、この上ない喜びや充実感、力強さを与えてくれる道なのです。

本当に自分らしく生きている人、自分なりの幸せな人生を生きている人は、例外なく後者です。

 

間違えていけないのは、「答えを出すのは自分自身」ですが、「誰にも頼ってはいけない」ではないんです。必要なら助言なりカウンセリングなり求めていいのです。例えばカウンセリングなら「一人で解決するには難しい問題」の解決をサポートすること、その労力やリスクを最小限に抑えることです。何よりもあなたの本当の力(愛と自由と可能性)を取り戻すことがカウンセラーの真の役割なのです。
※本来カウンセラーだけでなく、セラピストやコーチ、コンサル、占い師など、悩み解決に携わる全ての者(相談業/援助職)に言えることです。

 

もし、人生に迷ったり、うまくいかないと感じた時、それは再び「スタート地点」に立っているようなものです。そこからまた始めればいいし、何度でもスタート(チャレンジ)できるのが人生です。それは何度でも始めていいし、疲れたら一旦休んでもいい。幸せになるよう人は生き、未来に向かうのです。

あなたは「あなただけの願い」を叶えるために、今、生きています。結果的にそうなるとしても「誰かの願いを叶えるため」ではないのです。

そして私の言葉は「私のもの」であり、誰かの言葉は「その人のもの」でしかありません。あなたはあなた自身の言葉(行動)で人生を紡いでこそ、「自分らしい幸せな人生」に変えることができます。もしそのために私が必用なら、全力でサポート致します。

 

最後に、人生そして心の問題は必ず解決できます。そして人生を楽しむこと、幸せになることこそ人生の意味であり、生まれてきた目的です。もし、今「人生楽しくない・・・」と感じていても、それは必ず変えることができます。あなたは幸せになる権利、そして人生を楽しむ義務があることを忘れないでください。

その真偽は誰かの言葉に惑わされることなく、どうかご自分の目で確かめて下さい。そして、幸せな人生を創っていきましょう。

 

 

本日もブログをお読み頂きありがとうございましたm(_._)mらぶさん印

 

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